2005/07/16 - 2005/07/16
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ajiajiroさん
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鹿島臨海工業地帯の中心、神栖町のミニミニジャーニィーに行ってきました。と言っても、私は毎日お仕事に行っているのですが…
ここ、神栖町は田舎の割には、結構日本一とかが、たくさんありましてなかなか、侮れません。
この8月には隣の波崎町と合併して神栖市になる予定です。
写真は南浜に最近出来た石油会社の風力発電機と夕焼けの風景です。
- 交通手段
- 自家用車
-
思ったほど田舎ではありません。
東京からは車ですと、東関東自動車道、水郷有料道路経由2時間弱で到着します。
写真は水郷有料道路沿いの神栖町の歓送迎塔
今の季節、まわりは一面の青々とした田んぼが広がっています。 -
鰐川(わにがわ)橋の下にはサイクリング道路が日川(にっかわ)方面までできています。
この鰐川橋の向こう側は常陸利根川(ひたちとねがわ)で特に広くなっているこの部分を外浪逆浦(そとなさかうら)といいます。
なんかクイズになりそうな難解地名ですね。
ここは、トイレや駐車場が整備されています。
ときどき、外回りの営業マンさんが一息入れていたりします。
7月だというのに、白鳥が来ていました。
北国へ帰るのを忘れてしまったのでしょうか? -
常陸利根川沿いに下流へ移動します。
ご覧の通りのサイクリング道路が続いています。
あまり利用している人は見かけませんでしたが… -
東国三社のひとつの息栖(いきす)神社へ到着です。
東国三社のあとふたつは超有名な鹿島神宮と香取神宮です。
ここは、こぢんまりとした境内ですが、まわりの杉木立の大木などはそれなりの歴史と風格を醸し出しています。 -
境内にある松尾芭蕉の句碑
この里は 気吹戸主(いぶきとぬし)の 風寒し
気吹戸主は江戸時代には息栖神社の祭神とされていた清浄化・生々発展・蘇生回復の神とのことである。 -
本殿。 昭和30年代に焼失して立て替えられたもの。
この神社、普段は参拝する人がほとんどいないにもかかわらず社務所には巫女さんが座っていました。 -
次はちょっと分かりづらいところなのですが、アサリが取れる場所へ行ってみました。
神栖町の居切地区に北公共埠頭を作っているところがありまして、その隣のわずかな砂浜?部分でアサリがかなり取れるそうです。
目印はなんの変哲もない産業道路に車がたくさん止まっています。
潮時の良い時間帯には人が大勢、藪の向こうに歩いていくのが見えます。 -
ここは元々、海から遠く離れた陸地に港を彫り込んで出来た場所なので、地形というか、植生というかちょっと普通の海の様子とは違います。
それで、この大きな立ち入り禁止の看板。
あまり守っている人は見かけませんでしたが… -
やはり、人の常として、少しでも、たくさん、ひとより、多く、大きなアサリを捕ろうと沖へ、深みへ行くようです。
ご安全に! -
次は鹿島港のY字型の中央にある県営の港公園に行きました。
後にあるのは、展望塔です。
茨城県の県花のバラをかたどった円盤状の屋外展望台からは鹿島港の臨海工業地帯が一望できます。 -
中央航路の突き当たりにある公園の前は波もおだやかな鹿島港が広がっています。
左手の方に見えるのは高松地区の住友金属鹿島製鉄所など。
ちなみに右手には鹿島石油、三菱化学などを中心とした石油化学コンビナートなど。
さらに中央の港公園の周辺には大手飼料会社の巨大穀物サイロなどが並んでいます。 -
港公園の東隣の鹿島港中央船溜
ここは、公的な船ばかりで、一般の船は入れないようです。
結構、釣り客が多くいます。 -
茨城県警のときわ 最大掲載人員13人? -
横浜税関 鹿島税関支署のたちばな -
鹿島港内遊覧船のユーリカ
土日のみ 13:30出航 45分間 大人1200円 子供600円
ちなみにユーリカとは神栖町と姉妹都市となっているアメリカ合衆国のカリフォルニア州にある市の名前から取ったと思います。 -
鹿島南部地区消防事務組合の消防艇かみす
かなり凄いらしい!
船種 多機能消防艇
船名 「かみす」
総トン数:68t
主エンジン:MTU 12V396TE84(1,750PS×2)
消防ポンプ:単段ボリュート型(1.3Mpa×15,000L/min)
放水砲(リモコン式):7000型1門,5000型2門,3000型2門
吐水口:65mm×8、75mm×8
泡原液槽:9,000L -
JAPAN COAST GUARDの文字が書かれた海上保安庁の巡視船よど
消防機能強化型大型巡視艇で油処理剤の散布などの機能もあります。
全長:35m
就役:平成14年3月 -
鹿島港湾合同庁舎の様子
鹿島海運支局、海上保安署、税関支署、検疫支署などが入っています。
電光表示板では、英語のN(北からの流れ)E(東)W(西)S(南)と流れの速さの数字及び今後の傾向として「↑(強くなる)」「↓(弱くなる)」を記号で表します。
ちなみにこの日はEでした。 -
さて、鹿島港をぐるっと回って東部コンビナート側です。
緑色は鹿島液化ガス共同備蓄のガスタンク -
鹿島港南防波堤に係留された原油タンカーからパイプライン経由で原油が送られていきます。
手前には、東電鹿島火力発電所の冷却水の放流口が白く波立って沖へ流れていっています。
ここいら辺は立ち入り禁止なのですが、柵を乗り越えて堤防にはいって釣りをする人が、後を絶ちません。
噂によると、もう犠牲者は30人を超えたとのことです。 -
それで、ここが放流水路の様子。
最大出力440万キロワットの東京電力ででいちばん大きい火力発電所だけに大変な水量です。
冷却水ですのでちょっと温かく、魚が寄ってくるとか… -
先ほどのタンカーから原油が送られてくるのがこの鹿島石油の原油タンク群。
日本最大級の浮蓋型の地上式タンクで、ひとつ16万klあるそうです。 -
手前のパイプラインの向こう側には66kvの特別高圧の送電線があります。
この送電線はもう海のすぐ側なのですが、その下の道路に沿って防波堤があり、そこに神栖町名物の千人画廊が数キロに渡って続いています。 -
これが、千人画廊です。
要するに海辺の防波堤の一定のスペースに申し込んだ人がそれぞれに好きな絵を描いてあります。
しばし、ご覧下さい。 -
月見草と満月でしょうか? -
この堤防は何にもないところはちょっと、乗り越えられませんが、数百mに一カ所ぐらいは階段が作ってあります。
釣りをする人もたくさんいて、そんな人たちは、車にマイ梯子を積んでいて、好きな場所で堤防を越えているみたいです。 -
堤防の向こうはテトラポットがたくさん置かれた海岸です。
ここいら辺は鹿島港を作るときの砂を捨てた埋め立て地で、ほとんど砂浜はありません。 -
海の凪いでいる時などは、仕事帰りの人たちが堤防の上で海を見つめていたりします。
人によってお気に入りの場所があったりするみたいです。 -
この一画は『神栖水族館』と名付けられていて、海辺の生物などが分かり易く、丁寧に描かれています。
たぶんこの部分は行政側が画いたものだと思います。
この千人画廊は天気の良い日にはお散歩に最適だと思います。
是非、ご覧になって下さい。 -
さて、千人画廊の端からちょっと行きますと、神栖町の唯一の海水浴場の日川浜海岸(にっかわはまかいがん)です。
シーズン中は海の家が建ち並び大勢の人で賑わいます。
また、すぐ近くには、神栖町営日川浜オートキャンプ場があります。
キャンプサイトは芝生が貼られた広いスペースで、車を直接乗り入れられるのですこぶる快適です。
参考: http://www.city.kamisu.ibaraki.jp/06_sights/_syoukou_kankou/0601.htm
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