2005/08/02 - 2005/08/07
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BONSKYさん
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観光の最後は、ツェタン郊外のユムブラカンと、ヤルンツァンポ対岸のサムイェ寺でした。
このころは高地にも順応してきて、息子もいつもの調子を取り戻し、元気に愛想を振りまいていましたが、もう旅行も終わり・・・。私としてはまだまだ観たりない、ちょっと不完全燃焼でもあり(高山病のせい?息子のお相手をしていたせい?)、いつかきっとリターンマッチをしよう!と心に決めました。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
今回の行程中、お世話になった高山病の薬(?)です。薬というより、健康食品というかサプリメントと言った方が正しいかもしれませんが・・・。
薬の名前は「紅景天」。右は雲南省に行った知人がくれたもので、左が現地でも買えるものです。中身は同じ。一箱60元くらいだったかな。漢方薬の入ったカプセルで、朝晩1錠ずつ飲むように書いてあります。単なる気休めだったかも?(もちろん、高山病を軽く見てはいけませんが)
精力増強とも書いてあるので、環境の変化に順応する体力をつけることが目的なのではないでしょうか。でも子供は飲めないので、息子は薬なしで乗り切りました。 -
ツェタンから南へ、のどかな田園風景の中を車が走っていくと、丘の上にヨーロッパで言えば中世の古城のような雰囲気の建物が見えてきました(市内から20分くらい)。
これが、ユムブラカンというチベット最古の宮殿。といっても、現存のものは1982年に再建とのことですが・・・それにしてはいかにも古そうな、いい味をだしてます。 -
ユムブラカンの起源は、この丘に天から経典と法具が降ってきたことにあるそうです。
丘の上にそびえる宮殿を見て、「あぁまた山登りだ・・・」とゲンナリ?しましたが、ちゃんと登山用の馬が待ち構えていました。片道10元です。でも、かなり急な坂道なので、馬の背で揺られて登るとスリルあり。息子はパパと乗って喜んでいましたが・・・。
元気なら徒歩でも、距離はたいしてありません。ただし、足元を見て歩かないと馬の落し物大・小がミックスされて、うっかりそのぬかるみにはまってしまいます。 -
ユムブラカンの丘の上から見た風景です。畑が広がり、なんだか親近感を覚える光景でした。ここら辺りは、チベットで最初に耕作が行われた場所だとの説があります。
丘の上の宮殿は、中が寺院になっていて、仏像のほか、経典が詰まった棚などが並び、厳かな雰囲気でした。山道に続き、建物の階段もかなり急なので、注意が必要です。 -
ユムブラカンにお参りに来ていた親子は、母親が寺院裏手の一番高いところから、ルンタを撒いていました。これはタルチョと同じ原理で、正方形の紙に経典が書かれていて、それを風に乗せて祈るというもの。「風の馬」という意味だそうで、素敵な響きの言葉です。
以前「キャラバン」という映画を観たときに、峠にはためくタルチョと、ルンタをまくシーンがあったような記憶があります(あれはネパールが舞台ですが、たしかチベット族の話だったと思います)。 -
ツェタンからは、前日にラサから来た道を1時間近くも戻ったところに、サムイェ寺のある対岸へ渡るための船着場があります。といっても、桟橋があるわけでもなく、河岸に船が繋いであるだけのところです。
ここには、写真のような宿泊所がありました。HOTEL&RESTAURANTと看板がかかっています。1泊20元くらいとのことです。 -
別の建物の入り口には、くつろぐ僧侶の姿が。船待ちかなと思いましたが、一緒の船には乗ってきませんでした。
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このような船でヤルンツァンポの対岸へ向かいます。船底は深く、大人でも座れば外からは見えないくらいです。横木?のようなもので船体はいくつかに区切られていて、その横木を椅子代わりに座りました。
今日は傘を持ってくるように言ったガイドさんの言葉は、雨が降りそうだという意味ではなくて、この船に乗っている間の日よけのためでした。対岸まで1時間(河を遡るので時間がかかる)、屋根のない船上はかなり暑いです。 -
ヤルンツァンポは、川幅の広い大河ですが、それにしても1時間もかかるような河には見えません。船のスピードが相当ゆっくりなせいもあると思います。帰路は、流れにのって帰るので30分少々で着きました。
もっと足の早い、屋根つきのボートなんかが、そのうちここにも登場するのでしょうか。でも、しばらくそんなことはなさそうです。
写真は、河岸で水を飲んでいた牛。のどかですね。 -
対岸の船着場です(やはり桟橋はありません)。そこには乗り合いバスが待っていて、サムイェ寺まで20分ほどバスに揺られていきます。
写真に写っているのは、帰路に乗った綺麗なバスで、往路のときはもうちょっと大型の、でもそれはそれはオンボロなバスでした。泥色に変色した座席に座るのが、ややためらわれるほどの・・・(^^; -
バスに揺られて、というのは文字通り「前後左右、上下に揺すぶられて」のバスの旅。20分でなければ、乗り物酔いしそうです。道であって道でないような、草の乏しい灰色の道を走っていくと、遠くにサムイェ寺が見えてきます。
写真、中央ですが・・・わからないですよね(^^;なんでこんな辺鄙なところに寺を作ったのか・・・。
このバスも、船も、もっとスムーズに寺まで行けるようにすればいいのにと考えてしまいますが、それでは情緒半減なのでしょうね。 -
サムイェ寺は、チベット最古の僧院だそうです。8世紀のこと。写真は、大本殿ウツェの入り口です。
ずいぶん人里離れたところに作ったものだ、と思いましたが、寺のまわりには、いちおう村がありました。
寺院そのものは、おそらく再建されているものだろうと思いますが、もしかしたら、建立当時から、まわりの村も含めて、ずっと変わらぬ姿でここにあったのではないかと思わせるところです。 -
サムイェ寺の構内の様子。ここは、明らかに中国ではない。チベットに来て、少なからず感じていたことが、ここに来てハッキリした感じです。
正面に見えている仏塔の雰囲気といい、どこか東南アジアのお寺にも似た雰囲気です。 -
寺院内には「招待所」と「超市(スーパー)」がありました。招待所は、1泊20元だそうです。欧米人バックパッカーの姿がありました。スーパーのほうは、雑貨屋さんといったところ。洗面用具などの日用雑貨から、みやげものまで扱っていました。
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大本殿の中の回廊です。ずらっと並ぶマニ車は、もうすっかりおなじみになったものの、やはり見ていると独特の印象を受けます。
よく見ると、マニ車に注した油が、下に滴り落ちていたりするので、子供の頭にかからないように要注意です。ここには猫がいて、僧たちにもかわいがられていました。 -
この日のランチです。サムイェには食堂もあるようですが、ツアーのお食事は、ホテルで用意してもらったお弁当。これを先の写真の回廊に適当に腰掛けて食べました。神聖な寺院内で、お弁当広げてもいいのかしら〜?
内容は、チキンにビーフにソーセージ、ゆで卵、きゅうり、トマト、豆、しゃがいものふかしたの、パンとバナナと水、です。 -
チベットのお寺は、極彩色。表紙の写真もそうですが、そんな隙間も見逃さず、びっしりと模様が書き込まれます。この色彩感覚も独特ですね。
大本殿は4階まであって、2階にはインドから来た密教の僧、グル・リンポチェの像があり、これが子供にはちょっと恐ろしかった様子。確かに、クワッと目を見開いています。仏像も金箔で、豪華な衣装をつけ、鮮やかな色合いです。 -
サムイェ寺は、寺そのものが立体曼荼羅(マンダラ)になっています。上から見ると、一目瞭然。写真は、大本殿の4階から見た景色です。
大本殿は、仏教で言う世界の中心、須弥山をあらわし、まわりに太陽や月や大陸を模した建物が建てられています。 -
同じく、大本殿の4階からの風景です。右の方にうつっているような仏塔は、寺院内の四隅に立てられていて、それぞれ方角にあった色が塗られています。これは赤の仏塔。
それにしても、来るときは荒涼とした風景の中をバスで走ってきましたが、こうしてみると寺のまわりだけは緑豊かな土地であることがわかります。 -
サムイェ寺のトイレは、今回の旅行中でのワースト1でした・・・。外見では、普通のトイレですが。中は三つの溝が掘ってあるだけの作りで、最後にいつ溝の中を掃除したのだろう・・・同じ中国人(ガイドさんや添乗員さん)にも「世界で一番汚いトイレ」と言わしめたシロモノです。これ以上はとても描写できません・・・。
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旅行記の締めくくりがトイレの写真では悲しいので(^^;上海から成都までの飛行機の写真です。
上海→成都は2時間半、成都→ラサは2時間ですが、毎回ミールがでました(子供用はありません)。
思えば、日本に帰るより遠いところに行ったんですね。何もわからないまま連れて行かれた息子よ、お疲れ様。彼はマニ車とポタラ宮と神様という言葉を覚えて帰ってきました。<これでチベット旅行記はおしまいです>
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