1999/09/03 - 1999/09/08
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kodeyanさん
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中東ってどんな国なんだろう・・
食べものは?
人は?
暑さは?
乾燥した空気は砂漠のにおいがするのだろうか?
〜そんな期待と不安を胸に、中東の旅がはじまる〜
-
シリア入国後の車窓、かつてのローマ街道だ。
ウクライナから黒海を船で渡り、イスタンブールに1泊後、スルタンアフメットの旅行会社でシリア行きのチケットを購入した。
アンタクヤでトルコの豪華バスからシリアのくたびれたバスに乗り換え、シリア第二の都市アレッポに向かう。
運転手を入れて4人だけの車内。
焼けつくヒザシ、入口ドアは開けっ放しだ。
冷房なんて、とっくの昔に壊れている。
ドライバーがペットボトルの水を分けてくれた。
長距離夜行バスで22時間の旅、運賃33$。 -
手作りガイド、印度伽厘ノート。
このノートの出会いで中東旅行がぐっと楽しくなった。
さて、その出会いのご紹介。
アレッポに着きバスを降りると、いきなり1台のタクシーが止まった。
断るとプラムの種を投げられた。
中東第1歩の手荒い歓迎を受け、目星をつけておいたツーリストホテルに行った。
フランス人オーナーがすまなそうに言う。
「満室だよ」
だがそれより、ソファーにぐったり横たわる熱中症の旅行者が気になる。
用心しないと、こうなるということか。
どうしよう、長旅で疲れているし。
見かねたのかホテルの雑用をこなしているおじさんが、オレについてこいと手招きした。
着いたところは、ツーリストホテル斜向かい「Zahert Al-Rabih」という安宿だ。
そこに喜怒哀楽が激しい、日本語を話す、通称“王子”のマネージャーがいた。
彼がこの印度伽厘ノートを見せてくれた。
正確な手書き地図に、バス乗り場やら安宿情報、おいしい屋台に路地裏の安食堂情報などなど。
“王子”に頼み、コピー原本を借りてシリア、レバノン、ヨルダン、イラン編の印度伽厘ノートをコピーした。
1997年作成のものだが、お陰で充実した旅ができて、印度伽厘さんには感謝している。
本当によく出来たノートだ。
*印度伽厘の厘は正確には厘の左に“ロ”がつく。 入力出来ずごめんなさい。 -
シリアのビール。ラベルなしが闇っぽいかも。
この安宿といわれる所には、情報ノートなるものがあった。
そこには酒屋さん情報まである。
ヘロヘロのTシャツは、モスクワでやっと探して買ったもの。
品質が悪くて、プリント色が悲惨(>_<) -
この酒屋さんがクセモノで、CADで簡単に書くとこんな感じ。
入口が一般家庭と同じだから、外見からどこが酒屋か判別できない。
細長い通路の奥に酒棚があって、酒屋の雰囲気も全くないし。
情報ノートがなけりゃ探すの無理だった。 -
アレッポの朝ごはん
野菜のトマト煮込み
アラブパンのホブス
サラダ
作る人も運ぶ人もおじさん
味はイマイチ -
ラタキアから10km北 ウガリット遺跡
ウガリットは紀元前15世紀に栄えた都市国家で、ウガリット文字はアルファベットの原型だそうだ。
レバノンのビブロスでも、石棺に22の子音文字を用いた、世界最古のアルファベットが刻まれているが、使用している文字は違っても、エジプトの象形文字の頭だけの音声を用いた発想が同じ、というのは興味深い。 -
ラス・シャムラ(ブルー・ビーチ)
ウガリット遺跡まできたら、近くのビーチリゾート、ラス・シャムラの青い海を満喫しよう。
丈が腰下まである長袖上着にスパッツ姿で泳ぐご婦人に混じり、地中海で一泳ぎなのだ。 -
海辺の屋台で、魚の炭火焼♪
軽く塩をふった白身魚の炭火焼は500gで500円ほど。
こっそり持参の醤油をかけた2ヶ月ぶりの魚に、ヨダレ鼻水ものの感激。 -
天空の遺跡 サラディーン城
ラタキアホテルのフロント横に、山のてっぺんに遺跡があるポスターが貼ってあった。
聞くと、サラディーン城といって、ラタキアから日帰りで行けるところにあるらしい。
行ってみたい! 早速出かけてみた。 -
アラブを十字軍の襲撃から守った、英雄サラディーンの居城
たまたま南米から、マチュピチュの画像がメールで届いたので見てみたら、なんとなく似てるかも。 -
〜サラディーン回顧録〜
サラディーン城の上り口にあたる山の麓に、公衆便所がある。
10歳くらいの息子と父親が管理している。
ポリタンクの水を荷台に積めるだけ積んだトラクターが、険しい山道をかけのぼりここまでやってくる。
息子がハシゴを使い、ポリタンクの水を公衆便所の屋根の上まで運び注水する。10歳の子供には酷な重労働だ。 -
フランス人団体観光客のおばさんが、チップを置かないので、10歳の子供が請求すると、その子の手をウルサイとはねのけた。
彼は労働している、チップ請求は正当な行為だ。
先進国みたいに、レバーひとつで簡単に水が流れるところじゃないんだよ。
誰のお陰でトイレを使えると思ってるんだ。感謝しろよ。
フランス語がペラペラなら、あのババアどもに言ってやったのに。(怒)
純真な子供も、こういう大人がいるから擦れていくのだろうな。
一生懸命に働く彼に、ご褒美をあげたくなって、ミニサイズのポラロイドカメラ“シャオ”で一緒に撮った写真をプレゼントした。
私の肩にシワシワでゴワゴワの手をまわし、微笑んでいた父親。
はにかんで、写真をポケットにしまいこんだ息子。
今でも私の脳裏には、あの光景が焼きついている。
閑話休題
この画像はサラディーン城内部。
甲子園球場が約4ヘクタール、サラディーン城はそれより広い5ヘクタールもあるそうだ。
ラタキアでは、「WELCOME」と挨拶してくれる。
感激モノ、いい国に来たな、と思った。
さて、シリアから次回★10は、レバノンに入る予定。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kokonoさん 2005/06/17 09:48:51
- ページにたどり着きました。
- 一般バスでの長旅ご苦労様です、事故にも遭わずにほんとにおめでとうです。
シリアの国の人達も、多くの人種の集合体で生活しているのでいろんな面で大変だと思います。
白身魚の焼き物に醤油とは贅沢の極まりです・・白いご飯が有れば天国です
一年ちかく居ましたが、淡水魚の唐揚げを食したのが1回でした。
帰国したとき羊のにおいがすると子供達に言われました。
続きを後日拝見します・・・
- kodeyanさん からの返信 2005/06/18 08:11:15
- kokonoさんへ
- kokonoさん、おはようございます。
>ページにたどり着きました
それは、ご苦労様でしたm(__)m
感激感動は多々あれど、大きなトラブルや事故もなく幸いなことと思っています。
お気遣いいただき、ありがとうございます。
お仕事で1年近くシリアに滞在されていたんですね。
いろいろご苦労もあったことと思いますが、うらやましいです。
中東では、時計をはずし、朗々と流れるコーランに、今のコーランは○回目
だから、もうすぐ起きよう、ご飯をたべに行こう、もうすぐ日が暮れるなぁ・・
と自然の流れに身をまかせて、時を刻んでいました。
報道でマイナスのイメージが強い国かもしれませんが、
お孫さんの名前のように、中東のかたは「心の暖かい」人々でした。
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