1975/02 - 1975/02
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片瀬貴文さん
ザイール政府で私の座るべき椅子がなかった理由として、二つ目に考えられたことに、最近におけるこの国全体の流れとして、ザイリアニアシオン(ザイール化運動)と呼ばれる、国粋主義があった。
石油ショックを境に、この国の主要収入である銅の価格が急低下して、一挙に貿易赤字国に転落するとともに、輸入物資の不足、価格上昇など、国民の生活が苦しさを加える。
国民の不安と不満の高まりに対して、モブツ大統領のとった施策のひとつが、国粋主義による国民意識の高揚であった。
政府の幹部ポストはもちろん、企業の幹部責任者から外国人を排斥する動きである。
ザイールに関係する外国人の一部の行動には、たしかに目に余るものもあったようだ。
しかし、この国で得た利益の90%が、外国人によって国外に流れるという宣伝には、誇大さも見受けられた。
この動きの背景には、大統領自身の権威を高めようとする姿勢もちらつく。
あるいは、大統領が外国と結びついて巨利を得ていると言う国民の疑心を、絶とうとした点もあったかも知れない。
アメリカ大使、ベルギー大使がそれぞれ二回国外退出を命じられた。
ベルギーの若い技師の一人が、ザイール人の政府高官に十分な挨拶をしなかったことを理由に、政府ポストから外されたとの噂もある。
現在日本人が占めている責任者ポストを、ザイール人に渡したいとの考え方があっても、不思議ではない。
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