青島に行こう！「喰い喰い編」

2005/08/31 - 2005/09/02

今回は二泊三日の強行スケジュ−ルだったので事前にあれこれ調べ過ぎたか？やはり自分の足で探さないと面白くない。

限られた場所しか散策してないが青島は新しい町で中心部は高層ビルが立ち並び、飲食店は比較的キレイなところが多く特に海鮮料理のお店は大型店が目立った。

屋台は規制が厳しいらしく、非常に少なく残念だった。
大好きな食べ歩きも今回は不完全燃焼！

この写真の干物は市場で売っていたので食べることは出来なかったが、魚卵らしきものも付いていて大変そそられた。こんなやつを「炭火であぶって青島ビ−ルで1杯」なんてのが私の理想の喰い喰いツア−です。

エリア 青島(中国)

年に数回、青島に出張する上司のお勧めもあって初日から[怡情楼海鮮巨無覇」と言う海鮮料理店に行った。

青島の取引先から住所をわざわざメ−ルしていただき、接待で使うような店なのである程度は想像していたがタクシ−で正面玄関に着いたときには中国語が分かれば「運転手さん場所間違いました！」とあまり持ち合わせがない私は思わず言って逃げたくなるような豪華な店。

いきなり綺麗なお姉さまのお出迎え。

海鮮料理は釜山やボルネオ島　台北　海南島他だいたいあれば1度は食べてみたが1店舗でこれだけの品揃えがあるところはなかった。

まず水槽などに泳いでいる魚貝類を選んで、調理方法を指定する。もちろん中国語はわからないが近くにその魚に適した料理法が書いてある。また鮮魚以外のメニュ−はずらりとサンプルが並んでいるので注文しやすい。

この店は個室がたくさんあるようだが、２人だったせいかテ−ブル席に通された。

海鮮メインだがその他の料理のサンプルがズラリと並び、料金や量が一目でわかるのでオ−ダ−も簡単だ。

豆腐の上にラ−油みたいなのがかかっていてちょっぴり辛い。

三亜でも似ているものを食べたがキュ−リはなぜか美味い。にんにくのソ−スがかかりあさりがついていた。

名前はわからないが貝も頼んでみた。盛り付けはどれもきれいだ。

どこの店でも青島ビ−ルというとこれが出てくる。

たしか、常温で飲むのが普通だったのを忘れていて、気を使ってくれたのか？「アイスビィア−？」と言われたので氷入りを想像して「NO!]と答えたら常温が出てきた。親切に２本とも栓抜きで開けられてしかたなく頑張ってのんだ。

各テ−ブルには２人ぐらい担当がいて、ビ−ルグラスが空くとすぐにやってきて注いでくれる。

日本でもよくあるワタリガニ。甲羅は内子がついたまま油で揚げてある。ほじくって食べたが硬くてイマイチ。

シタビラメの煮物。独特の香辛料が効いていてチョッと変わった味。奥様は箸を１回つけただけで放棄した。片面食べ終わると皿ごと持って行き、骨を全部取って再びテ−ブルへ。

以前たしか取引先の接待を受けたソウルの料亭みたいなところでもタイの骨を綺麗なお姉さんが一本１本箸で取ってくれて小皿に身を分けてくれたことがあったが私はこんな店は肩がコッテ苦手である。

１番乗りで入店したのでわからなかったが外の駐車場を見ると高級車がズラリと並んでいる。１００台以上とめられるスペ−スも18：00ぐらいにはほぼ満車。店内をみても接待と思われる人や裕福そうな家族ばかり。ＧパンとＴシャツじゃだめだったかな？

気になるお会計だが、それでもビ−ル４本　料理５品で５００元ぐらいだった。

ちょっと裏路地っぽいところにあり、わかりずらい「蘭桂坊」という店。夜９時まではレストランで以降はバ−になるという。店内は薄暗く、静かな音楽が流れちょっと洋風。詳しい場所はクチコミ情報で。

入口は海鮮の水槽も並んでいた。種類は少ない。

外からも厨房がのぞける。鳥の香ばしい匂いがただよっていた。

カップルも多かったのでフラッシュを使う勇気が出ずわかりにくいが、ちょっとかわった店内の壁面。

いったいメインの料理はなんだろう？と思うくらい、いろいろあるがこの北京ダックみたいな片皮鴨がおすすめ料理とのこと。

北京ダック自体、１５年ぐらい前に香港で１回食べただけなのでわからないがかなり美味しかった。

１羽で７８元

これは「鴨舌」と書いてあったのでシタベラ？かな。

特にうまいというものでもないが初めて食べた。
形はそう言われてみればリアルだ。

２８元

ちょっとした店にはこのようなティッシュペ−パ−とおしぼりがセットされたものをくれる。とても便利だ。

海南島ではこの刀削麺の美味そうな店を見つけたが開店前で食べれなかった。看板をを見つけて迷わず入った。

狭い階段を上がって行くと２階にもテ−ブル席があったが結構混んでいた。

メニュ−は見やすく、このくらいの値段が私にはピッタリで少々口に合わなくても美味しく感じるのは不思議だ。

青島は串物が多く１本0.5元〜1元ぐらいと安いため隣のテ−ブルの女性は麺を2杯食べていたが更に串を15本ほど注文していた。

麻辣串は恐らくラ−油みたいなものが入ったタレで焼いた串。種類はいろいろある。結構辛く、注文したら「辛いけど大丈夫か？」と他のものをすすめられたが強行した。

念願かなって「刀削牛肉面」を食べれた。濃厚なス−プと削面がマッチしてうまい！

小　3.5元　大　4.5元

店のおすすめはメニュ−の左上にある牛肉のス−プに小さな泡状？の麺が入っていて一見ぞうすい風。

味はそこそこだが変わっていておもしろい。

8元とちょっと高め。

店のテイクアウトは常に2〜3人待っていたので人気店みたいだ。

まだ晩メシには早かったがジャスコから数分歩いたところにある餃子屋を見つけて入ってみた。創業60年で5店の支店があるらしく、まだ夕方の開店前に入ってしまったせいもあり、15人ぐらいの従業員がまかないを食べており、繁盛しているらしい。

メニュ−は全部で16種類。この店のおすすめの鶏肉とエビの餃子と豚肉とエビの餃子を一皿ずつ頼んだ。小籠包みたいで、特に豚肉の方は肉汁がたっぷりでうまい！餃子湯と言われるゆで汁も初めての経験。1皿　10〜20元　かなりのボリュ−ムがある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

腹の減りは今ひとつだったが明日帰国だと思うと無理してでも食べたくなる。

パッとする店がなくウロウロしたが再度、海鮮にチャレンジ。「天天漁港酒家」近辺には飲食店が数店並んでいたが一番混んでいた。

昨日の店と比べて魚介類の品揃えは半分以下だったがその他の料理の種類は多く、サンプルがズラリと並んでいた。

青島ビ−ルの「純生」は後味すっきりで美味かった。

サンプルを指さしてオ−ダ−した時は鳥の軟骨のから揚げかと思ったが違った。魚やカニらしき物が入ったいてまあまあかな？

魚介以外にもう一品。ところてんは味付けも日本と変わらず。

ナマコは蒸し煮にした。無難な味だったのでつまらない。

貝の名前はわからないがニンニクが効いていて美味しい。

ソイ　カサゴに似た魚。見た目は美味そうだったがほとんど箸を付けずに終わった。「私に喰えないものはない」位に思っていたが泥臭い　生臭いコイツには参った。選択に失敗したがビ−ル4本と料理6皿で249元とこの手の店ではかなり庶民的な価格なのかな？

この旅行記へのコメント （1）

• enyasuさん 2005/11/12 23:27:40

  食べ歩き

  青島２泊３日、かなり食べられましたね。
  海鮮料理はやはり値段がいいんですね。
  
  青島と聞けばビールですが、今はきれいな水族館もあるんですね。
  
  懐かしい青島の旅行記、楽しませてもらいました。