ティカルに行こう！

2005/08 - 2005/09

ティカルにはあるものは、ピラミッド、神殿、宮殿、石碑、祭壇、動物、鳥、木、花、草･･･。歩けば歩くほど面白い。行くたびに違うものに出会える。蒸し暑いし、蚊はいるし、足も棒のようになるけれど、それをしてもなお感動の宝庫なのです。
そんな遺跡がペテン県にはあちらこちらにあります。足を延ばして、時間をかけて見て欲しいものがたくさんです。

エリア その他の都市(グアテマラ)

バスでティカルに出発！
今回はリニア･ドラーダという会社のスペシャルバスにてティカルへ。今までは飛行機か、ツーリストバスでしか行ったことがなかったので始めての体験。往復Ｑ２００（2600円ほど）クーラー、トイレ、イスもふわふわ。映画の上映もあるし。広〜いバスの中乗っているのは5人ぐらい。もしかすると、ツーリストバス（2.3人の方とご一緒だとワゴン車)よりも、心地いいかも･･･。お仕事中みたいに、運転手さんに気をつかいズーと起きて、話し続ける必要もないし（運転手さんが眠くならないように。）イスにごろんと寝転がっていてたら・・・あれあれというまに8時間すぎていました。

サンフランシスコ村のフランシスコさんを訪ねました。フランシスコさんはティカル遺跡のガイドさん。一緒に仕事をするうち知り合いになり、今回はおうちへお邪魔したのです。奥さんと娘のサラは底抜けに明るくて、ちっちゃな孫娘たちはいいようのないほどかわいくて、フランシスコさんもほんとにいろんなことをいっぱい話してくれた。・・・皆いい人でした。もし、もし今回ティカル遺跡に毎日行く!という目的がなかったらずっといて、もっといろんなこと一緒にやらせてもらいたかった。

フランシスコさん家のコマル。これでトルティーヤを毎食焼いてくれました。1人に10枚、さすがの私も食べきれなかった・・・。両手でぱたぱたをたたいてのばす首都近辺のトルティーヤの作り方とは違い、台の上に丸めた塊を乗せ、それをぺたと、押してから丸くしていく作り方。

サラの娘のジャケリン4歳。ずっとはだしでパタパタ走り回っていた。
色々な植物があるフランシスコさんの家の庭。「見て。かわいーよね。ここにもあるよ。」と庭にあるいろんな花にうっとり見とれながら案内してくれました。

エル･レマテ。ペテン・イッツァ湖のほとりの村。飛行場、サンタエレーナからティカル遺跡に行く途中にあります。「湖にワニの形をした島があります・・・」と説明を受けちょっと止まる場所です。お土産やさん、ホテル、レストランもあります。

ホテルエルマノ・ペドロ。出来て2ヶ月。木造･･･下の光も見えちゃうし、隣のお部屋の声も丸聞こえですが。でかわいらしく、ベットもいい感じに硬い。シャワーもお湯。オーナーのアルトゥーロもいい人だし、居心地よかく過ごせました。
また10月訪ねる約束をし、その時には近くの遺跡に一緒に行こうと言ってくれましたが、本当に実現できるでしょうか？

サンタエレーナからフローレンス島をみる。

フローレンス島の入り口。サンタ･エレーナとフローレンス島を結んでいます。トゥクトィクとここでも呼ばれているモトタクシーならＱ５(1台)で楽に行けます。

中央公園と教会。島のほぼ真ん中に位置しています。フローレンス島はこじんまりとしているので、30分あれば十分見られます。もちろん時間をかけれて歩けばそれはもっともっといいのですが！
中央公園からは、湖を少し高い位置から見ることが出来ます。一角に博物館、それに付随して民芸品も売られています。お時間があればぶらっと行ってみてください。博物館の入場は無料です！

フローレンス島のホテル。今回仕事の下見をかねてホテル･レストラン周りもしました。もちろんツアーのお客様に泊まっていただくので3〜５つ星ホテルです。ここはかわいらしいホテル”ラ・カソナ・デ・イスラ”

ラ・カソナ・デ・イスラのプール、レストラン、バー。正面に湖を見ることが出来ます。、きっと夜も素敵だろうな･･･。島の中にあるため夜まで買い物も楽しめます。

レストラン”セニョール･トルトゥーガ”
レストランも色々あります。ガイドブックにのっているから、５つ星ホテルについてるからといってそこがおいしいとは言えない(気がします･･･)。だから、自分で確かめて本当においしくて、居心地がいい場所でお客様に食べて頂きたいと思うのです。（そして衛生面にしっかりしているところ。私のお腹ならおいしければどこでもいいのですが･･･。）
セニョール・トルトゥーガのスタッフは感じもいいし。テラス席か、2階席は眺めもいい。味も満足できると思います。ペスカードブランコ（湖原産の魚）、ピンチョスなどがお勧め！フルーツジュース（リクアード）もおいしいです!

ラ・カソナ・デ・ラゴ。今年の5月にオープンしたばかりのホテルで何もかもピカピカ。フローレンス島の向かい対岸にあり、島と湖が見渡せます。
フローレンス島に泊まれば、ホテルの周りにたくさんのレストラン、お土産やさんがあるので、夜まで気楽に歩き回れます。こちらはそういうわけにはいきませんが、島にはないゆったりした時間がありあす。テラスから、バーから湖を見て過ごすなど。どちらがお好きかにより、泊まる場所も決めることをおすすめします。

ホテルの部屋。エアコン、ＴＶ、もちろんホッとシャワー。島のホテルより広々としています。ぜひ“湖の見える部屋”をとお願いしてください。スタッフも感じがよく、今回の私の一番です！

ティカル国立公園の入り口。ここでチケットを買います。ツアーであればガイドさんがしてくれますが、個人で行かれる時にはここで降り購入Ｑ５０。チケットは、遺跡内に入りちょっと歩いたコントロールセンターで見せますので失くさないようにしてください。

ティカル遺跡が描かれています。これをイメージして･･･いよいよ遺跡へ。ここから国立公園内ですが、まだ16ｋｍ車で走ります。

ビジターセンター。ティカル遺跡の模型。左手には石碑博物館。右手奥にトイレがあります。ガイドが必要ならここで。(有料)　お水などを買いたい場合もここで。遺跡内でも何箇所か買える場所はあります。（9時近くから。値段も高いです。）ここでいろいろ準備をしてから出発です。

いよいよティカル遺跡に！でも今回書くのはやめます。なぜか･･･。
ティカルの醍醐味を味わってもらうには、私がここで色々書いてはいけない気がするからです。
むし暑く、蚊もぶんぶんうるさい(日中暑くなると少なくなります)ジャングルの中を歩き、耳を澄まし目を凝らし、そこに住むサル、リス、七面鳥、ハナグマなどと出会う。始めて見る植物を眺め、時折通り過ぎる風にホッとしながら進み、また進み。でもまだ着かない、いったいいつまで･･･、とまだまだ歩き続け。
と、突如視界が開けてそこに現れる大神殿、宮殿、石碑・祭壇！それを目の辺りにしたときの感動！まさしくこれがティカルの醍醐味!
実際見て頂く前に細かく書いてしまったら、なんだかもったいないし、申し訳ない。
でもティカルを皆さんに知って頂きたいし。ので今回は趣向を変えてみました。神殿や宮殿にある王座。マヤの王や貴族たちが座り、目にしていただろう風景。をご紹介します。”王座からティカル遺跡を見る”
皆さんも行かれた際には王座に座ってみてください。なんともいえない気分になります。（これは次回に！）