2004/07/27 - 2004/07/29
145位(同エリア417件中)
ロータスさん
粟島は新潟県北部に位置し、岩船港よりフェリーで1時間半のところにある、日本海に囲まれた美しい島です。
人口は約400人で、島自体が一つの村となっていて、主に漁業、民宿などの観光業で成り立っています。
夏休みの予定をたてようと、たまたま本屋で新潟のガイドブックを立ち読みしたのですが、
『漁師体験、魚づくしの島』という、コピーにノックアウトされてしまいした。
地元の人とのふれあい、ほんと魚づくし、大自然の探検など、忘れられない夏休みです!
粟島の公式ホームページです。ご参照に。
http://www.vill.awashimamura.lg.jp
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早朝に自宅を出発しました。
大宮から上越新幹線『とき』に乗り、新潟駅で特急『いなほ』に乗り換えます。
←いなほ
のどかな田園風景を通りながら、46分、村上駅に到着です。 -
村上駅をダッシュで通り過ぎました。
なにしろ、船の時間が迫っている!
この夏の時期は観光客のため比較的便も多く、高速船を入れれば1日に5便あります。しかし効率良く行きたいし。
バスは時間が合わず、また停留所から随分と歩くそうで、重いリュックの私は、村上駅からタクシーで『岩船港』に向かうことにしました。
←おー、なかなか立派な船だ!揺れない事を祈る。。 -
船内は結構混み合っていて、ギリギリに着いた私は船上に席を取ることになりました。
家族連れ、釣り人の客、キャンプの団体が多いようで、一人なのは私のみのようです。
無事間に合った安心のせいか、ウトウトとしかけると、一人でいるのを気に掛けてくれて、村上在住のおじさんが話しかけてくれました。
とにかく粟島のキーワードは『ワッパ煮』『釣り』『何もない』って事らしく・・・。
「若いギャルが楽しめる場所かわかんないな〜」って心配そうに言ってましたが、
「いいんです!」
「なんか単純だけどすばらしいじゃないですかっ!魚を食べに来たんです。」 -
こじんまりとしてますが、素敵な灯台です。
約1時間半で着きました。
そーいえば、お世話になる民宿の方が港まで迎えに来てくれるとの事です。 -
それぞれの泊り客を迎えに、各民宿が旗を揚げて待っています。
民宿の名前はそれぞれで、『与平』『じんきち』『源左ェ門』と、渋い。海の男を思わせます。
「え〜っと、金三郎・・・。」私のお世話になった『金三郎』さんを発見!金髪のお兄さんが出迎えてくれました。今日は私と、群馬からの4人家族がお客さんのようです。
粟島は2つの集落に別れていて、定期船の発着する内浦地区、西海岸の釜谷地区があります。夕陽フリークな私としては、少し不便だとはいえ、当然釜谷地区を選びました。
『金三郎』さんに早速ワゴンで向かいます。 -
粟島の奥座敷『釜谷地区』の街並みです。
古きよき漁師町という感じでしょうか。軒下にに野菜を吊るしてあったり・・・。風情を感じます。
隣の民家同士がカナリ近いです。そしてどの家もカギを掛けていない・・・。都会ではありえない光景ですが、ここでは不思議さを感じません。旅行者以外は全員知り合いですから。 -
すれ違うと、みんな挨拶をしてくれます。とても気持ちがいいです。
おばあさんが杖をつきながら石畳を上っていきます。お年寄りが元気な町はいいですね。 -
さて、宿に到着。
お昼まで時間があったので、海水浴に出かけます。
釜谷地区の繁華街?を撮ってみました。 -
釜谷地区は岩礁海岸で、浅瀬ではありませんが、足の下まで見える、かなり透明度の高い場所です。
浜辺でバーベキューをしている団体に混ぜてもらいました。群馬からの学生4人+おじさんです。おじさんは粟島の常連さんとかで、毎年息子さんを連れてキャンプや宿泊をしてるそうです。
なんだかんだ言って、世渡りのうまい私はサザエのつぼ焼きと、とこぶしをゲットです。ご馳走様です!海を見ながら食べるのは格別です。
ホントは漁の権利とかであんまり獲ってはいけないんだろうけど、素もぐりが得意なら採り放題な気がする・・・。貝がいっぱいです。うは。
新潟もけっこう暑いな〜 -
お腹が空いたので、釜谷地区では飲食店独占状態の『かもめ食堂』に来ました。名前が良い。
ここでは3日間の間、期間限定で住み込みアルバイトをしているお姉さんとよく話をすることになり、ちょくちょく行きました。っていうか、ここしかお店ないんですけどね。
お勧めは『磯ラーメン』だそうです。 -
←『磯ラーメン』とビール
どの辺が『磯』かというと、タコとサザエとワカメかなー。海産物が好きな人にはお勧めです!
昼間のビールは贅沢です!あと回りが速い!
ここでもよくみなさん話かけてくれました。 -
昼寝、入浴を済ませて、待ちに待った夕食の時間です!
陽もまだ明るいカナリ早い5時半です!
このお膳の並んだ食堂ですが、宴会ができるほどの広さに5膳並んでいます。私と隣のお部屋のご家族でした。せっかくの家族団欒に混ぜてもらうのが悪いな〜と、思っていたのですが、TVがないので必然的に話にまぜてもらうことに・・・。
が、心配の必要もなく、旅行が好きという共通の趣味の話で盛り上がってしまいました。そしてこの群馬親子も『漁師体験』を希望していることがわかり、『金三郎』のお父さんに、翌早朝の漁に乗せてもらうことを一緒にお願いしました。
食事の内容は、、、酔っていたのと、話に夢中になってしまったいたことで、ハッキリと覚えてないのですが、まさに『貝、魚づくし』だった気がします。。お刺身がおいしかったと思います! -
タイトル、『息子との時間、プライスレス』
みたいな写真が撮れてしまいました。
群馬家族のお父さんと息子が釣りに行くところです。
食事が終わって、夕陽を見る時間があったので、私も散歩することにしました。 -
海面も赤く染まってきました。
ビールを持って防波堤まで歩きます。 -
防波堤で夕陽を待っていると、同じ目的を持った人が集まってきます。
上から群馬親子、現地の青年、現地の青年の友人。
「どこから来たんですか〜?」
「もう夕食は済ませたんですか?」
など、取り留めのない話をしながらのん気に夕陽を待ちます。
潮風が気持ちいいです。 -
この日は雲が多く、残念ながら完璧な夕陽ではありませんでした。
海外へ行っても、沖縄に行っても、夕陽を観るのが好きな私ですが、日本海の夕陽は初めて観ました。
岩場のせいか、やはり荒い感じを受けます。
夕陽を見終えた後、粟島青年が花火に誘ってくれました。ということで、急きょ集まったメンバーは、現地の釜谷地区の小学生と群馬兄弟、私。
今日始めて訪れた土地で、今日知り合った人や子供たちと遊びました。
都会ではヒンシュク物の、ロケット花火も連発で打ちまくりです!久々におもしろかったです。
さて、翌日は例の『漁師体験』なので早めに就寝です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- なつ0905さん 2009/09/20 06:37:39
- 粟島のどかでいいですね。。。
- ロータスさま
はじめまして。
この粟島の旅行記いいですね。。
『息子との時間、プライスレス』ってコメントつけられている写真は
気に入りました!!ホント、夏休みのなにげない一瞬を切り取ったような
いい塩梅の写真。何ともいえない間がいいな〜。私がこの夏笹川流れを歩い
ていた時も飯盒でカレー作っている子供たちがまさにこんな感じだった
んです。旅に出て、景勝地や食事の写真もいいけど、こんな一瞬をとらえら
れたらな。。うらやましいです。
- ロータスさん からの返信 2009/09/20 22:34:44
- ありがとうございます
- 5年前の旅行記ですが、読んでくださって嬉しいです。
今は子育てで手一杯ですが、
当時は国内外一人で旅行することが多かったです。
今回メッセージを頂いて、私自身、久々に粟島のことを思い出しました。
当時、あの夕陽の親子さんのご本人様に写真を送って、とっても喜んでもらえましたよ。
後姿ですが、とっても仲の良い、温かい絆の感じられるショットかしら?と、自負してます〜。
特にタイミングとか考えていなかったんだけど、一人で旅行しててカメラを持っていると自然とシャッターチャンスが多くなる気がします。
村上を旅行されたんですね。
鮭が吊るされたお写真とっても面白かったです。
これからも旅行続けてくださいね。
どうもありがとうございました☆
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