2003/10/22 - 2003/10/26
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こまちゃんさん
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爺ぃさんの知名度が高まるよう色々活動をしていますが、でもメジャーになると言うより、お客さん達と一緒に喜んだり驚いたりする事を楽しんでいるような感じです。その中で、今回一寸大きなイベントに挑戦してみました。
浙江省義烏で行われる『義烏国際小商品博覧会』。5日間の開催期間中で、世界各国100カ国以上の国から50万人もの人が訪れると言う、あの広州交易会の次くらい規模が大きく有名な展示会。
地元の人でも取りにくいと言われるブース。確かに結構努力はしましたが、よそ者の我々、何とかブースをゲット!!
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16日から義烏入りし、20日の搬入まで調整。
21日は館内清掃で前者立ち入れないので、20日1日だけでブースを仕上げなくてはなりません。
広告代理店には頼まず、全て自分たちでやりました。 -
広州から爺ぃの息子が、莎車からは1ヶ月前にも来ていた林業局の小父さんが、北京からトンボ返りで参加してくれました。
他のブースはかなり簡単仕上げ。右隣はもう終わっています。左となりはまだ来ていません。
朝一番、会館と同時に入館し、材料が到着後取りかかりました。
さあ、4人でブースを仕上げて頑張ろう!! -
フラワースタンドまで余った木切れで自作。
見よ!このハンマーの高速動作!!
あ、室内撮影だから当然か。。。(~_~; -
昼食は、町まで走ってKFCを自分で買ってきて食べました。
コレでも結構お腹がいっぱいになります。
開催中は弁当売りが来るので、取り敢えず問題ない・・・? -
食事も終わり再開。
内装はコールテン生地で覆い、その上から絵を掛ける為に、布の後にはフック用格子が立てかけてあります。 -
搬入中の爺ぃの作品。
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「ChinaART」のロゴ・プレート。
今回のために作りました。 -
まだ飾り付け待ちの壁。
先にスポットライトをマウント。
実際はライティングは2個までと決まっているのですが、爺ぃ得意の係員丸め込み戦術で、我々は自由となりました。 -
大型作品の展示。
ロゴの下にバランス良く掛けたかったが、肝心の正面中央部に電気計器ボックスがあったため、左側にずらさざるを得なかった。
後ほど全体図が出てきますが、一寸バランス悪い・・・ -
完成!
一息ついてカタログを確認中。
今日はこれでおしまい。
明日は館内清掃でオフになるので、東陽へ木雕(木彫り)見学へ行ってきます。 -
22日朝。
義烏の知人がサンプルを置きたいと言う事で、場所を空けて上げているところ。
大きな絵の額をあつらえてくれた人だし。 -
正面で開会式開始。
見張りが必要なので爺ぃが居残り。
スーツで決めて、その意気込みが感じられる。 -
開会式が終了し、沢山の人が玄関に押し寄せてくる。
国際博覧会の門票は50元。。。 -
我々の芸術関係は「A」区ゲート。
人が途切れず押し寄せてきます。
溜息。。。 -
色んな方向から見てみましたが、どこもかしこも人、人、人。
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これは会議展覧中心を裏手から写したもの。
でも、どっちが正面か良く判らない建て方。
こちらは、中央に正面玄関があるだけ。
逆側はA,C,Eの大型エントランスがあり、中に入ると、B,Dへの連絡門が有る。F区は屋外特設ブースで、ぬいぐるみなどのオモチャ関係。 -
こちらは、真ん中の国際大企業のブース「C」区入り口にあるモニュメント。
2階にはカフェもあって、流石9年目を迎える展示会。 -
同じく逆側から見た所。
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C区裏手から入った所。
ここは大企業専門ブース。床から丸ごとセッティングされているブースが並んでいる。
羨ましい・・・ -
そこの広角図。
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さて、我らの爺ぃの奮闘記です。
大抵こんな感じで人が群がる。
煙の立ち上る作画、みんな口を揃えて「初めて見た」と言う。 -
スーツを脱いで更に頑張る。
用意したカタログの捌け具合も結構凄い感じ。 -
一人、お客さんがオーダーしている所。
大きめの紙に、家族の干支で描く「全家福」。
中国では、この「全家福」を飾るのが縁起担ぎのようです。 -
毎日の帰りの様子。
開催中、館を出る時間がお客さんと重なる。
なのでタクシーが拾えない。上海の雨の日よりもひどい。
ピストンバスも有るものの、それも押し合いへし合いで大変。
どんな人が居るか判らないので、用心をして使わない事に。
え、どうしてかって?あ、スリが多いから。。。
そこで有効なのがこの三輪リヤカー。
このような自転車タイプもあるが、オートバイもある。
4元。
この立派な格好をした小父さんが乗っているのを見て、他の外国客も乗り始めた。
3日目はこの三輪車さえ掴まえにくくなってしまった・・・ -
会場と町の間の街並み。
これに乗っていると、タクシーでは通らない脇道を使ったりしてくれるので結構楽しい。 -
翌日、翌々日・・・
ブースの様子写真をまとめて出します。
これは大きな瓢箪に火筆画を施したもの。
中々人気の商品。
右の梟は、爺ぃ自作の工芸品。
絶対に売って呉れません。
自分で作ってお気に入りだそうです。(@@;
日本から持参したオーディオのスピーカー。アイワ最後の傑作で、小さいながら良い音します。
ブース内には、3CDチェンジャーを使って、BGMを静かに流しています。 -
今回の新製品、中国結を付けた竹板に作画する物。
既製品でも出回っているが、はんだごてで書いた作品とコレとは、はっきり言って比べものにはならない。
中国結びも厳選した良質の物に付け替えている。
(業者任せでは、いくら言っても安物しか使わない事が多いから) -
ここからは一寸爺ぃの作品紹介。
犬と竹梅、双犬。
コレも爺ぃお気に入り。 -
獲物にターゲットを付ける鷹。
青山無尽。 -
獲物を凝視する鷹。
鷹視。 -
魚の絵は、題して春来水暖安楽。
-
佇む鷹は、題して雄風。
-
羽ばたく鷹は、題して鷹撃長空。
写真に撮っていた作品はこれだけ。
鷹が多かったですが、その他もこちらで観られます。
http://www.chinaart.jp/cataloge02_hifude.htm -
また、爺ぃの作画風景に戻ります。
コレは栞です。
お客さんに干支を尋ねて、その干支をどんな風の描くか話し合いながら、自分だけのオリジナル栞の完成です。 -
爺ぃが用足しに行っている間、外国人さんが来ていたので、爺ぃの息子が字を書いて差し上げた。
彼は絵は描けないけど字は中々のもの。 -
26日午後2時、展示会終了。
ひとまずお疲れ様でした。。。 -
まだ残っているのは後片付け。
準備したら必ずついて回るこの作業。
昨日思いがけず、庫爾拉(コルラ)の公安をしている爺ぃの友人が、偶然浙江省に出張出来ており会う事が出来ました。
その人も参加してスムーズに片付く。 -
関係ない人が見ていたりするのも中国。
全然人の事を気遣いません。 -
布の後に隠してあったネットは左にあるこれ。
購入する時、知らないお客も必要だったのですが、値段に不満があって買い倦ねていた。
そこへ我々が来て7枚買った時、爺ぃが、「これ、義博会が済んだら要らないから、半額で良いから引き取る気は無いかい?」と尋ねると、3,4日後だったら間に合うので、意気投合してしまう。コレで我々も費用軽減!
爺ぃの機転には感心するのみ。 -
義烏の総合卸問屋・国際城「福田市場」の正面全景。
ここが博覧会場と言われても、疑う人はないでしょうね。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ジュリままさん 2006/06/13 11:20:01
- すごい!
- こまちゃんさん、こんにちは!
爺は芸術家だったんですねー
初めて知りました!
鷹の絵、すごいですよー!
ちょっと感動・・・
エルモは私も子供の頃、見た記憶がありません・・・
クッキーモンスターが一番好きだった!
そしてアーニーにおちょくられるバートにちょっとイライラしてました(笑)
そーいえばカウント伯爵って名前も知らなかったなー
そーそー!昨日足マッサージに行ったんですが、
そのお店のロビースペースにはお茶を飲みながらのんびりできるよう
猫とかの写真集がおいてあるんですが、
昨日はな----んとウサギの写真集があったんですよー!
子ウサギとか、あのふわふわした体がまるくなってるのとか
仰向けで無防備に寝てるのとかマジかわいかったっす!
ちょっと写真集ほしくなりました・・・
ジュリまま
- こまちゃんさん からの返信 2006/06/13 14:19:22
- RE: すごい!
- そうです。絵描きさんなんですよ。
しかも、世界でこの人だけが、この工具を使って描けるんです。
工具が特殊で、彼が発明し特許申請したものなんですね。
中国では、コピーが大手を振って歩いているので、彼が5星ホテルで3年間
作画活動していた時に、多くの中国人が写真を撮ったりして工具の様子を
盗んで行った人も少なくなかったそうです。
真似した人が、自分が創始者のように言って作画している人もいますが、
登録証を持っているのはこの人だけです。
上海豫園にも一人居ますが、そこの民芸街の責任者が、「凄いですね。その
工具はどうされたんですか?」って尋ねたら、「広州のガーデンホテルで
描いている人のを見て、写真を撮って真似て作った」って言ったそうです。
爺ぃとその責任者は知り合いで、その話を知った爺ぃが豫園へ行って(普段
は上海に居ますので)その人の店前に立ったら、その人、青い顔して焦って
いました(こまも同行していたので見た)。(~~;
でも爺ぃは、相手に会釈して微笑んで、「調子はどう?」と聞き、相手は
「ええ。まずまずです」と答えた。
爺ぃはその人に「がんばってね」と一言言うと、そのまま帰ってしまった。
訳を聞くと、「高齢者だし、今更取り上げてもアレで孫や子供に何か買って
やったりしているだろうからいい」と言っていました。
日本のように、曲のフレーズが一寸似ているからと言って、目くじら立てて
訴える姿勢とは全く違って、何とも大らかな対応ですね。有る意味、相手も
感動したでしょうし、その人なら「自分の」とは言わず、「広州の火筆大師
の伝承」のような感じで言うのじゃないでしょうかね。
日記やHPで「画家爺ぃさん」と言っていたのを「爺ぃ」と呼ぶように
なり、旅行記にはそれしか書いていなかった事に気付きました。
今度からは、旅行記の最初では「画家爺ぃさん」と書いてから、
略して書こうっと。
C is for Cockie! that\'s good enough for me! YAH!(by Sesame-st fever)
(こまんちにレコードがある・・・(~~;ゞ)
こま
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