2003/03/26 - 2003/03/27
1105位(同エリア1129件中)
night-train298さん
- night-train298さんTOP
- 旅行記222冊
- クチコミ3件
- Q&A回答8件
- 484,194アクセス
- フォロワー18人
11:41 Carcassonne ?12:09 Narbonne
12:20 Narbonne? 14:15 Portbou(スペイン)
14:23 Portbou ?15:28 Girona
これが今日の移動のスケジュールだ。 つまり、カルカッソンヌからジローナへ行くタイムテーブルだ。
2回の乗り換え時間が、それぞれ短いのが少々心配だった。 何しろ私は二個のスーツケースを持ってた。
ナルボーンでは、駅員さんに二度ほど場所を聞きながら、ホームに たどりついた。そこは通 常のホームのはずれにある、わかりにく場所だった。 これも2両編成で、1st classは一両のそのまた半分の半両のみ。 車内は落書き等ですさんだ感じがすらする。 その列車が少しであるが遅れたため、いそいでポートボウで乗り換えを しなければならない。
ここはかつての国境の駅なので、ホームもフランス側とスペイン側では すこしズレていて、面 倒くさいのに、さらに検問があった。
私の場合はパスポートを差し出しただけで中も見なかったが、アラブ系の人は 特に念入りに調べられていた。
そんなこんなで、その検問を抜けるとスペイン側の駅なのだが、時間が もうほとんどなく、あわてていると、若い(20歳くらい)きれいな女性の駅員 さんが近づいてきて、バルセロナ方向(ジローナ)に行きたいのか聞かれ、 『そうです。』と答えると、向こう側のホームに止まっているのが、その列車 だからと言いながら、私の荷物を一つ持ってくれた。私は母の荷物も もう一個もって、三人で走ってホームに上がり、荷物を車内に詰め込んだ。
すでに列車は走りだす寸前で、彼女に『グラシャス!(ありがとう)』と言うと、 『デナーダ(どういたしまして)』とかえってきた。
ずっと今までmerciだったのに、今度はスペイン語へ切り換えだ。
南フランスの人達も親切でいい人ばかりだったけど、スペイン国境で 出会ったさわやかな駅員さんのおかげで、いよいよスペインに入ったなぁと深く 実感した。
マントンを出て以来、車窓から久し振りに海が見えた。
やっぱり海はいいなぁ。
その後は山だ。段々畑。葡萄の木も植わっている。 そして平地に出る。
麦の穂がきれいに並んで、風が吹くと、表面がゆらゆら揺れてなお美しい。
定刻通り、ジローナに着く。
-
ジローナを選んだのには深い意味はなかった。
単にバルセロナヘの路線上にあった街であったためだ。
同じ路線上にカダケスも あるが、ここは以前、バルセロナから足を伸ばしたことがある。
ジローナの駅はフランスにはなかった近代的な駅舎であった。 モダン過ぎてちょっぴり不満もあるが、これもスペインらしさの一つなのだろう。
ホームからエレベーターもエスカレーターもあるので、便利であり、駅の 中にはショッピングモールかと思われるかのように、店がある。 外観もシンプル。
駅で簡単な地図をもらう。 ここではインフォメーションを目指し、途中にホテルがあれば様子を見ようと 歩きだす。
かなりの都会だ。
カダケスのようなこじんまりした街を想像していただけに、 ちょっと後悔をしていた。
普通ならいやでも目に入ってくるはずのホテルが見あたらない。 新市街と旧市街を隔てる川に出た。そこを渡ったところにインフォメーション はある。そこで地図と共に、お手製のホテルマップをもらった。そこにいくつか ホテルがリストアップしてある。
なるべくなら駅に近い方が帰りが楽なので、 駅にも5分くらい、旧市街にも5分くらいの立地条件で決める。 外装は回りの建物の中で目立たぬものだが、内装はきれいに、モダンに作り かえられていて、そのデザインされた部屋が気持ちが良い。 -
-
-
-
列車がジローナの駅に着く直前に、丘の上に大きい建物が見えていた。 (またここにもすごいものがありそうだ・・・) まずその丘の上のすごいものを目指して、旧市街を歩く。
旧市街は川の向こうと違い、落ち着いていて並木のあるメインストリート、 山側に沿った道、その間にある小道という構成で、ここも部分的に城壁が 残っている。 橋の上に立つと、川の両岸に店や住宅が長屋のように連なっていて、 それぞれの建物はカラフルで、川の微妙な蛇行に合わせて見え隠れしている。 こんなところに住んで、いつも窓から水の流れを見るのもいいだろうなと思う。 -
例のすごいものとは、カテドラルである。 11世紀から18世紀の間に建てたれたものだそうで、正面 はバロック様式、 回廊と小塔はロマネスク、内部はゴシック洋式というミックススタイル。
中には天地創造のタピストリーがある。 今日は下見ということで、カテドラルの内部にちょっとだけ足を踏み入れる。
その空間に足を踏み入れただけで、そのスペースに圧倒された。 高い天井を見上げた。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
さあ、お待ちかねのスペインだ。
故郷に帰ったような気分で、今日はバルを三軒はハシゴするぞぉ!
と意気込んで、まず一軒目は、オープンサンドがたくさん用意してある バルに入る。 ちょっと前までワイン党だったのに、マイブームはスペインのビールだ! スペインのビールは世界一おいしいなぁ・・・(・・・なんて、だぁれも言わ ないけれど・・・)
その店は川べりにあり、窓は川にせり出した格好になっていて、とても 感じがよい。水の流れは人の心をやさしくなごます。
感じが良いからと言って、ここに落ち着くわけにはいかない。
次の店を 求めて外にでた。 しかし!ここジローナは極端にバルが少ない気がする。少なくとも タパス(つまみ)が並んでいる店があまりない。普通はスペインの町角 ごとにあるバルだ。どんな田舎に行っても必ずあるバルだ。
私の探し方が悪いのか、地元の人が行くようなバルが見つからない。
時間は20時。まだ早いからか。 一度ホテルに帰り、出直すことにした。 -
22時過ぎれば人も出て 賑やかになるだろう。 ついでにフロントの女性にタパスの美味しいバルを地図を差し出して 聞くと、先程行ったバルの地域を教えてくれた。 やはりあのあたりがそうだったのか。
もう一度そのエリアに行った。先程のバルは大賑わいであったが、 まわりに気に入った店がない。とりあえずタパスが食べられそうな店に入る。 う〜〜〜ん、不味くはないが、この綺麗な作業は冷凍食品ではあるまいか? ここじゃない!私が求めているものは。 もう一度、おいしいタパスを求めて出直しだ!
しかし、すでにお腹は一杯。
あの陽気なスペイン人はどこに行ったのか。
人で溢れかえっているのは、カフェであった。お酒も飲めるが、つまみは 乾き物程度しかない。主流はケーキとかコーヒー。 三軒目はそんなカフェに入ることにした。
タパスの代わりにケーキ、ビールの代わりにカシス&レモンにした。 これも悪くはなかった。
つかの間の時間、スペイン人と共に空間を 共有し、満足してホテルに戻った。 -
のんびりテレビを見て、そろそろ寝ようかという時、外から変な物音が 聞こえてきた。火の用心の大合唱といった色。より高い音色だが。
ここはビルの6階だし、窓ガラスも厚いというのに聞こえてくるこの 音は何だろう。 下を見ると、最初は警官の姿が見え、音がだんだん大きくなると、そこに 150人くらいの人の行進があった。音は、何か小さい楽器のようなものを 叩いているためだった。 そしてその一団は、また次第に、音と共に遠のいていった。
私は勝手にこれは反戦のデモだと解釈した。 -
今日はのんびりジローナの街を歩いて過ごす。
今回の旅行で一番のんびりできた一日だったかもしれない。
いつも、どこか列車かバスに乗ってでかけていたから。
ホテルのそばに屋根付きの常設のメルカードを見つけた。 野菜、果物、チーズにハム、香辛料やオリーブといったお馴染みの 品が揃っている。ここでの私のお目当ては、この建物内にあるだろうと 見当をつけたバルである。
あった!あった!奥の方に地元の人、又は市場で働く人のための バルがあった。
朝からいきなりだが、目に入ったイイダコのオリーブオイル炒めとマッシュルーム 入りトルティーヤを注文。それにパン・コン・トマテ(パンにオリーブオイル、ガーリック トマトを塗ったもの)をつけて出してくれた。カフェ・コン・レーチェ(ミルク入り コーヒー)も貰う。これが今日の朝食だ。
イイダコは想像通りのおいしさ。ニンニクとパセリが利いている。 スペインのコーヒーは世界一おいしいなぁ。(イギリス以外、ヨーロッパじゅう どこでもコーヒーはそれぞれおいしいが)・・・
やっとここで思い描いて いたものに近いタパスを食べることが出来た。 -
-
-
-
昨日、街を歩いていて、プチ・トランを見かけた。フランス語でプチ・トラン とは、小さな汽車という意味か、観光客用の列車で、町中をどこでも入っていく 列車の格好をしたバス(?)なのだ。
そろそろプチ・トランが来そうだったので、ネットカフェ探しは後回しにして橋に戻ると、 あった、あった!おもちゃのような列車が。
私達以外に客はもう一組しかいなかった。 全部で3両あったと思う。
まずは新市街の方に出て、混雑した道路にもどんどん入っていく。
町外れまで来て今度はまたいったん橋に戻り、旧市街へ。
道が狭いので、 車が一時停車などしていると、渋滞になり、なかなか先へ進むのに時間がかかる。
そのうち、今度は急坂を昇っていく。そして急な曲がり角。 どんなとこにでも入っていく。乗ってみると、けっこう楽しい。 そして旧市街の裏の城壁の外にまで出ていき、郊外の景色も見えた。
これで3ユーロとは、お得なツアーだ。
もちろん走りながら、カタロニア語、スペイン語、英語の解説がつく。 -
-
さて、今のプチ・トランでもすぐ前を通った、例のカテドラルまでもう一度 歩いて行く。
『天地創造のタピストリー』を見るためだ。
カテドラルの奥に隣接する宝物殿の中にそれはある。
『天地創造のタピストリー』は一番奥の特別な場所にあった。 布が劣化するのを避けるためか、ごくわずかな明りによって照らされていた。 ガラスが手前にあるので近くで見ることができず、その後ろは壁になって いるので、後ろに下がって全体を眺めることも出来ないが、タピストリーに 描かれているモチーフを目をこらして見る。
それは12〜13世紀の刺繍だということで、カタロニア芸術の中でも傑作と されている。 伸び伸びした曲線、動物たちの生き生きとした表情は子供の描いた絵の ように、見ていてとても楽しい。当然ここには宗教的なストーリーが 組み込まれているわけだが、色使い、草花や波などの自然物を図案化した模様、 細部にわたり、こっそり盗みたい要素がたくさんあった。
入口の売店に戻り、ポストカードなど見ようと思ったら、係のおばさんが、 回廊を見なさいと行って方向を指示してくれた。
言われるがままに進むと、そこにはロマネスクスタイルの回廊があった。 -
カテドラルを出る頃、ちょうどランチの時間だったので、その近くの 感じのよさそうなレストランに入る。 店のお兄さんは派手ではないがスタイリッシュな雰囲気で、メニューの 一つ一つを英語で説明してくれる。
最後のデザートの段になってやっと気が付いた。 豆乳のヨーグルトとオレンジとパンプキンのムース。 この店はベジタリアンレストランなのであった。 思えばヒジキ入りのピラフのようなものが出てきた。豆などを多用し、スープ に入っていたひき肉もおそらく大豆で作られたものだろう。 それにしても、気が付くのが遅かった。もちろん どの料理もおいしかったが。 そしてワインも・・・。
午後は城壁まわりの公園や、回教徒浴場の方に行くが、どうしてもその内部に 入る入口がみつからなかった。 そのあたりは工事中で整備しているようだった。
この旧市街も興味を魅かれる路地がたくさんあって楽しい。
メインストリートの方まで下りてきて、再びインターネットカフェを探す。 どうやらインフォメーションのおばさんが教えてくれた住所にはないし、 そこを示した地図の位置も間違っていることがわかった。
それでも聞いてまわっていると、親切な人が道の外まで出て、本屋の奥に インターネットが出来るカフェがあることを教えてくれた。
いよいよ見つけたはいいが、全く日本語のフォントが入っておらず、 勘を頼りに文字化けした場所をさぐってみるが、メールを勘で書いたが、後日メールはちゃんと届いていたのには驚いた。
夜はまたバルに繰り出すが、今度はメインストリートのなるべく 観光っぽくない店を選んだ。
そろそろ疲れも出てきたので、この日は一軒しか行けなかった。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ジローナの駅
-
モダンな構内
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
night-train298さんの関連旅行記
スペイン の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
39