メコンデルタを見に Vietnam - Mekong delta

1999/10/12 - 1999/10/19

カトリ−ヌ・ドヌ−ブの映画「インドシナ」やマルグリッド・デュラスの小説「ラマン」が映画化されて、メコンデルタなるものを見たいと思い立ち、カント−まで行きました。
ツア−ではなかったので、まずホ−チミンではサイゴン川の辺のリバ−サイドホテルを予約し、翌日、メコンデルタのツア−を申し込みました。
１０月で観光客は少なく、ホテルは閑散としていて、一寸気味悪かったくらい。部屋はとても広く、寸法が大きいのはきっとロシア人に合わせたからかも知れないと思いました。
翌日メコンで小舟に乗っている時、もっとメコンの奥へ行ってみたいと言うと、自分の車で連れて行ってあげると話がまとまり、カント−まで行くことができました。
ミト−からヴィンロン、そしてカント−へと、２，３回フェリ−を乗り換えて、やっと着きました。フェリ−に乗るのに、道路が工事中だったり、道が一車線しかないため、交互に通過しなければならないので、凄く時間がかかりました。朝８時半頃ホテルを出て、夕方に着きました。
でも、メコンデルタを思う存分満喫できて、満足の旅でした。

エリア カントー(ベトナム)

ホ−チミンの町はいつもラッシュ！
皆自分勝手に走っていて、その割りに事故が少ない。

当時ガソリン１Lが４５００ドンでした。

ホテルから見たサイゴン川

外国資本ラッシュで高層ビルの建設が方々で行われていました。

車でメコンデルタを見に行く途中でスコ−ル

メコン川に着いたもののスコ−ルはまだ止まず、１時間近く待ちました。

フェリ−乗り場はいつも人が溢れていて、物売りも物乞いも多い。

いよいよフェリ−出発

船着場には次々とフェリ−が発着する。

フェリ−の中も物売りと物乞いでごった返しています。

メコンの支流、ティエンザンをフェリ−で渡るとヴィンロン。

フェリ−乗り場へと向かう途中

カント−は経済の中心地で市場はベトナム一。
ホ−チミン公園です。

あっと言う間にスコ−ル

川沿いのホテルから見たメコンの夕日

翌朝早く目覚めて、朝日をと思っていたら曇っていて見えなかった。

カント−の市場へ

疲れてちょっと一休み

魚を獲っているところ。

本当にメコンデルタは広い！

当時の値段（ベトナム人の値段）
バゲット１本が７０００ドン
散髪代が５０００ドン
自転車は１台１００ドル
バイクは２０００ドル
中古自動車（カロ−ラクラス）で８０００ドル
今はどのくらいでしょうか？

この旅行記へのコメント （6）

• SUR SHANGHAIさん 2013/06/28 17:22:03

  河を渡る

  １９９０年代のベトナムには、大きな河でも車が渡れる橋がまだ無かったりして行き来が大変だったんですよね。
  
  ドロドロと濁った河の水。
  フェリーも今にも沈没しそうだし、水の中に落ちたらもう一巻の終わりで、見つけてはもらえないだろうなと言う恐怖心に駆られたのを思い出します。
  
  でも、こういう時代の方が、インパクトある旅ができたような…。
  
  私は、１９９２年のハノイからハロン湾へ行く途中の河で乗ったんですが、その怖かったこと！
  この最終編のアップまでにはまだもう少し時間がかかりそうです。
  忘れた頃になるかも、です。(；＾ω＾)
  

  belleduneさん からの返信 2013/06/28 17:40:28

  RE: 河を渡る

  SUR SHANGHAI さん、早速見てくださったのですね。ありがとうございます。
  確かに、あの頃は、外資の流入が凄かったですから、街も日毎に発展しているような感じでした。ハノイの街中に、ドーンと聳えていたCITI BANKのビルが光っていましたね。フランスの植民地支配が終わってから、ロシアの統治下にあったので、私が泊まった古いホテルは全てのサイズが大きかったです。フランスパンは相変わらず美味しいのでしょうか。
  カントーでは、旅行する外国人がまだいなかった頃だったので、簡素なホテルでした。目の前がメコン川だったので、スコールの夕暮れを眺めていたことを思い出します。
  小舟に乗って行った朝市で飲んだコンデンスミルクのたっぷり入った甘ーいインスタントコーヒーや生春巻きは、ちょっと危ないと思って、いつも注文していた揚げ春巻きが懐かしいです。
  アオザイはホーチミンとハノイではデザインが少し異なっているそうです。女子学生が来ていたアオザイはちょっと艶かしいものがありました。ハノイに行って見ないといけませんね。
  
  > ドロドロと濁った河の水。
  赤土なので、あんな濁った色になるんでしょうね。モロッコはもっと赤い土ですが。
  
  > フェリーも今にも沈没しそうだし、水の中に落ちたらもう一巻の終わりで、見つけてはもらえないだろうなと言う恐怖心に駆られたのを思い出します。
  
  > でも、こういう時代の方が、インパクトある旅ができたような…。
  そうだと思います！
  
  > 私は、１９９２年のハノイからハロン湾へ行く途中の河で乗ったんですが、その怖かったこと！
  > この最終編のアップまでにはまだもう少し時間がかかりそうです。
  > 忘れた頃になるかも、です。(；＾ω＾)
  楽しみにしています。
  

• wiz さん 2006/10/14 11:49:24

  メコンデルタ

  belleduneさん、はじめまして！
  
  映画「ラマン」の内容、そしてその中での風景、がとても印象的で、
  その後、別のＭ・デュラスの本を読んだりしたのを思い出しました。
  
  特にオープニングでの映像やラストのあたりがとても強烈に残っているのですが･･･、また雰囲気に浸りたい時に、この旅行記へ･･･。
  
  ありがとうございました。

  belleduneさん からの返信 2006/10/17 19:46:00

  RE: メコンデルタ

  voodooさん、はじめまして。
  チェコの旅行記面白く読ませていただきました。チェコのプラハに留学した友人を訪ねてみたいと思っていますので、参考にさせていただきます。
  最近、心に残る映画見てないので、「メコンデルタが見たい」という思いで行ったときのような感激が最近少ないかもしれません。
  また、お邪魔します。

• 花やんさん 2005/08/04 15:40:02

  メコンの感じがよく出ていますね。

  私も「ベトナム旅行記」をまとめている最中ですが、あなたの旅行記はその雰囲気がよく出ていますね、感心しました。
  ベトナムを旅行した方ならそのように感じ、感心されると思います。
  また、いろいろ凡人が行かないところを旅してらっしゃいますねゆっくり拝見させてもらいます。
  続けての旅行記をご期待します。

  belleduneさん からの返信 2005/08/04 17:04:22

  RE: メコンの感じがよく出ていますね。

  私も貴方の旅行記を読ませていただきます。
  ４travelは旅が好きな方のサイトですので、いつも楽しみに読んでいます。
  さて、次はどこに行こうかなと思いながら、読むのって楽しいですよね。
  これからもよろしく。