2005/07/26 - 2005/07/27
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night-train298さん
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7月26日(火)
04:30 Monasterio →18:00 Calzadilla de los Barros (30.0 km)
/Hostal Rodriguez 泊
今朝も5時に出発。真っ暗い中を歩けるのはフランのお陰だった。
彼女がガイドブックを読み、道を教えてくれる。
それでも前の日にもだいたいの矢印の方向を下調べしておくようになった。町を出るだけでも真っ暗闇の中では大変な作業なのだ。
フランス道なら誰かが歩いているだろうし、矢印もたくさんある。ここではどちらもないから、自分がしっかりしなくてはならない。誰にも甘えられないのだ。
白っぽく道は浮かんで見えるので、方向さえわかれば道からはみ出すことはない。 しかし曲り角に来る度に厳重に調査が必要となる。 矢印があるかどうか。 少々道を間違いそうになりながらも進んで行くと、道と平行して流れる小川からカエルの鳴き声。
暗闇の中、突然三頭の牛に遭遇。
牛は大人しいから近くに来ないとわからない。
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そして明るくなったころ、途中から広々した景色に変わる。 もうオリーブの木もどんぐりの木もない。緩やかな丘、一面ベージュ色の見晴しの良い地帯だった。こんなところでピーカンの天気では逃げ場がない。 幸いにもこの日は小さなかわいい形の雲が点々とあった。 雲がこんなにかわいいものだとは知らなかった。そして雲がどんなにありがたいことだということもこの旅で知った。
曇りの天気・・・というのは歓迎されないものだと思っていたが、ここでは雲が少しでもあることが、どんなにうれしいことか。
木陰がなくても、一瞬でも太陽が隠れる瞬間があるだけでいいのだ。太陽が雲に隠れた時、涼しい風が吹く。スペインの影は濃いから。
途中で、私たちより遅く出発した昨日の自転車おじさんたちが追い越していった。みるみるうちに小さくなっていく。
今日はとても調子がいい。フランもどんどん進んでいく。足の長い彼女が調子を取り戻すとさすがに早い。 -
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目的の村に着いたがフランがいない。今日はマップ通 りに進めばここが目的地のFuente de Cantosだった。
しかしお天気が味方してくれたお陰で私もミカさんも調子がいいから、もう一つ先の村までいっても合計で30km以下なので、今日はこのまま行ってしまおうと思っていた。
そのことをフランに告げておきたかった。彼女がここで泊まるとしても。
アルベルゲに行ってみたが、鍵がかかっていて、フランが中にいる様子はない。
おかしいな。アルベルゲに付属する誰もいないバルの椅子に座り、彼女にメッセージを書いてドアに貼っておくしかない。
休憩も兼ねてベンチに座ってメモを書いていたら、そこにフラっと現れたのはフランだった。
アルベルゲの横の影のある場所で寝ていたというのだ。こんな近くにいたのに危うく彼女を置いていくところだった。 これからこの町で昼寝してから夕方さらに歩いて次の村に行くという案にフランも乗った。
公園のベンチにそれぞれ横になる。
ところが、15分もするとそれまで日陰だった場所が日向になってしまい眠れたものじゃない。 私は二人に訴え、もう休まずに歩き出すことにした。 -
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三人とも疑問を持たずにひたすら進んだ道は、矢印が全くない。
道の番号も違っていることに気が付いたのは2kmほど進んでからだった。 しかし誰に聞こうにも人が住んでいそうな民家がない。せいぜい家畜小屋くらいだ。あとはビュンビュン飛ばす車を止めるしかない。
私たちは情報をもちより、推理し、次第に間違えだということが明白になってきた。 引き返す勇気が必要なのだ。
炎天下のなかのこの無駄な歩きは少々ショックだったが、いちいちそんなことにめげてはいられない。 次に進まなければ明日はないのだ。
もう一度今来た道を戻り、先ほどの村へ行きバルで炭酸入りのお水を飲んで仕切り直しをすることにした。
気分も一新して、さあ、また歩き始めよう。
その道はローマ時代の古い道だった。広くてまっすぐしていた。 暑いし木陰はなかったが、順調に進む。ミカさんがなかなか来ない。歩きたくても進まないのだと言う。 -
ローマの道
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林を抜けると村があり、今日はまたオスタルに泊まる。バルの二階だ。
今日はふた部屋に別れた。洗濯とシャワーを済ませ下に降りていくと、フランは優雅な装いで一人でオリーブをつまみながらワインを飲んでいた。
先日のSantiagoの日も別の服を来ていた。荷物が多いと思ったらこんなに衣装持ちだった。 歩いている時の服は小さく少ないが、スペシャル・オケージョン用の服を三着持っていた。
食事などの際はみんなおしゃれをする。スペインでもそうなのだが、巡礼者はほとんど同じ格好をしている。リラックスした服に着替えるだけである。 気分を変えるのはなかなかいいことかもしれない。
私たちも席に着き、料理を注文した。サラダ、またまた豚肉。(内陸はこれがおいしいのだから!)デザートはミルク味。 -
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(一人でワインを飲んでいたフラン)
実はこれが三人でとる最後のディナーということになったのである。
明日はフランは約20kmほどの地点、Zafraという銀の道の要所に泊まる。
ミカさんは食事の前に私にこう告げた。
「私、もう歩けないからMeridaまでバス行ってHiromiちゃん(筆者)のことを待っている。歩きたいけど足が動かないの。ごめんね、私おばさんなの・・・・」
えええ〜〜〜〜っ???ちょっと待ってよ、そんなぁ・・・。
でも、ミカさんは決して一緒に私もバスに乗ってほしいわけではなく、ただ、私に迷惑をかけたくないから決めたのだということがよくわかる。
おそらくMerida まで3〜4日かかるであろう。 ミカさんはマメだらけの私の足を治療してくれるという。
これからMeridaまで一人で無事に歩くために。
私は恐くて見られないが、彼女は完璧にたまった水を出してくれた。 どこの病院よりも正当なトリートメントだった。これでリセットしたようなものだった。
フランは私たちと別れたら、スペイン語をちゃんとしゃべらなくちゃと自分に言い聞かせている。 ミカさんもバスで行くとは言え、すべてを自分でやらなくてはいけない。 私ももちろん不安だった。どこまで行けるのだろうか。
三人三様の不安を抱えながらも今までの思い出を語りながら食事を終えた。 -
7月27日 (水)
04:45 Calzadilla de los Barros →20:00 villafranca de los Barros(40.0km)
/Casa Pelin泊
今日はさらに早めに4時半にホテルを出ようとすると大問題が発生。
出口が厳重に鍵がかかっている。
ミカさんも、私たちを送るために一緒に起きてきてくれた。
私たちはあちこち鍵をこじ開けようとすると非常ベルが鳴り響く。
しかし誰もいない。ここにはスタッフが住んでいないのだ。
困った。早く出ないとたくさん歩くことができない。
今日こそ体調によって40km歩きたかった。フランと一緒でなければ朝の暗いうちに出発できないから、今日がチャンスと考えたからだ。
時間はどんどん過ぎていくが、15分すると外に車が着き、まだ着替え中?のような格好をしたおじさんが入ってきた。 そして鍵を開けてくれ、ようやく外に出ることができた。
ミカさんとは電話で待ち合わせ場所を後日連絡しあうということで別れた。
フランは、こんなことでは火事でもあったら泊まり客は逃げられないではないかと憤慨していた。
昨夜下見をしておいたものの、うまく町を出ることができない。暗闇の町を右往左往しながらようやく5時15分に町を出ることができた。 今日はフランと二人きり。最後の歩きだ。
Zafraまではフランと一緒に歩くのだった。 -
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二時間ほど歩いた頃、朝焼けのショーが始まった。ちょうど休憩する時間だ。
二人で大地に座り、寝転びながら360度の二人のためだけのショーを楽しむ。
なんて贅沢なことだろう。
私はロンドンに住んでいた頃の話、去年のCaminoの話をたくさんした。
記念にフランが歩いているところを写真に撮らせてもらうと、
「実はこの道を歩くことが決まってから、イブニングスタンダード(イギリスの新聞)が取材に来て、犬と散歩している写 真が載ったのよ。それを見た母がびっくりして電話をしてきたわ。」
へぇ〜っ、すごいねと私。きっと読者は彼女の行動に注目しているに違いない。 -
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私は去年のCaminoで学んだことはたくさんあるけれど、
「この一歩を踏み出さなければどこにも行きつけない。でもこの一歩を踏み出せば、未来に繋がるっていうことがわかったの。」
と言うと、同じことを言っている小説を読んだことがあるわと彼女が言う。
そしてフランは
「巡礼とはそもそも孤独なものよね。」
「そう、まわりから隔離された・・・」
と私。 そしてフランは
「だからこそ、一人で歩き終わった午後、人々に接してそれが何倍にもありがたく思えるのよね。」 -
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歩くフラン
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「Zafraから4km手前のところに村があるの。そこでホットチョコレートを飲みましょう。」
とフランが言う。
それを楽しみにどんどん進む。
陽が昇っても今日はやや涼しい。
フランは
「みんなが挨拶がわりに『フレスキート』と言うの。なにかしら?」
私はその言葉を聞いたことがなかった。すると、
「もしかすると、フリオ(寒い)を軽くした言葉なのかも!」
とフラン。 そこへまたおばさんが通りがかって、私たちに
「フレスキート!」
と寒そうな格好をして立ち去る。 二人で「そうだよ!」フランの勘はいいね。こんな単語がわかっただけで私たちははしゃいで、別 の男の人に声をかけてみた。
「フレスキート!」
と言うと、一瞬キョトンとしていたその人もすぐにわかってくれた。 しかしどこが寒いのか。確かに夏にしては涼しいかもしれないけれど、あのゼスチャーはオーバーではないか。 -
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その町には広場があり、バルがあった。私たちはホッとチョコレートをオーダーして、住所の交換をしたり、持っている情報の交換をした。
私は今後の数日の予定を考えて、高低差などをチェック。
バルのお兄さんは大きなポットに二人分のホットチョコレートを持ってきてくれ、グラスにお水まで入れてきてくれた。 お兄さんは私たちに何でも協力しますよという姿勢だった。
荷物を預かってもらってスタンプをもらいに市庁舎へ。
巡礼者はクレデンシャルと言われる巡礼証明書をもらう。そこに行った先々でスタンプを押してもらい、それが巡礼をした証拠となり、最終的にSantiagoに着いた時、巡礼をした証明書を発行してもらえるのだった。
この『銀の道』ではスタンプもちょっと違う。誰もいないアルベルゲにはスタンプは用意されていないことが多いから、たいていはアルベルゲの鍵を持っている場所でもらう。教会でも押してくれるところは数えるほどだった。
だから私のスタンプは、警察だったりホテルだったり、バルも多い。 自称『バルの巡礼者』と言っていたのだからバルのスタンプだけを集めてもおもしろいかもしれない。 -
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ここからZafraまでは4km。いよいよフランとお別 れの時がきた。
この4kmは、冗談ばかり言い合い笑いながら歩く。古いレンフェ(国鉄)の駅舎が見えてきた。そこを目指して歩く。
隣には新しい駅舎があった。 Zafraの駅だった。
ここから街の中心まで少しある。大きな広場があり城を改装したパラドールがある。 私はここでフランとお別れをすることにした。
広場では記念に一言カメラに向かってしゃべってもらう。
「あなたたちと会わなければ、私は一日目で断念したことでしょう。ありがとう!」 一日目に40km歩いてしまった彼女。そのことを後悔し、私たちと会わなければさっさとバスに乗っていたという。 こちらも全く同じだった。フランがいなければ、とっくにこの道から逃げ出していたかもしれなかった。
この道では、導いてくれる天使に会えると同時に、自分の存在さえも誰かの支えになれるのかもしれない。
彼女とは5泊同じ宿に泊まり、5日間一緒に歩いた。 堅く抱き合いイギリスでまた会おうと約束をした。 -
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ポスト
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Zafra
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この薬屋さんで買い物
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頭にしっかり叩き込んだはずの道だったが、途中でわからなくなった。人に何度も聞いて歩いていくと、なんとまたフランに会ってしまう。彼女が探していたアルベルゲも同じ方向だった。
今度は間違いない方向へ自信を持って進んでいく。古い塔が見えたからだ。ここを目指せばいいと聞いていた。 その後は次第に田舎道になっていく。
矢印はあまりない。こんなところを明日の朝歩くフランはだいじょうぶだろうか。ちゃんと街の出口を見つけることができるだろうか。 坂をだらだら登っていくと、今度は一気に急な下りとなる。その下の村に着いた時には少々呆然としていた。 オレンジジュースを飲みながらタパスをつまみ、なんとか生気を取り戻す。
再び山になる。山を登りきった頃、私は足を乾燥させるため休むことにした。 靴下を脱ぐと足はまるで長風呂にでも入ったかのように全体的にふやけている。 これが一番マメができやすい状態なのだ。 それほど暑くない今日のような日でも、長く靴を履いているとこうなる。暑い日にはなおさら汗をかくので、こまめにこんな休息時間をとらないとならないのだ。
私の心境は複雑だった。
一人でこれからどうなるのだろう。三人からいきなり一人になるのは本当に心細かった。 他に誰かしら歩いているフランスの道とは事情が違う。巡礼者もいないどころか、まわりの理解もない土地である。
しかし、反面自由に自分が納得するまで歩くことができる。
今日は40km歩きたい。そうして遅れを取り戻したいのだ。
今日は幸いフランと早朝から出発できたし、天気も見方してくれている。
今日をおいてこのチャンスはないだろう。
そしてぼんやり考えた。去年フランスの道で会った人々の顔。
彼らにとってもきっと忘れ得ぬ夏になったに違いない。
そしてこの夏の思い出はどうなのだろう・・・?
まだ風邪は治らず調子もいいとは言えない。 暑さ他の悪条件とともに、マメ、そして風邪を引きづりながらも歩くこの旅は、やはり去年の道とは全く違う。
もしここに神様がいるとすれば
「さあ、この荒海に入ってもまれ、たくさん苦労して何かを掴め。」
と言われているようだった。
さあ、歩きはじめよう。すべてが自分の意志で決まる。 -
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道は小高いオリーブ畑へ入っていく。
誰もいない。家もない。家畜すらいない。 矢印もほとんどない。
ここでは曲り角に矢印がなければその道は直進なのだと自分なりにルールを解読することにした。 どこを見ても道がたくさんあったり、また道に見えないことはないが、獣道のような、うっすらした道を歩くこともある。
360度、どこへ行ってしまってもおかしくない。
でも、道は一つのはず。その道を選ぶのは容易ではない。
耳をすませ、足下を見、気持ちを集中させる。そんな時、矢印が見えたり、誰かがふと通 りがかって道を教えてくれる。
五感をすべて使い、研ぎ澄まされた時に道は見えてくるものなのである。 特に一人で歩いているときは、手分けして探すわけにもいかない。無駄 にも歩きたくない。
不思議と一人の時の方が道を迷うことはなかった。 -
この地方には去年の9月以来雨が降っていないと聞いていたが、霧雨のような雨が降り出した。 その雨さえも味方に思えるほど、暑さよりはずっとましだった。
雨は次第に本降りになってきたのでポンチョをリュックから取り出した。 初めて着たのでうまくいかない。練習しておくべきだった。 なんとか全身が濡れないようにし歩いていくと、私営のアルベルゲに出た。
ここは目的地ではないので泊まるわけにはいかない。
それ でもベルを鳴らし道を尋ねてみた。ここから6km、そこの道を行けばいいと教えられるが、そこがどこなんだかよくわからないまま、勘で進む。 -
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矢印なんて、もはやどこにもない。 ここからの6kmが長かった。オリーブ畑を越えると大きな幹線道路に沿って歩く。地図の通 り線路もあった。そして小さな村に出た。 この村のことは地図に書いていなかったので、不安に思い誰かに聞いてみたい。 しかし誰も歩いていないし店もない。
小さな畑で雨の中で庭仕事をしているおじさんをみつけた。でもおじさんに声をかけるには遠い。雨の音で声も届かないだろうし、仕事しているおじさんを呼び出すのは申し訳ない。躊躇して先に進んでみたところでやはり矢印もないし、何も決め手がない。やはりもう一度戻ってあのおじさんに聞いてみよう。
大きな声で
「おじさ〜ん!」(こういう時は日本語で!)
と叫ぶと、気が付いて歩いてきてくれた。 そして目的地の村の方向を教えてくれ、あと2kmだということだった。 -
雨は止まない。休むにもどこも水浸し。歩き続けるしかない。
やっと町にたどりついた。
活気のある町だった。お店もいっぱいある。靴の修理店もあるではないか。でも5人くらいの人が並んで待っている。
それを横目で見ながら、まずは今日の宿を探す。ここにもアルベルゲはないから、町の人に聞いてみる。
すると一軒のホテルを紹介された。そのホテルは巡礼路に沿ってあった。そしてほぼ町の出口に近かった。これなら明日も分かりやすい。 -
入り口にいた女性がオーナーだった。
よれよれになった私を見ながら、
「さあさあ中に入って」
ホテルの内部はみかけよりずっと高級に見えた。値段を聞くと女性はあなたは巡礼かと聞いてきた。はいと答えると、それなら20ユーロでいいわと言う。
部屋は広く大きなWベッド、ソファもテーブルも冷蔵庫もテレビも冷房ももちろんトイレもシャワーもあり、中庭にも繋がっている豪華なものだった。しかも電子レンジまである。これで20ユーロ!?
巡礼者の特権なのだろうか。
ここに着いた時にはもう8時を回っていた。急いで買い物にでかけるが、近くには何もなかったのでまた長く歩くことになってしまう。
ゆっくりシャワーを浴びて洗濯をして片づけしていると、すでに12時になっていた。 早く明日のために寝なければ。
私の長い一日が終わった。
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この旅行記へのコメント (6)
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- kioさん 2005/10/09 23:54:32
- ひたすらに 道、みち、路を歩く
- night trainさん お久しぶりです。
今日は第二巻〜第三巻まで読ませて頂きました。
相当に強い気持ちと意志というか志がなければ歩き続ける事は
不可能なコースですね。強い思い入れが無ければ苦行に近いものあるかも?
炎天下のスペインの田舎道をひたすらに歩く・・
風邪気味でも行程と予定を決めたら、陽の上がる暗いうちから歩き始める
night trainさんの勤勉ぶりにいい加減な自分は畏敬の念すら
感じてしまいます。
- night-train298さん からの返信 2005/10/12 16:01:52
- 苦行でしたよ〜、kioさん
まるで修行僧になった気分でした・・・というか、そう思わないとやっていけないほど。
『何で私は歩いているのだろう?』と、何度思ったことか・・・。この後も少し、修行は続きますが、北に行くにつれ、少しづつよくなっていくと思います。
しかし不思議なことに、今涼しい日本にいると、あの暑さや道が、恋しくなるんです。
私こそ、いい加減なヤツなんですよ。でも、なぜか真面目(には到底見えない)とか、言われると、
「私ってもしかしたらそうなのかも!?」って思ってしまう、やはりいい加減なヤツです。
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- osdさん 2005/09/28 21:53:51
- 読み応えあり!
- ゴメン!長編、大作の予感なんて書いて…。弱音をみせないナイトレさんですが、充分過酷な歩きが伝わってきます。でも続きを読みたい。また全体の歩き日程の旅文に入らない部分もあるかと思います、巡礼の旅完結のあと番外編をも期待いたします。
- night-train298さん からの返信 2005/09/29 22:28:34
- osdさん、
いつもご声援をありがとうございます!
これからどんどん厳しい状況になっていきます。
弱音を吐きっ放しになりますよ〜。
本当にSantiagoまで行けるのでしょうか?!
不定期に新しいものを出していきますが、どうぞ最後まで読んでくださいね〜!
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- フルリーナさん 2005/09/28 16:41:53
- ないりん
- 同じ時期に初スペインで、あまりの暑さに1時間も歩くとクラクラしてしまったわたしです。
あの時期に、こんな日陰もない道を歩きとおしたナイリンの精神力の強さに脱帽です。
写真からも、想像できないくらい過酷であったろう道程を感じます。
それでも、歩きとおせたのはナイリンの精神力&根性、そしてカミーノならではの出会いと星の導きなんでしょうね。
- night-train298さん からの返信 2005/09/29 22:14:23
- RE: ないりん
- ふるちゃん、ご声援をありがとうございます!
ピレネーの方も暑かったのでしょうか?!
(早くふるちゃんの写真や旅行記を読みたいのだけど、いろいろな用事が済んだら、楽しみに訪問させていただきます!)
ピレネー山中は、夏でも涼しいというイメージがあるのですが・・・。
夏の南部、中央部のスペインは、まさにフライパン状態でした〜!
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