2005/08/01 - 2005/08/04
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かなたろぅさん
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シルクロード1週間の旅の後半部分。ウルムチから夜行列車で敦煌へやってきました~。
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朝9:00前に敦煌駅に到着。
今度はすぐにガイドさんと待ち合わせできて一安心。
(やわらちゃん似の肝っ玉母ちゃんキャラのガイドさん) -
私達2人とガイドさん、ドライバー氏の4人でセダンで移動。敦煌駅から市内まで1時間ぐらい、そこから最初の観光スポット・陽関まで1時間くらいかかる上、車が古く道も悪いためがたがた揺れる・・・
そういえば昨日までのウルムチの旅行社の車は革張りで広くて良い車だったなあ〜。 -
敦煌市内を抜け20分くらい走ったところで左側に砂丘が見えてきた。これが有名な鳴砂山。金色でさらさらの砂丘が何キロも続いている。
夕方は特に影の出方が美しい〜
写真ストップで止まってくれたと思ったら車のエアコンが故障!助けが来て直してくれるまで1時間以上炎天下の中立ち往生・・・おいおい。
しかしここは暑い。中国で一番暑いといわれるトルファンは雲があったけど、この日は快晴。日差しが強い〜! -
車がストップした場所は左に鳴砂山、右側に砂利漠。
周囲に人の作ったものが見えず、車が通りかからない限り自分達の足音と蝿の羽音しか聞こえない。
痛いくらいの日差しと熱風と静寂でちょっと息苦しいくらい。何故かそこでCoccoの「焼け野が原」を思い出し歌ってた私。周りを気にせず大声で歌っても良いなんて超気持ちよい!! -
陽関
予定では午前中に観光するはずが、車の故障で結局午前中は観光なし。午後一番で陽関へ。
有名な関所だったところだが、今となっては写真の烽火台が残るのみ。
近くに出土品を展示してある博物館があるが、ここへ行くならシルクロード上の主要な町ぐらいは知ってたほうがおもしろいのかも。 -
玉門関へやってきました。
ここも関所跡で烽火台が残っている。最初の入り口を入ってからたどり着くまでまた1時間ぐらい走った・・・
しかし暑い、とにかく暑い。
捕まりそうな格好してるけど、こうしてないと本当暑いの… -
漢の時代に建設された長城の跡。玉門関の隣にある。
北京で見たりっぱな万里の長城は明代のもの。
それがここまで続いてることを改めて実感。それにしても人の身長くらいしかなく今にも風化してしまいそう。 -
敦煌市内に戻って夕食♪
新疆よりはマイルドになったかな?でもやっぱりぶった切った肉の炒め料理が多い。
3、4日食べ続けてたら二人とも顔にニキビができてきた・・・油っこい料理が多いのだ。
それにしても敦煌に来た途端インゲンが増えた。特にインゲンのにんにく炒めなんか毎食出てくるけど、良く採れるのか!? -
夕食後鳴砂山&月牙泉へ。
この時8時くらいだけどまだ外は明るく砂丘に登って日没を見るには丁度良い時間だ。
入り口から砂丘へは車、らくだ、徒歩などで行けるが、あまり日没まで時間がなく車で行くことに。
(あと20分くらい早く着たららくだに行くのも良いかも) -
鳴砂山遠景
山のかたちがいつまで経っても同じなのが不思議。 -
登山口付近で客待ち中のらくだ。
とにかくその数にびっくり!すごい動物臭とグ〜という低い泣き声。
登山口から入り口までの片道+登山片道+くだりの砂ぞりをあわせて50元。 -
砂丘の頂上に登る階段。
かなり急な上、途中から階段が砂で埋まってるところもあって怖い。
見下ろしてみると高所恐怖症の妹がはるか下でぜえぜえ言ってる・・・
登りきるまでには顔が真っ赤になり息が上がってしまった。周りを見ると他の人も皆ゆでだこ状態。
ひんやりした砂に寝っころがって休憩〜☆ -
頂上から見た夕暮れ。
右下に見えるのが月牙泉。
完全に沈む前に下り始める。階段は登ってくる人がいるので斜面を裸足になって下る。
砂がひんやりしてて気持ちよい〜♪
砂丘は遠くから見ると金色だけど近くで見ると灰色に近い。 -
敦煌市内の夜市(沙州市場)へ
食品を売る屋台と麺料理などが食べられる屋台コーナーが多く民芸品はあまり多くない。
種屋さんでひまわりの種を試食させてもらう。ピーナッツみたいな味だけど割るのが大変なわりには中身が少ない・・・
フルーツ屋では桃やぶどうなどをたくさん試食。フルーツの美味しい時期に来てよかった〜! -
シルクロードの果物と言えばハミ瓜。
新疆では食べる機会がなく敦煌では絶対〜!と思って試食・・・ん?・・・これはメロン?!
実はここ敦煌ではハミ産のハミ瓜とメロンを総称してハミ瓜と呼ぶそう(?)
だったらハミ産ハミ瓜を食べてみたいと思ったけどあったのはメロン。それでも値段を聞くと5元(約60円)!
迷わず買い!一緒に桃6個10元(約150円)を部屋に持って帰ってフルーツパーティーだ♪ -
ホテルの部屋に戻ってハミ瓜を二等分してスプーンで食べた♪何か60円で贅沢な気分♪
これまでレストランで出てきたメロンは固めで甘くなかったけど、これはすごくみずみずしくて甘い!マスクメロンなんかよりずっと美味しい!
桃も試食では美味しかったけどメロンの喉がひりひりするぐらいの甘さで味をあまり感じなかった… -
敦煌2日目、一日莫高窟観光。
たくさんある石窟を遠くから見た様子。この内約500に仏像や壁画が残っている。
観光用に開放するとどうしても日光や人間の吐く二酸化炭素で壁画が傷むので開放されているのはほんの一部。 -
良くガイドブックで見る莫高窟のシンボル。
結局これは何だっけ? -
入り口でカメラを預けるので中の写真が撮れないのが残念。(預け所で16歳って言われたからまあいいか。)
各石窟の入り口は近代的(!?)なサッシドアが付いていてガイドさんが鍵で開けて中に入れてくれる。
石窟は作られた時代がばらばらで時代によって壁画や仏像のつくり方が違うのが面白い。20窟見る間にどの時代の石窟か分かるようになってきたぜぃ! -
ランチは敦煌市内に戻って。
敦煌の街並みも中心を少し外れるとこんなのんびりした雰囲気になる。
敦煌で行きたい鶏肉麺のお店があったのにガイドブックを行きの飛行機で忘れたので結局行けず・・・心残り〜 -
敦煌滞在2日目、足つぼマッサージへ。
90分120元(約1800円)で足裏→脚全体→上半身まで。
写真ははじめの漢方フットバス。薬っぽい匂いですごく熱い!
若いお兄さんがやってくれたんだけど左右の力加減が違うし、マッサージも3パターンぐらいしかない・・・
次の日妹は揉み返しに苦しみました・・・ -
敦煌から飛行機で西安へ。
軽めの昼食の後華清池を観光。楊貴妃のために皇帝が作った避寒用別荘。昔の温泉の跡もあるけど残ってる建物はほとんどが再建。
あまり大きな公園でもないのでさらっと観光して終わる。それにしても西安のガイド氏、説明するだけしたら後ろ一切振り返らずスタスタ歩いていっちゃうから写真を撮るたびに走って追いかけなきゃいけないじゃん! -
兵馬俑坑へ。
社会の教科書で見たのと同じ写真が撮れました〜。
でもこれはほんの1部。大部分は未だ発掘中か着色が色あせないように埋めたまま。
それにしても建物をもうちょっと雰囲気のあるものにして欲しい…大きな体育館みたいなんだもん。 -
西安名物、餃子宴。大人気の三ツ星レストランにて。
全部で18種類の餃子が次々出てくる♪
エビ、鶏肉、トマト、きのこ、ハム、くるみ、豚、牛など色々な具の蒸し餃子の他、水餃子、焼き餃子、あんこのパイみたいな餃子、スープ入りetc...
食べ過ぎてしばらく餃子はいらない…
ところで一緒に飲んだ苦瓜ビールはうす緑色のさっぱりした味。新疆から何種類ものビールを飲んだけどビールは全部薄めだったなあ。 -
西安の中心にある鐘楼。
周りの広場ではすごい人が集まって話をしたり、音楽を演奏したりしてる。
広場の周りのお土産屋さんが遅くまで空いてるけど、品揃えは新疆や敦煌と変らずしかも西安までくると少し高い。(これはお土産に限らずレストランのビールも高くなった) -
旅行中何度も食べたお気に入りの緑豆アイス(1元)。餃子でお腹いっぱいだけど最後の夜にもう1本。
抹茶味に似ててあずきバーみたいに豆粒が入ってる☆いろんなブランドのがあるけど練乳入りの「緑色心情」のが1番! -
最終日の朝大雁塔へ。
6階か7階まであって一番上まで登れるけど登っても何てことはない。息が上がっただけ。
でも上から整然とした西安の街を見てここがシルクロードの出発点だったことを思うとちょっと良い。
今回はウルムチまでだったけど、来年はウルムチからさらに西方面に行ってみたいなあ。
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この旅行記へのコメント (1)
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- イスカンダル亜力山大さん 2005/11/22 18:19:15
- 莫高窟第96窟です
- シルクロードの旅を満喫されたようですね。
よかったよかった。
っで、結局この写真は莫高窟で唯ひとつ楼閣が現存する第96窟です。
莫高窟は千年間に千窟も開鑿されましたが、96窟以外は総て楼閣が無くなっています。
風化したのか、焼失したのか、はたまた壊されたのか???
なもので、96窟は莫高窟のシンボル的存在ですね。
中には奈良東大寺の大仏様の2倍の高さを誇る大仏様が鎮座ましまする。
大仏様のモデルになったのは、中国史上唯一の女帝・則天武后だと言われています。
ってことで、96窟は唐代の開鑿です。
則天武后は大仏好きで、洛陽の龍門石窟の奉先寺大仏も、モデルは則天武后だそうです。
自分に似せて大仏を建立させたんでしょうね。
信心深いのではなく、権力欲の現れだったンとちゃいますか。
ほな。
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