６月１８日現在の尾瀬　燧ケ岳一周ハイキング

2005/06/18 - 2005/06/18

「春から夏」へ準備中の尾瀬ヶ原・尾瀬沼。一日のみ限定！神風ハイキングです。残雪がまだありました。ちょっと多めの写真です。ルートは、御池から沼山峠までバスに乗り、大江湿原→尾瀬沼→沼尻→見晴→東電尾瀬橋→温泉小屋→平滑ノ滝→三条ノ滝→燧裏林道→天神田代→横田代→上田代→御池。総工程約２１Km以上。３日に２日は雨の尾瀬だそうですが、天気は写真の通りです。現在は立山リンドウ満開です。７月はニッコウキスゲが満開になります。

エリア 群馬

御池（みいけ）　山の駅「御池」との名前がありました。となりには「尾瀬御池ロッジ」旧国民宿舎が名前も変えて、村営の旅館に変身してありました。南会津郡檜枝岐村字燧ヶ岳１番地。（ひのえまたむら）ここからは一般車通行止めです。シャトルバスは沼山峠まで大人５３０円、子供２７０円、人数が集まり次第出発！約9Ｋｍあるそうです。歩いたら大変。

東側に広がるブナ林。シャトルバスはボランティア添乗員が付きました。ハイキングの注意点と尾瀬の歴史等を説明。ユーモアもありお客様に、結構受けていました。

沼山峠からの登山口。ハイキングはここから出発です。

大江湿原。沼山峠から４０分。水芭蕉の花は終わりかけ、葉が大きく開いていました。

大江湿原南側の「尾瀬沼ヒュッテ」

尾瀬沼湖畔、沼尻平の「長蔵小屋・沼尻休憩所」

かつて尾瀬沼には遊覧船がありました。その船着場の残りでしょうか？

「長蔵小屋・沼尻休憩所」のスタッフです。アルバイト？背伸びをして小休憩！

ツツジもいたるところで満開でした。ムラサキヤシオツツジ？

沼尻平〜小沼湿原〜白砂峠は結構雪がありました。濡れた木道はすべり易く、何人かが転んでいました。ザックを背負っていれば、頭を打たなくてすみます。

白砂峠。　看板は朽ち果てて落ちていました。

見晴（みはらし）十字路。沼山峠から歩き始めて３時間３０分やっと到着しました。尾瀬ヶ原。普通はこの辺で一泊します。絶好の写真ポイントはあきらめました。背伸びをする若い女性！気持ちが分かります。

雲におおわれた、至仏山（しぶつさん）標高2228ｍ

エンレイソウ（延齢草）胃腸病の薬のようですが、毒草だそうです。今から悪い事を考えても駄目ですよ！トリカブトのほうが毒性が強いかも知れません！

リュウキンカ（立金花）の群生。

これぞ尾瀬。水芭蕉の中を散策。

チングルマ（稚児車）　咲き終わったあとも綺麗な花みたいな毛が綺麗です。

立山リンドウ　今回のメインでした。

若い団体のハイカー（珍しい！）見晴から東電尾瀬橋への途中。後ろは至仏山。

温泉小屋から２０分。最後に階段を下りれば、平滑ノ滝

平滑（ひらなめ）ノ滝。幅５０ｍ・長さ５００ｍ。

平滑ノ滝の近くの沢に自然の「白根アオイ」淡い紫の花が咲いていました。なかなか、見る事が出来ませんのでラッキーでした。

シャクナゲ（石楠花）

マイズルソウ（舞鶴草）

三条の滝　本年もやっと来ました。平滑の滝から４５分。

三条の滝　三十条（100ｍ）が変化して三条の滝になった、あるいは渇水時に滝が三条になるからともいわれています。高さ１００ｍ雪解け水が豪快に爆音をとどろかせます。　

燧裏（ひうちうら）林道。沢を渡る木道は雪に覆われています。

落書きにも歴史が…昭和１５年…同級生ト…ブナに書かれた落書きです。

横田代の「池塘（ちとう）」どうしてこんな池が出来るんだろう？？考えて３０数年が経過しました。車の音は一切無し。ウグイスがうるさい程に鳴き、時々カッコウが邪魔をします。

燧裏林道「上田代」　燧ケ岳のすそを時計回りにまわる、このコースを私は好きです。半時計周りはバスに乗り遅れます。鳩待峠は人があふれています。三条の滝から御池まで出会った人は２人でした。秋はブナの紅葉が最高です。現在、熊さんは朝4：00ごろ東電小屋付近に出没するそうですので注意してください。

この旅行記へのコメント （1）

• ちはるさん 2005/06/22 00:02:19

  おじゃましました。

  
  尾瀬の知らない世界を堪能させて頂きました♪
  中々植物の名前を調べるって実は苦労しますよね‥
  そちらもすごいちゃんと調べてるな〜と感動でした☆
  
  不明なお花はここが参考になるかもです↓
  http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/
  私は随分お世話になっているページです。
  
  では、またたまにお邪魔させていただきますね(^^)/