2003/07/28 - 2003/07/29
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night-train298さん
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7月28日
朝、すっかり自分の家のようになった宿に別れを告げる。
ここのおばさんは終始おだやかでやさしくて品のいい人だった。
この島では、ローカルな浜辺でほとんどの時を過ごし、ひたすらのんびり過ごした。
港には3日ぶりで戻ってきた。
港のそばは海辺にレストランが並び、けっこう賑やかだ。
船の出発を待つあいだ、この通りを歩いてみる。
一つの陶器を売る店が目に入った。 ここは他のお土産やとは一線を画して、同じ作り手による陶器だけが売られており、 まだ作りかけの陶器が、乾燥を待って、たな板に並べられている。
ここのおじいちゃんが作っているようだ。
この旅行中、ただ一つ気に入った陶器は、ここの店だけだった。 絵付けはシンプル。ストライプとか。 蓋付きの入れ物など欲しいものがあったが、ぐ〜っとこらえて(まだ旅は始まったばかりである) 小さなボウル大・中・小(小・極小・特極小かも)を買うにとどめた。
単なるブルーのストライプの雑器だが、そんなものにも作り手のセンスが出ている。
さて、次の島はミロス島。 ここに来たかったわけは、静かな海のきれいな島で、ミロのビーナスが発見されたという島だから。
重なりあうような色の透明感のある海は、ここでしか見れないという。
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さようならシフノス島〜!
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途中で寄港した小さな島。
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ミロス島が見えてきた!
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船の大きな扉があく瞬間がドキドキ!
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ミロスに着いたのはお昼過ぎ。
港に着くと、客引きのおじさんが二人いて、強引にホテルに連れていかれる。
港から、島の中心の町に行ってから探そうと思っていたので、気が進まなかったが、 とりあえず一泊してもいいだろう。
連れていかれた場所は車で5分かかったので、不便そうでいやだなぁと思ったら、階段を使えば歩いて 5分で港まで行けた。
この日はまず次の島、サントリーニに行く船のチケットを買うことにする。
何件かの旅行社に聞いても、週に1便しかサントリー二行きはない。
土曜日までないと言うのだ。 しかも、23時発の普通便しかないという。 週末に移動すると混むので、木曜には移動したい。
最後に聞いた店で、シフノスからは毎日便が出ているので、いったんシフノスに行って、高速船で乗り換えれば、土曜に出る便より時間も短く、楽で、毎日便があるということがわかった。
出発は予定どおり木曜日にした。
これでミロスでの滞在は3日ということ決まった。 -
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今度は島の中心地プラカに行ってみることにした。
ここに行けばホテル探しができると思ったからだ。
プラカに行くと、そう大きな町でもなく、ポリスはあれども、インフォメーションはなかった。
ポリスで、ホテルを探しているというと、港の町アマダスに行けという。
今来た場所がアマダスなのだ。
町は山の上の方にあり、小さい道が迷路のようにあり、ここも典型的なキクラデス諸島の、 真っ白い家々が並ぶ。 こじんまりして、とてもかわいらいい雰囲気が町中に溢れている。 iがないなら歩いて探すしかないが、全くホテルらしきものはない。
どうもこの島は、港の町アマダスにいた方が便利なようだ。 あちこちへ行くバスも港から直接出ている。
結局最初に泊まったところで3日間を過ごすことにした。
実際ここは便利だし、部屋もいい。ベランダでくつろぐにも最高だ。
そして一番よかったことは、レセプションの女性、Vassia(ヴァシア)との出会いだった。
今度は島の中心地プラカに行ってみることにした。
ここに行けばホテル探しができると思ったからだ。
プラカに行くと、そう大きな町でもなく、ポリスはあれども、インフォメーションはなかった。
ポリスで、ホテルを探しているというと、港の町アマダスに行けという。
今来た場所がアマダスなのだ。
町は山の上の方にあり、小さい道が迷路のようにあり、ここも典型的なキクラデス諸島の、 真っ白い家々が並ぶ。 こじんまりして、とてもかわいらいい雰囲気が町中に溢れている。 iがないなら歩いて探すしかないが、全くホテルらしきものはない。
どうもこの島は、港の町アマダスにいた方が便利なようだ。 あちこちへ行くバスも港から直接出ている。
結局最初に泊まったところで3日間を過ごすことにした。
実際ここは便利だし、部屋もいい。ベランダでくつろぐにも最高だ。
そして一番よかったことは、レセプションの女性、Vassia(ヴァシア)との出会いだった。 -
7月29日
レセプションのお姉さんVassiaに、お勧めビーチはどこか聞いてみる。 いくつかの候補を教えてくれ、今日は彼女が一番好きだというビーチPaleochoriに 行くことにする。
確かにそこは、今まで見たビーチのどこよりもきれいだ。 海中を見ると、長さ20cmくらいの魚が泳いでいる。 海底は急に深くすり鉢状に深くなっている。 とても気持ちがいい! 海辺で少し休む。
港のあたりだけは車も人も多いが、みんなどこへ行ったのかと思う程、ここは人が少ない。 -
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午後はToripitiに行く。ここは昨日来たプラカの町の近くだ。 今日の一番の目玉はミロのビーナスが発見された場所に行くことだ。 ガイドブックを三冊持っていたが、どれもビーナスが発見された場所について、具体的なことは 書いていない。
農夫が偶然見つけたということだとか、海を見下ろす丘の上だとか、ヒントはある。
山の上の教会の下だともいう。教会とはどの教会を指すのか? 教会からどのくらい下なのか・・・。
この件の詳しい聞きこみをするために、レストランに入ってみたり、道行く人を捕まえたり・・・。
しかし作業は一向に進まない。
英語はあまり通じないので、ビーナスの写真を見せてこれはどこで発見されたか聞くが、 『パリのルーブルにある』と言われたり、この辺だよ・・・って指差す範囲が半径1kmくらいだったり。 誰もその場所に行ってみたいとは思っていないらしい。
ここで有名なのは、カタコンベと、エンシャントシアターなのだ。 最初にシアターに行ってみる。 アスファルトの道からそれて、途中から田舎道になる。 海が下に見え、なだらかな丘が重なりあう。 なんて美しいところなんだろう・・・
平和で穏やかだ。 -
この景色のどこかにミロのビーナス発見の地が・・・。
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そこの道の入り口に、ビーナスが発見されたところもこのあたりにあると書いてある看板を見つけた。
誰かもシアターのそばにあると言っていたっけ。
またはカタコンベの近くにもあると言っていた。 (けっこう広範囲だ)
道なりに歩いていくと、そこに忽然と現れたのは、古代のシアターであった。
海に向かって舞台がある。
なんて素晴らしい場所にシアターがあるんだろう。
古代の人は優雅な暮らしをしていたのだろう・・・。
シアターは簡単に見つけることは出来たが、私はどうしてもビーナスが発見された場所を見たかった。
それで単身捜索にあたった。 上を見ると、山の頂上に教会がある。あそこがあやしい・・・。
木などほとんどない、見晴しの良い場所だが、足下にはドライフラワーになった、刺のある草がある。
道なき道を登っていく。
そしてもう一息で教会という場所で、柵がはりめぐらされて入ることができない。
さすがに柵を超えてまで入ることは出来ず、あきらめて戻った。
もう一度シアターに戻ると、来た道とは逆方向にも小さな道が見えた。 -
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今度はそちらに行ってみよう。
そちらは別の道から合流していて、ちらほら観光客の姿もある。
ここは、カタコンベに通じる道だった。
入り口には小さな小屋があったので、入場切符を買うのかと思ったら、無料だということだった。
けっこう深く長い道があるのだが、入れるのは入り口の部分だけ。 棚のようにいくつも穴が掘られていて、この中に骨が安置されていたのだろう。
私はもともとこういうお墓系の場所では写真を撮らない。恐いものが写っていたらいやだからだ。
ここは写真は禁止になっているのに、カップルが入ってきて、あちこちでポーズをとり写 真を撮りまくっている。 気持ちがわからない。
入り口の小屋にいた女性に、ビーナス発見の場所を聞くと、 その人は自信ありげに教えてくれた。
シアターのそばだと言っている。 しかし英語は話さないので、私がそこからエンシャントシアターまでの地図とシアターの絵を描いたら、 しっかり場所を書き込んでくれた。
心強くなって、早速戻ってみる。
今通ってきたはずなんだけど、気がつかなかったのだろう。
教えられた 場所はシアターの少し手前の左側。
はやる気持ちを押さえてきれずにどんどん道を進んでいくが、とうとうシアターに着くまでそれらしいものはなかった。
来ては戻りをくり返したが・・・。 -
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この旅行記へのコメント (1)
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- arfaさん 2022/07/02 17:47:25
- ビーナスの発見場所
- こんにちは、遠い昔になりますがギリシャに行ったのでビーナスがどこで発見されたんだろうと文章を追いました。結局は地元の方でも大体このあたりという感じで認識されているんだろうなと思いました。
ギリシャは長く行ってませんが行けばあちこち行きたい場所があって1ヶ月近くの滞在になりそうで費用と時間を考えれば別の場所を優先したという感じです。エーゲ海の島嶼部である程度絞ってまた行ってみたいと思います。明るい太陽の光の下で大きなロブスターを食べながらホルステンビールを飲む食事は本当に美味しくて最高でした。
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