SPAIN, VALENCIA, Aug, 2004, 市内観光

2004/08 - 2004/08

ロンドンからバルセロナに向かう飛行機の中で、アタシ達の隣にたまたま乗り合わせた、何人だったか忘れたけど(笑)、半年１人で世界中を旅してるという可愛い外人の女の子に、トマトフェスティバルのことを聞きつけたアタシ達。絶対に行って、日本のテレビジャックしてやろーぜってわけで、下調べもなしに、行く気だけは満々。ユースのスタッフに聞いたら、ユーロメッドという国鉄に３時間乗り、バレンシアまで出た後、そこからバスで６０kmほど行ったブニョールという街に行きなさいとのこと。１１時くらいにユースを出て、１２時の電車で３時間揺られ、バレンシアに着き、インフォメーションでブニョール行きのバスの乗り方を尋ねたら、なんともう終わっていると言うじゃないか(TOT)NOOOOOOO(号泣)！！！フツー、フェスって午前中で終わるか！？ここまで来たのに〜・・・↓↓↓ならば、せっかくだから、このままおめおめと手ぶらで帰ってたまるものかと、半ばヤケクソで、市内観光してまいりました。それにしても、バレンシアは暑い！！バルセロナが涼しく感じられたほど。暑さの種類が違うのだ。からりと気持ちのいい暑さなので、水着で歩いてる人も多い。バレンシアの街は、トマトフェスティバル帰りの赤いシミだらけのTシャツや靴を履いた人も多く、それを見る度、悔しさでブルーになっていたアタシ達だが、ガイのもりもり写真を見たり(※ロンドンの旅行記参照)、バルセロナより断然安くて可愛い雑貨屋さんや服屋さんや下着屋さんやアクセサリーショップでショッピングを楽しむことで、いつの間にか立ち直っていた(←単純)。それに、観光する見所もいっぱい。とっても素敵な街でした。帰りは列車が満席で、チケットを買うにも、何か聞こうにも長蛇の列でまいってしまったけどね。結局、高すぎるとブーブー言いながら、空いてなくて仕方ないから一等席をサーブしたら、これがシャンパンは出てくるわ、飛行機の機内食なんて目じゃないくらい美味しい食事は付いてくるわ、酒は飲み放題だわで、意見は一転、「これなら安いくらいだよね〜！超サイコー♪」全くこの２人、勢いだけは世界一、上にバカがつくほど単純です(爆笑)。

エリア バレンシア(スペイン)

バルセロナ市内を走る地下鉄の中。今からスペインの国鉄・ユーロメッドに乗ってトマトフェスティバルに向かうべく、サンツ駅に向かってるとこ。この車両にはアタシ達２人しか乗ってなかったから、お互いにパチリ☆

３時間海沿いを走り、バレンシアに到着。写真は何か心霊写真みたくなっちゃってますが(笑)、バレンシア駅前です。

バレンシアの駅横にある、闘牛場。今は使ってるんでしょうか？？闘牛にしてもフラメンコにしても、アンダルシア地方発祥で、マドリードやバルセロナでは日曜にしかやってないとこがほとんど。ことに闘牛においては、近年、娯楽で牛を殺す事に反対する動物愛護団体のような人達がうるさいのだとか。うーん、解らんでもないけどさ、やっぱり昔ながらの文化なんだから、毎日でなくともずっと引き継いでいってほしいな。個人的にはね。

とりあえず、駅前の大通りをカテドラルに向かって直進。

バレンシアの街並。アンティーク調の建物がバルセロナより多くて素敵です。

それにしても、３時間特急を走らせただけで、空気や空の色や温度まで、がらりと違うもんやね。「スペインは沢山の国の集合体」みたいなことを以前聞いたけど、納得☆バルセロナとは、まるで別物です。例えるなら何だろう、一番近いとこで言えば、バルセロナがLA市内だとすれば、バレンシアはベニスビーチやマリナ・デル・レイってカンジかな。うーん、我ながら解りにくい例えでスンマセン(^^;)

美麗すぎる大理石(？)の水場の前にて。写真では解りにくいですが、３つの小さな白い顔の口からは、水が流れてます。冷たくて気持ちい〜♪

左の水場の横にあった、大きな門？扉？の前にて。

その門か扉か解らないものの全貌です。何か、歴史を感じる・・・。

駅前からまっすぐ直進してきたら、ぱっと目の前が開けます。

前方に見えるのは有名な塔らしかったのですが、時間もあまりなかったし、悩んだ末、カテドラルに行くことに。

時間ないとか言いつつ、ジェラートショップに立ち寄るのだけは忘れない、みたいな(笑)。旅の間だけで4kgも増量するはずです↓スペインは、いたる所にジェラートショップがいっぱい。しかもハンパなくジューシーでフレッシュで美味しすぎるので、病み付きになっちゃう(>v

さあ、お目当てのカテドラルに到着☆

カテドラル内部の祭壇。荘厳な雰囲気。

ほうっとなってしまうようなステンドグラスと、両脇の中世画。ステンドグラスの人達は、歴代の偉人さんか何かでしょうか。

祭壇その２＆ステンドグラス。それにしても、教会の内部って、何でこうひんやりと涼しいんでしょーか。素朴な疑問です。

別料金を払い、長くて急で超狭い階段を心筋梗塞寸前で上りきり、屋上へ。大きな吊り鐘です。

その吊り鐘の下で。りんご〜ん♪

屋上から見下ろした、バレンシアの街並。綺麗ですね〜！ここはフランスではないけれど、「ノートルダムの鐘」を髣髴とさせるようなシチュエーションでした。個人的には、高台からの風景だけで言えば、バルセロナよりこっちのが好きです(^-^)

屋上の塀のそばに腰掛けて。この日は少し風がありました。それにしても、いい天気〜♪こうして今、写真を見返していても、まざまざとリアルに気温まで思い出すことが出来ます。

さて、これがその急で極狭で超長い階段です。しかも螺旋。怖いの何の(>_

階段下の洗い場にて、大胆不敵にも足を洗う、うちの史恵里(笑)。バチも当たんなかったのは、この無邪気な笑顔故でしょーか。奇跡です。ミラコゥです(笑)。

駅方向に戻る街並。右手には、超特大のパエリア屋さんが(!_!)そーいえば、パエリアもアンダルシアとかこの辺が発祥なんだよね〜。スペインのパエリア、激ウマですっ♥毎日パエリアは必ず食べてましたね。この後、雑貨屋さんで巻きパンツ、下着屋さんでソングをお買い上げ♪駅へ。

さっき、高台からの景色だけと書きましたが、気候や空気や諸々、やっぱバレンシアの方が好きかも知れません(笑)。バルセロナもホントに最高なんだけど、住む事を考えたら、アタシはこの辺か、もしくはセビリアとかのアンダルシア地方が理想です。ちなみに、次にスペインに行くなら絶対にアンダルシア地方だと決めてます(^.^)

１時間に数本しか出てない電車、どれも満席につき、チケットはソールドアウト↓やっと取れたと思いきや、通常席より20ユーロも高い一等席でブーたれてたアタシ達ですが、いや〜、マトモにレストランに行ってシャンパンやワインと食事を取るより、20ユーロでそれが満たされたと思えば安いもんです(笑)。どーよ、シャンパン片手にこのご満悦な笑み(笑)。単細胞すぎったら。しかも、アタシと史恵里は紳士しかご乗車でないこの特等席で、異例のシャンパンおかわり。アテンダントも呆れてました(笑)。

見よ！！このエクセレントな内容の機内食☆これまた美味しいんだ♪飛行機のもこのくらいのグレードであればいいのにね。それにしてもこの一等席、座席間は広いし、綺麗だし、トイレもすっごくアーティスティックで綺麗だし、もー言う事ありません。贅沢な列車の旅を味わって、ご満悦で帰路についた２人でした♪

この旅行記へのコメント （2）

• さすらいおじさんさん 2005/07/02 12:13:32

  バレンシアのカテドラル、上まで登られたのですね。

  Erykahさん
  丁度私もスペイン旅行記をＵＰしたばかりなので、新鮮に拝見しました。
  バレンシアのカテドラル、上まで登られたのですね。私も登って街を見渡したかったですが、ツアーだったので、ダメでした。
  スペインはアンダルシアですね。私はアルハンブラがあるグラナダに住んでみたいです。

  Erykahさん からの返信 2005/07/03 15:32:22

  上ってきましたよ〜♪

  さすらいおじさん＞またまた書き込みありがとうございます(⌒∀⌒)旅行記完成されたようですね！これから拝見しに行きます♪アンダルシア地方、素敵ですよね！と言っても、まだアタシは写真やテレビでしか見たことないですが(^^;)一面に広がる向日葵畑や、抜けるような青い空に映える白亜の街並・・・。そしてアタシが今、一番興味があるフラメンコ発祥の地。絶対に行ってみたいものです。グラナダですか〜☆素敵なとこなのでしょうね(^^)