2004/12 - 2005/01
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高級和牛の会のかいさん
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仏教と切り離して考えることのできないチベットの、聖なる都ラサ。
ジョカン、デプン寺、セラ寺等、祈りの光景をテーマにまとめました。
表紙:ジョカン
ところで、今回のチベット旅行の日程は下記のとおり。
12/25 成田→成都
12/26 成都→ラサ
12/26〜1/1 ラサ6泊7日(Seven Days In Lhasa)
1/1 ラサ→成都
1/2 成都→成田
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ラサに来て初めて迎えた朝。
巡礼者は、まだ日の昇る気配のない時間帯からジョカン(大昭寺)に五体投地で祈りを捧げる。
ようやく夜の明けたジョカン前で。
(北京標準時のため、夜明けといっても午前9時頃) -
バルコル(ジョカン周辺の門前町)をコルラする人々。
チベット仏教では、巡礼は時計回りが原則(コルラ)。
だからみんな同じ向き。 -
ヒツジも一緒にコルラ。
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ジョカンの屋上からジョカンの門前を見下ろす。
冬は農閑期のため、チベット全土からの巡礼の季節。
ジョカン前で寝泊りする人も多い。 -
ジョカンの屋上。金の法輪と雌雄の鹿。
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ジョカンの屋上、やはり金の精緻な飾り物。
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ジョカンの中庭。ジョカンは地元民は無料、観光客は有料。
ジョカンはチベットで最も聖なる寺。
全チベットの巡礼はこの寺を目指す。
創建は吐蕃王国を唐にも並ぶ強国にしたソンツェン・ガムポ王の王妃ティツン王女と文成公主。
御本尊は文成公主が唐から持ってきた釈迦牟尼像。 -
チベット滞在3日目。
この日は、ラサ西部のデプン寺とラサ北部のセラ寺へ。
デプン寺入口。灯明の燃料として供えるバターを買い求める人々。
多数の堂内には多数の仏像があり、それぞれにバターを捧げる。
堂内はバター灯明で照らされ、金の仏像が一際鮮やかに映える。
バターの匂いは、寺の匂い。 -
デプン寺境内でお経を唱えつつ、喜捨を待つ。
日差しが強いのでサングラス着用。
奥の山肌には大小多数の仏画があちこちに。 -
ダライ・ラマ5世の寝殿、ガンデン・ポタン。
ダライ・ラマ5世はポタラ宮を造営するまでデプン寺に居住した。 -
ツォクチェン(大集会堂)。
デプン寺で最も大きい建物。
デプン寺はゲルク派最大の寺で、最盛期には1万の僧侶がいたという。
乾燥しているので山の稜線がはっきり見えるが、見た目よりも
かなり距離はある。 -
標高は富士山よりも高く約3800m。
寺域は広い。息が苦しく、足が重く、歩き疲れる。
しばし休憩、ツォクチェンから麓を見下ろす。
向こうの山の麓にはキチュ川が西流する。 -
施しを待つ子供達。
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迷路のようなデプン寺境内。
酸素欠乏のため、全部廻るのはきつくて無理。 -
読経する僧侶。
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巡礼の御一行。
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チベットの、紺碧の空。
空とは思えない空の色。 -
歩いてデプン寺からネチュン寺へ。
石の囲いの中ではお経を唱えている。 -
巡礼路を行く親子。ピクニック気分。
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積み上げられたマニ石。
*マニ石:仏像や「オムマニペメフム」を彫った石。
*オムマニペメフム:観音菩薩のマントラ(祈りの言葉) -
白昼堂々、マニ石に囲まれながらありがたくトランプ。
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20分程でネチュン寺へ到着。
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さらに下り、ラサ市街への道路へ。
奥のデプン寺を取り囲むような中共空軍部隊の駐屯地。
どの軍関係施設にも「政治合格 軍事過硬 作風優良 紀律厳明 保障有力」のスローガン。
→出典:江沢民の中共第十六次全国代表大会報告 -
午後はセラ寺(SERA Monastery)へ。
SGFの方はぜひ。
セラ寺といえば河口慧海師でおなじみの大寺院。
師の「チベット旅行記」を読んでから行ったので興味深く参拝した。
写真はツォクチェン。 -
セラ寺名物、問答修行。
午前中学んだ教義を、午後に弟子同士が質問を出し合って復習。
松井秀喜の顔だけが、セラ寺修行僧として輪廻転生していた(手前に座して問答に苦しめられている僧)。 -
立っている修行僧は、座っている修行僧に対して手を打ち鳴らして問いを発する。
取り囲んでいる大勢の観客を意識しているのか、していないのか。 -
言葉はわからないが、賑やかな光景は眺めているだけで面白い。
大坊主から小坊主まで、人間社会の縮図のよう。
いつもからかわれていそうな僧とか、
のらりくらりとした僧とか、
面倒くさそうに眺めているだけの僧とか、
遊び半分の少年僧とか。 -
夕暮れのラサ清真大寺。
仏教寺院ではなくイスラムのモスク。
門前はムスリム街。 -
夕闇迫るラサの街とジョカン。
ホテルから。 -
ジョカン前広場で手拍子しながら節をつけて読経する僧侶。
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2004年大晦日の夜のジョカン。
生活はチベット暦なので年越しの感はなし。
ジョカンの門前は24時間年中無休。
何百年にも亘って繰り返されてきた五体投地によって磨き上げられた石畳。
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