台中から日月潭を訪問

2005/07/04 - 2005/07/08

私は以前２年間台南に住んでいたのですが、その時は風光明媚で有名な観光地の日月潭に行くチャンスがありませんでした。今回日月潭に行く事が出来ましたのでご報告します。

エリア 日月潭周辺(台湾)

日月潭には台中からバスで向かいます。台中は平地にありますが、そこから山側に向かってひたすらバスは進みます。１時間くらいで着くのかな？と甘い気持ちで向かったらとんでもない。優に２時間以上かかります。バスの中で友達と話をしていたのですが、遂には話すことも無くなってしまうくらいでした。　１３時ごろ台中を出発し、湖畔に到着したのは１５時半頃でした。高地に位置する分だけ気温は台中市内よりも低かったような気がします。すこし”もや”がかかっていました。

湖畔に有名なお寺があったので入ってみました。

お寺の門をくぐり、本堂の天井をみました。鮮やかな極彩色です。日本の神社仏閣は枯れた味がありますが、台湾の仏閣は派手さそのものです。おそらく日本の仏閣もその昔（建立当時）はこんな感じだったものと想像されます。

關羽でしょうか？三国志に登場する關羽は台湾では人気者です。【武】の象徴として武廟と言ったりします。

一つ目の本堂から二つ目の本堂に移動するまでの坂にあった装飾です。金の玉を追いかける龍の様子がリアルに描かれています。色彩も綺麗です。

この人は僕の友達です。彼は台湾で産まれて台湾で育ったのですが、大学卒業と同時に米国に渡り、現在は米国に永住しています。　さて台湾のお寺では日本で言うおみくじのような木の板が置いてあります。２枚で１ペアーになっています。それぞれの板は三日月の形をしていますが、左勝手と右勝手の対称形となってペアーを構成します。この木を２枚共に床に放り投げて１枚が上、１枚が下を向けばラッキーです。両方共に同じ方向を向いてしまうとアンラッキーだそうです。彼はまさに板を床に投げた瞬間です。

台湾では水晶も良く見かけます。しかもこの様な柱状の大きな水晶を良く見かけます。水晶の前に置いてある桃をご覧下さい。これ全てビーズで出来ているんです。よく出来ています。