1997/06/27 - 1997/07/09
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ジャクリンさん
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1997年6月27日〜11日間を 紅海シャルム・エル・シェイクのダイビングをかねてのエジトプト遺跡巡りをした懐かしい思い出が有ります。今回、記すことに決めたのは、カイロの考古学博物館内は撮影禁止になっていると聞いたからです。 私が行ったときは、ストロボは禁止されていましたが、ミイラ館以外は撮影出来ました。
この頃はダイビングに夢中になっていて旅行もダイビングが主体でした。エジプトの紅海で潜ることに憧れて思い切って妹と2人で行くことに決めたのでしたガイドはカイロ以外は現地の人でした。英語もほとんど分からないのに 今思うと随分無鉄砲でしたね でも今では懐かしく もう二度とはできない経験です。 ダイビングも、あれもこれもと大物がいちどきに現れ感動しましたが・・・エジプトの遺跡巡りは更に感動の連続でした。帰国してからもしばらくの間は古代エジプトの霊を連れて帰ったんではないか?と思うほど魅せられていました。
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3大ピラミット 向かって左から
メンカウラー王 カフラー王 クフ王
カフラー王のピラミットは周囲より高い台地に
位置し頂部にはトウーラ産の良質の石灰岩製
の外装石が残っています。 -
東側上空から見た大スフインクスとカフラー王ピラミットです。
スフィンクスは長さ訳57m高さが訳20mという大きさです。
ピラミットの石を採掘した際に出来た小山を彫刻したそうです
スフィンクスは砂に埋もれていましたが トトメス四世が王子の時
夢のお告げに従い掘り出しました。お告げの通り王位に就いた事を
記した石碑がスヒンクスの前足の間に置かれています。
講談社世界遺産 2 から引用 -
スフィンクスの後ろ姿
-
フク王のピラミットの玄室内部とクフ王
の石棺です。5.2mx10.8m、の部
屋に粗末な石棺が蓋も無く置かれてい
ます。5.8mの高さの天井は1枚50ト
ンの花崗岩9枚で水平に出来ています。 -
フク王のピラミットの南側で1954
年に発見されました。 長さ31m
深さ3.5mの竪抗に解体されて納
められていました。此の西隣にも竪
抗が有りもう一隻が発見されそうです。
その後どうなったのかしら?? -
ピラミットの中の通路は狭くて低いので腰をかがめて
此の階段を登りました。 -
ラクダに乗ってラクダ〜楽だ〜
本当はラクダが立ち上がる時前
に滑り墜ちそうで 凄く怖かった!! -
カイロ市内のナイル川沿いにある
エジプト考古学博物館を訪れました。
古代エジプト時代の世界に誇る
超一級の秘宝が収蔵されています。
手前の緑の木はパピルスです。
写真を撮るために(30LE)を支払って
入館しました。 -
館前のスフィンクス像
-
古代エジプトの遺物はすべて此処に有るそうです
博物館の地下室にはまだ整理されていない財宝が沢山
有ると言う事でしたが、・・・ -
紀元前3000年頃最初の第一王朝と呼ばれる上下エジプ
トを統一したナルメル王のパレットです。此のパレッ
トには王がエジプトを統一した事を伝える構図が両面
に描かれています。
第一王朝と第二王朝を初期王朝時代と呼ばれ政治や経
済など国の基礎が築かれたそうです。 一年を365日と
する歴や象形文字ヒエロ グリフは既にこの頃大系が出
来上がっていたらしいです・・・ 凄いですね・・・ -
裏側
-
表側
-
(博物館内の財宝の数々)
この大きな箱はツタンカーメンの
第一の厨子です。金箔と青の色の
鮮やかさに見入りました。
第18王朝のツタンカーメン王墓は
1922年イギリスのハワード・カーターに
よって発見され2000点近い宝物が発掘されたそうです -
ツタンカーメン王は紀元前1350年頃エジプトで生れ、
9年間王に在位し18歳という若さでこの世を去りま
した。 僅か9年の在位の間、当時異端しされていた
アマルナの信仰を廃止に追い込んだと言う功績が有り
ましたが認 められず後継者の王達により歴代王名表
から彼の名は消されていました。お陰で強大なファラ
オの墓の様に荒らされずに、発見された時は手付かず
の侭の宝庫でした。歴代の王に比べ陰の薄い此の少年
王が遠い未来に最も有名な存在になるとは当時の人は
想像もしなかった事でしょう。・・・・
-
これはツタンカーメン王(トゥトアンクアメン)
のミイラが被っていたものです。少年王の
ミイラは上品な顔だちで耳にはリングの穴が
あります。額には王権の象徴の禿鷲とコブラ
の飾りがあります。 -
ツタンカーメン王のミイラ型棺はは3重になっていて此は第2のものです。木棺の上に
金箔が張られ色ガラスや貴石で飾ってあります。王はオシリス神として表現されています
写真は有りませんが第3の棺は厚さ2.5〜3.5mmの22金の板で打ち出されて
いるそうです。豪華でしょうね・・・ -
ツタンカーメン王の黄金製のカノプス厨子
と天蓋です。摘出された王の内蔵は黄金
の小型人型棺、カノポス壺アラバスター製
厨子、更に此の木製金張りの厨子と4重の
構造の中に収納されていました。厨子の周囲
には4女神が腕を広げて内蔵を保護しています。 -
ミイラ作りでは、脇の下に切り口
を入れ内蔵を取り出し、肝臓 胃
肺 腸 に分けて、それぞれ
カノポスに納められていました。
担当の壺を守っているのは
ネイス イシス セルケト ネプシス
という女神だそうです。 -
ツタンカーメンの黄金の王座
金と銀の板で作られた王座の背もたれです。王宮での王と王妃の姿が描かれています。
頭上には太陽が輝き光線の1つ1つが生命の鍵アンクの印となり王と王妃に降り注いでいます。
黄金の上に埋め込まれた赤や青のガラスが光輝いて豪華さを引き立たせています。 -
王座の前にはライオンの頭部が飾られていて下に伸びた足は大地を力強く踏みしめています。
-
肘掛けには王の名が刻まれています。
-
等身大木造ツタンカーメンの立像。
黒いニスが塗られ要所に金箔が
施されています 黒い肌は強い
男性の意味が有ります。もう一体
あり王の玄室を守る様に入り口の
両側に立っていたそうです。 -
冥界の使者、死者の守
護神アヌビス
目は黒曜石、爪は銀です
アヌビスは
古代エジプトでは神聖化
されたジヤッカル(山犬)です -
死者の臓器を取り
出しミイラにします。 -
-
隼の胸飾り
-
ウシャプティと呼ばれる副葬用
小像です。来世で蘇った王が自
分に変わって豊作の業をつとめ
させようとした物です。 -
ツタンカーメンの
チャリオット(戦車) -
ツタンカーメンの副葬品の中でも此のアラバスター製
の香油入れは特に技術の優れた物です。
女王ムトネジメトと女性2人が天蓋のついた船室の有
る船に乗っています。船首と船尾には山羊の頭が見ら
れます。細かい細工で金箔や色ガラスがはめ込まれ素
晴らしい作品です。アラバスターの感触も魅力の1つですね・・・ -
古代エジプトの彫刻の中でも傑作とされるラヘーテプ
とネフェルトの座像です。4500年も経っていると
はとても信じられない程鮮明な像に驚かされます。 -
男性はヘリオポリスの大司祭ラヘーテプです。
-
タイトなマントに身を包んでいる女性は妻のネフェルトです。
-
ハトシェプト女王
大きな像で付ひげ
をしています。 -
アラバスター
製のランプ -
動物を模した
カノプス容器 -
猫のミイラ
古代エジプトではへ湖は神の使いと
され崇められていました。 -
チュウヤの黄金マスク
((余談ですが・・・))
館内はストロボ禁止でした。
私の近くで誰かが ピカッ!!と光らせました。
突然 大男の怖い監視兵が私のカメラを取り
あげたのです。
私じゃないのに・・・・現地のガイドに言って
返して貰いましたが、恐ろしかったです・・
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