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中国硬座無座深夜特急の旅の巻き

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2005/05 - 2005/08

43195位(同エリア45600件中)

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gogofuji

gogofujiさん

 深夜特急と聞くとなんとなくロマンチックな感じがするかもしれませんが現実は****
 成都からゴルムドへと寝台列車で向かいそこからチベットをめざすはずがなにをとち狂ったのか敦煌がゴルムドの近くにあることに気がつき、といってもバスで10時間かかるけど、のが運のつき。そういえばゴルムドから闇バスでラサに向かう場合検問に見つかるかどうか運しだいだそうだが、この手の運は俺の場合最悪で何故か警官どもにつかまちゃう傾向にあるのでゴルムド闇バスあきらめ、カシュガル方面からのトラックにてアリ経由でラサに行くことにきめたのだが、カシュガルでビザ延長の関門をどうやら突破できそうと安心したのもつかの間カシュガルはおろかウイグル自治区全域でキャッシュカードでお金が降ろせないことを知り、このままでは西安ぐらいまで戻らなきゃなりそうなのである、トホホ。
 話を戻すと、ゴルムドから敦煌へのバスに乗るにも公安の許可書が必要で泣く泣く50元払い、敦煌行くも遺跡は100元約1400円の価値はまったくなく、思えば過去にも敦煌行く機会があったはずなのだが100元の価値はないと聞いて行かないことに決めていたはずだった、敦煌の砂漠も入場料80元もかかることを知り1人で行っても面白くないので入り口で引き返すことになる。
 まったく無駄足だった敦煌だが、さらにハミ、コルラ、アクシュ、などいままで素通りしてきたシルクロードの町をよりながらカシュガルへ目指すことにきめる。まあ結果としてはどこも中国の他の都市と変わらない町並みになってしまい趣みたいなのはまったくなくなっていたが、それでもまだ市場ではウイグル人ウイグル語90パーセントの世界が展開されていたのが唯一の救いだったけれども。
 ところで今回はシルクロードの旅を列車にて行ったのですけれど、どんなものだったかというと****
 ハミからコルラまで深夜便で行くことに決めるも寝台はすでになく、手に入れた硬座も切符をよく見ると無座ではないか、ひえー。硬座車両といえば阿鼻叫喚の世界が展開されていることで有名で、硬い椅子に座り続けるだけでも苦痛だというのに無座ともなればどん苦痛がまってるのかを想像しながら駅に入るもいきなり駅員に呼び止められ中国語でまくしたてられ、俺が外人だとわかるとしっしっと手を振ってあっちへいけと指図され気分は最悪になる、ベンチで待ってるとばかでかい布団をかかえたじじいがうろうろしてたりと、これから先起こるであろうバトルの世界が想像できてちょい憂鬱になる。案の定ホームに列車がくると乗り口には人が殺到して降りようとする客は「お前らどけ!」とどなるもそれでも乗り口に殺到し続けるひとびと、俺はすいてそうな車両をめざすも、俺が乗ろうとすると車掌は「お前はもっと先の車両から乗れ」という気まぐれな指示をしやがる。
 やっとこさのりこんだ車両は意外や意外、がらがらで、ほとんどの客が3人席一人占めして横になって寝ていた。
 てなわけで思った以上に楽でした。ちゃんちゃん。
 他にも、ハミで日本人の知り合いがいるというパン屋のお姉さんにあって日本の歌を聞かせてもらったり、アトッシュ行きの列車でピアノ引きの兄さんに列車を降りた後彼の家まで行きそこからホテルを探しあるいたり、音楽学校の学生たちの写真をとってあげたり、旅人のじいさんと筆談かわしたりと色々あったのですが、まあそれはまた別の機会てことで今回はこれまで。

 

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