南イタリア旅行?ｶﾌﾟﾘ島二日目　青の洞窟になななんと！！！

2005/07/13 - 2005/07/13

一夜明け、早朝早速青の洞窟へ向かいます。
日本からの情報で、先頭さんによっては洞窟内で泳がせてくれるとのことでした。チップをはずんでも絶対泳ぎたいと思い、予め水中カメラと洋服の下には水着を用意。いざ出陣です。

エリア カプリ島(イタリア)

青の洞窟へはﾏﾘｰﾅ･ｸﾞﾗﾝﾃﾞから船で行く手段と陸地からﾊﾞｽで行く手段があります。ﾎﾃﾙがﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙのすぐ側なので、陸地から行きます。

終点に着き、階段を下りていくと既に並んでいる人が！！殆どがｶﾌﾟﾘ島に宿泊している人で、日本人が多い！聞けば昨日も一日中並んで結局入れなかったというでは無いですか。。。今日は如何に？！しかし、素人が見ても明らかに波が高いです。。。

こんなにすぐ近くに洞窟の入り口が見えるのに〜〜
ﾎﾞｰﾄがやってくる９時をまわっても一向にやってくる雰囲気はありません。今日は諦めてｶﾌﾟﾘ探索をしようかと友達と相談です。他の日本人の方々はそれでも並んで波が静まってﾎﾞｰﾄが来るのを待つみたいです。

途方に暮れていると向こうの方から島一週ﾂｱｰの船がやってきました。ガイドさんがマイクで説明を始めました。「今日は波が高くてﾎﾞｰﾄは出ません。でも泳ぎに自信のある人〜入れますよ〜」なんて言っているではないですか!!船の男性が手を挙げて何人か水着になり始めました。陸地にいた私たちは迷わず水着になり、「私たちも混ぜて！！」持ち物とカメラ撮影を並んでいて人に半ば強制的に預け、海へ！！

水が本当に冷たい！！
まずは入り口の外でタイミングを見計らいます。
波が相当高いので、下手をしたら岩に打ち付けられてしまいそうです。ガイドさんは慣れているようで、私たちはかけ声と共に洞窟内へ！！

まずは中に入って奥へと泳ぎました。足は入り口付近だけ、かろうじて岩場になっています。
少し進んで後ろを振り返ると、それはもう見たこともない鮮やかなブルーが！！！泳いで入っている事と、美しすぎる青とで、興奮しすぎてみんな雄叫びをあげて叫びまくりました。

水中に潜っても撮影してみましたが、やはりインスタントの水中カメラはダメです。。。
実際の半分もまともに写りません・・・

入り口付近で人が泳いでいるのが分かるでしょうか。

外から入り口めがけて高い波が次々と押し寄せてきます。
海水のため、体は浮きますが、叫びすぎたのと、興奮しすぎて体力が急激に失われます。
私は入り口付近の岩場に着いているチェーンにぶら下がりながらそれでも洞窟内の美しさに見とれていました。

撮影を頼んだ陸に並んでいる人に撮っていただいた、洞窟から戻ってきた所。

陸に上がって階段を上り、ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙで。
興奮が冷めず、暫くボーっと海を眺めます。
友達は感動して泣いていました。私も目頭が・・・
洞窟に入ってのは１０名程で、女性は私と友達と、ツアーの一人だけ。他の人は船から私たちをひたすら写真に写していました（笑）こんなチャンスをみすみす眺めているだけなんてもったいない！！

このあと、やってきたバスに日本人の男の子が一人で乗っていました。彼は私たちが泳いで入ったと聞くと「俺も行ってきます！！」と降りていきました。
私も彼が入るのを写真に納めようと降りていくと、立ち往生しているではないですか。何でも並んでいた人たちに一人は危ないと止められて入りかねているそう。
私は体力的に無理ですが、もしかしたら私の友達なら？と思い、聞いてみると喜んで行くとのこと（笑）
結局私の友達は２回泳いで洞窟に入ったのです。
二人が洞窟内でｷﾞｬｰｷﾞｬｰ騒いでいるのが聞こえました。
そりゃ、あそこに泳いで入るなんて騒ぐなというほうが無理な話です。

さて、興奮も冷め、水着も乾き、一回ﾎﾃﾙへ戻って荷物をおいたら今度は島を探索です。
友達と洞窟に入った日本人の男の子、けいすけ君も一緒に島巡りをすることになりました。
まずは天然のアーチに向かいます。

ｱｰﾁに行った後、通り道にあったLe Grottelleで遅めのﾗﾝﾁ。
けいすけ君は大学を一年休学して世界一周旅行中だそう。
ﾅﾎﾟﾘで私が泊まったﾕｰｽにいて今日は日帰りでｶﾌﾟﾘに来たそう。ﾎﾞｰﾄは出なかったけど、泳いで入れて本当に満足していました。むしろﾎﾞｰﾄより凄い貴重な体験！！！

表札が可愛いです。
ﾏﾖﾙｶ焼きでしょうか。

ﾏﾃﾙﾏﾆｱの洞窟。
ﾛｰﾏ帝政期に広まった秘教ﾏﾃﾙﾏﾆｱを祀った所です。

散歩所の道じゃありません・・・

ﾏﾗﾊﾟﾙﾃ荘
この別荘にはｶﾐｭやｺｸﾄｰも訪れたそうです。

なんて綺麗なんでしょう。

道は結構ちゃんと舗装されています。

遙か下にﾋﾞｰﾁが！！

大分近くなってきました。
どうやらﾚｽﾄﾗﾝ兼ﾋﾞｰﾁの様です。
残念ながら水着は脱いできてしまったので、入れず・・・

ｶﾌﾟﾘ地区に戻ってきました☆

ここでけいすけくんとはﾒﾙｱﾄﾞなどの交換をしてお別れ。彼はこの後ｼﾁﾘｱ､ﾏﾙﾀ､ｸﾛｱﾁｱ､ｻﾗｴｳﾞｫ等に行くそう。
ｺｱな旅だな〜羨ましい・・・

夕飯はda Gemmaにて。
このお店のｶﾒﾘｴｰﾚの求愛っぷりは半端じゃありませんでした。今まで何回かｲﾀﾘｱに来ましたが、ナンパというナンパに会ったことの無かった私が今回は本当に結構凄かった（笑）ただ引き際も潔いので心地が良かったです☆

この旅行記へのコメント （2）

• 美本　りんとさん 2006/06/19 00:09:07

  こんばんわ

  kaorrinさん、はじめまして！
  ２年前に、あたしも青の洞窟行きました。（ボートで）
  早朝ボートが来る前は、泳げるって聞いて、
  今度はカプリに泊まってやるっ！って心に決めてたんだけど、
  ボートが出ない日も、泳げるんですね！
  うらやましすぎ☆
  ボートで入った時、泳ぎたい！ってわめいてましたもん（笑）
  あたしもいつかチャレンジします！体力のあるうちに・・・
  その時は、また詳しいコト教えて下さいね。

  kaorrinさん からの返信 2006/06/19 06:16:55

  RE: こんばんわ

  >美本　りんとさん
  
  書き込みありがとうございます☆
  そうです!早朝とﾎﾞｰﾄが出ないとき両方泳げます!!
  でもあまりに波が高いときは入る時に岩に打ち付けられてしまいますし、
  洞窟の中に高波が押し寄せます。
  私は1回目はかなり波が高かったのでちょっと怖かったです。
  でも死んでも良い!!って思っちゃうくらい幻想的でした。
  だってあの海の色に自分が浮いていてしかももぐったり出来るんですから!
  
  いつでも聞いてください☆