2005/10/09 - 2005/10/09
807位(同エリア966件中)
おむさん
【世界遺産★チェスキークルムロフ】
ここは、もう言わずと知れた世界一美しい町とも言われる
チェスキークルムロフ!
このサイトでも大変多くの方が素敵な旅日記を書いてるので
あえて、美しい景色ばかりではなく、裏道の朽ち果てた
建物や、私なりに歩いて心に残った写真をいくつか・・。
プラハ同様、日本人観光客もかなり多くにぎやかな観光地
でしたが、夕方近くになると、くもの子を散らしたように
町は静まり返り、夜は夜で別の表情を見せる町。
そういうギャップも楽しめてよかったです。
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【チェスキークルムロフ到着】
プラハフローレンツバスターミナル11:00発のバスに乗り、バスに揺られる事約3時間半。
(この日は日曜日、バスの本数がかなり少ない)
旧市街に近いSpicakバス停で降りる予定のはずが
到着してみるとそこは、終点バスターミナルだった。
予定外の到着場所にオロオロするも、なんとなく一緒に降りた人達の後ろを付いていく。
少し小高い坂の上から、よく写真でみるあの中世の
街並みが広がってきました。 -
【Pension DANNY】
宿泊したペンションです。ブディェヨヴィツェ門より歩いて3,4分、道りに面して建っています。
日本からHPなどを見てメールで予約して行きましたが予想以上に外観も内装もかわいらしいペンションで、感激・・
ツインのシングル利用、シャワートイレ、TV付、朝食付で約4000円位。
オーナーと思われるおばさんや、綺麗なお姉さん
みんな親切で英語も喋れます。
すごくにこやかで温かく迎えてくれ、旅の疲れと
前日の宿の無愛想さによる気疲れが癒されました。
下はレストランになっており、是非夕食を食べたかったのですが、18時で閉店してしまったようでした。 -
【城の塔】
この時期、16:30までの入館という事もあり
少々急ぎ足で、ここを目指す。
(クルムロフ到着時点で14時を回っていた)
この塔はルネッサンス様式ということもあり色鮮やかで今まで多く見たゴシックとかアールヌーヴォーなどとは一味違い派手な印象を受けた。
私が登る前に日本人団体がドヤドヤと登って行ったので若干時間差をおき入場する。(35コルナ) -
【城の塔より下界を望む】
はぁ〜やっぱ高い所から下を眺めるこの満足感!
たまりません、やみつきになります。
なんなんだ、この絶景は?!
さすが世界遺産に登録されるだけの事はあると納得。
オレンジの屋根っていうのが大正解ですね。
この屋根がもしも、日本の瓦屋根やグレーとかだったら、この風景は生まれないだろうな・・(当たり前)
色のセンス最高です。 -
【紅葉した木】
ちょうどこの時期山々や木々が紅葉し始めているようで、ほんのり葉がオレンジや黄色に染まっており
町を彩っていました。
ニクイ演出だなーまったく! -
【高見の見物】
私は高い所から、下を歩くごま粒みたいなちっちゃい人間を眺めるのも楽しみのひとつ。
普段、ゴマな様な私の気持ちが大きくなる一瞬。 -
【クルムロフで見かけた花】
城の庭園を向かう植え込みで見つけた花。
よく見ると、赤ぽい花びらの中にさらにクリーム色の
ハナビラが重なってる。
なんていう花なんだろう?
到底日本の日常の喧騒では普段気づきもしないような発見。
旅でのこういう心の余裕がまたいいっ。 -
【城の庭園にて】
私は、クルムロフ城の見学はツアーでしか入れないという事をすっかり忘れており、バカみたいにうろうろ
城の入り口を探し回っていた・・。
「なんだかなー観光地のくせに入り口が分からないなんて不親切よねー」
とか一人でぶつぶつ言いながら・・
歩いてる内に、緑のまぶしい城の庭園へと出た。 -
【ヴァーツラフの地下室ギャラリー】
結局城のツアーチケットの事は理解したものの
すっかり歩き疲れてしまい、城の事は忘れる事に
した。(メインなのに・・)
とぼとぼ引き返す途中ふと、目に入ったなんだか
怪しげな地下に続く階段と入り口。
「お、なんか怪しげ、、入ってみよう」
と入場。ここはその昔ボヘミアの王ヴァーツラフ4世の
牢獄として使われてたとの事ということで、なんだか
薄暗く重い雰囲気満点だ。
45コルナを払って中へ。 -
【ヴァーツラフの地下室ギャラリー】
しかしそれにしても薄暗い!
そして、人の気配がまったくない・・
あれだけいた観光客はきっとクルムロフ城を
今頃堪能しているのだろう。
ここには、どこぞのアーティストかは知らないが
奇怪な現代美術が所狭しと並んでいる。
写真は、リアルな下顎の水道。ずらりと並んでいて
微妙に歯がそろってるもの、抜けてるものなど
意図はよくわからなかったが歯フェチの私としては
なかなか興味深い。 -
【城の塔上部】
マニアックな地下ギャラリーをでて、今度は先ほど
見下ろした塔を見上げてみる。
あそこの人が立ってる場所に私がいたというわけか。
そういえば、上に登った際、せっかくだから自分を入れた風景写真を記念に撮りたかったのだが(一人旅の落とし穴。)誰もいないのを見計らって手をのばして自分撮りしてみても、うまく風景が入らない・・。
仕方なく近くにいたイタリア人らしき男性にシャッターを頼む。
彼はとても陽気で快く引き受けてくれる。
私の立ち位置から、背景まで彼好みに撮影してくれ、1枚目が逆光だったのか、「もう一度やり直すよ」と言い納得がいくまで写真を撮ってくれた。
そして帰り際「チャオ!」と陽気に去っていった。
旅先でのこういう些細な人の親切って一人だと余計にジーンとくるもんです。 -
【石段】
こういった細い坂や路地も多く、体力的には
結構しんどいが、見ているだけでも楽しく
ただぶらぶら町歩きしてるだけで十分観光してる
気分に浸れる。 -
【窓際でたたずむ猫】
東欧では街中の猫も楽しみにしていたのですが
旅中、意外と野良猫などに出会うチャンスに見舞われず、やっと発見★(飼い猫だが)
のんびりとたたずんでいるが、この窓からは
壮絶な口喧嘩の真っ最中で、通りに響き渡るほどの
怒鳴り声と金きり声が聞こえてきてびびりました。
チェコ語なので聞き取れませんでしたがいったい
何の喧嘩をしてたのか気になるところ。。 -
【ヴルタヴァ川で一休み】
日本ではあまり喫茶店とか洒落た所でお茶なんて
しけこむ事はめっぽう無い私ですが
せっかくなので、川のほとりでクルムロフ城を
眺めながらケーキとカプチーノなんぞを注文。
おお〜いいんでないの、こういうの。
ケーキはクルミとかキャラメールソースぽい
コーティングでなかなか美味しかったです。
日本でやらない洒落た事ひととおり楽しんでる私。 -
【町歩きで見かけたカフェ】
そろそろ夕刻に近づき人通りもまばらになってきた頃
まだ歩いてない道を適当にぷらぷら歩いてみる。
小さな町なので迷子になるような心配もないため
いつも方位磁石と地図を手放せない私も安心して何も考えず道歩きを楽しむ。 -
【寂れた風景】
にぎやかな通りを外れ、人通りのない裏道に入る。
なんだか、風景が一変し寂れた建物、廃墟などが
目につく通りを歩く。
元々退廃的なものに魅力を感じてしまう私は
こういう通りもとても素敵に写る -
【寂れた風景】
一見廃墟ぽい建物もしっかり生活の形跡が見受けられ
洗濯物がなびいている。
こういう景色はベネチアで見かけた風景と似ている。 -
【寂れた風景】
いつごろまでどんな人が住んでいたんだろうとか
そんな想像をしながら味のある廃墟にしばし見入る。
草が生えた、もう人が立つことはないだろう階段や
生活観のないガラスのない窓。
日本の廃墟とは一味違う雰囲気が異国情緒を感じさせます。 -
【寂れた風景】
-
裏の路地や通りを歩いてるうち、段々と夕日が差し始め、私はまた風景を見下ろしたくなり、再びプラハ城へと登る。
あれだけうじゃうじゃいた人ごみはすっかりなくなり
もう城には人の姿は見当たらなかった。
少しびくびくしながら、坂の途中で一枚。
思ったような美しい夕焼けではなく残念だったが
少しだけ昼と表情の変わった風景も乙なもの。 -
【チェスキークルムロフ城ライトアップ】
楽しみにしていた、ライトアップ。
想像してたよりは若干地味目。
写真もすこしブレ気味で恐縮です。
もう、町はすっかり閑散とし静まりかえってました。
そんな時通りすがりの小さな男の子がいきなり私に向かって「オラ!」(現地の挨拶)
と元気よくシャウトしてきたのでちょっとビクっとしました。
「オッ・・オラー」と慌てて挨拶を返すが、よく見ると私と同じ日本から来た男の子だった(笑)
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この旅行記へのコメント (6)
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- Rockyさん 2005/10/25 11:32:43
- >オレンジの屋根っていうのが大正解ですね
- おむさん訪問ありがとう
>オレンジの屋根っていうのが大正解ですね
..欧州の屋根..
綺麗ですね....
高い所から街を眺めて、このオレンジ色の屋根群を見ると欧州を感じます
私は、自分の部屋にこの屋根をモチーフにした絵を飾っています
mrocky→M.Rocky にしました
- おむさん からの返信 2005/10/25 23:02:57
- RE: >オレンジの屋根っていうのが大正解ですね
- M.Rockyさん訪問ありがとうございます。
そうです、そうなんですよね、欧州の屋根といえばやっぱあのレンガ色というかオレンジ色の美しさですよね。
あれがダークな色だったら、正直そんなに美しいとは感じないかも??
でも黒褐色に朽ちた建物も情緒があってたまらなかったりもしますね★
-
- だいすきさん 2005/10/20 21:50:31
- すばらしい写真ですね
- はじめまして。
同じ所を旅しているのに、なんでこんなにいい写真が撮れるのでしょうか。おむさんの写真はすばらしいです。
コツがあったらこっそり教えてもらえませんか?
- おむさん からの返信 2005/10/20 22:36:13
- RE: すばらしい写真ですね
- >だいすきさん
見てくださって、そして褒めて下さって嬉しすぎます・・★
だいすきさんのチェスキークルムロフ日記も見させてもらいましたが
すっごく綺麗な写真だと思いましたよ、他人の芝生が青くみえるのと
一緒で、人の写真の方が綺麗に見えてしまうのかもしれません(笑)
私も同じ場所同じ構図で写ってる写真でも人の撮った写真のほうが
美しくて少し悔しい思いとかよくしてますしね(^▽^;)
コツというより、とにかく色んな角度、方向から、デジカメの色んな
機能をそのときに応じて活用したり(マクロ、望遠、遠景ETC・・)
撮って撮りまくって、その中から奇跡の写真を選び出すのが
てっとり早いですよね。
私もまだまだ勉強中です!皆さんの写真はほんとに参考になりますね〜
-
- まみさん 2005/10/19 23:08:24
- チェスキー・クルムロフ城の地下ギャラリーの歯形の展示!
- おむさん、こんにちはるまだ作成途中だそうですが、ちょっくら拝見しました。
あのチェスキー・クルムロフ城の地下ギャラリーの歯形の展示、まだあるんですね〜〜。
電線などで感電死など、人間社会のせいで被害にあって死んだ鳥たちの展示もありました?
私も地下ギャラリーの写真を撮りましたよ@
よろしければブログも拝見してくださいませ。博物館シリーズでまとめてあります@
http://mami1.cocolog-nifty.com/
- おむさん からの返信 2005/10/20 10:47:19
- RE: チェスキー・クルムロフ城の地下ギャラリーの歯形の展示!
- >まみさん
訪問ありがとうございます☆
なんか他にもいろいろ妙な展示がありましたが、インパクトの残ったもの
しか記憶になくて、感電死した鳥は見逃してしまいました(-o-;残念。
まみさんのブログもまたゆっくり覗かしてもらいますね☆
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