モロッコ女3人旅　第２章

2004/03/04 - 2004/03/14

はるか遠くモロッコにやってきた私たち。見るもの聞くもの全てが新鮮で、食べ物も美味しかった！

エリア モロッコ

アイトベン八ッドウに登り、頂きから見える景色。岩の茶色と空の青さが強烈に印象に残っている。わずかに流れる川が尊い感じ

内陸へ向かって車を走らせ、標高の高い山地を通る。旅した３月はまだ残雪も。モロッコで雪を見るなんて思いもしなかったので何だか得した気分。

見たら標高2000mを越えているではないですか！？地元の親子が荷物運び用のラバに乗せてくれました。この娘たちはどこから来たんだ？って不思議そうな顔をしていたのを思い出します。

雪もなければ緑も草もないっ！荒涼とした岩肌の赤茶色と空の青さしか目に入らない。こんな厳しい景色、今まで見たことなかった。

果てしなく厳しい大地が続くかと思っていたとき、目にしたオアシス！緑があるってスゴイことだと率直に思いました。キラキラ輝いて見えます。

あまり写りは良くないですが、サハラ砂漠の入り口エルフードの高台から街を眺めて。静かな時の流れを感じます。暮れてゆく空の美しさに感動。どこかのモスクからコーランが流れていました。

エルフードの近くにある古いカスバに住む人のお家にお邪魔して、みんなで記念撮影。甘いミントティーを頂いた。この旅でミントティーを何倍飲んだことだろう？初めは甘すぎて微妙だったけど、いつの間にか欠かせない飲み物になってしまった。

サハラ砂漠に入る途中でアンモナイトの化石が埋まる岩盤に連れて行ってもらい、熱心に化石を掘り出す私たち。石をかちわってきれいな状態で掘り出すのは案外難しかったけど、１時間くらい掘り続けました(笑)

念願のサハラ砂漠！ラクダに乗ってどこまでも〜。始めに乗ったラクダがいうこと聞かなくて、苦労しました。ラクダの高さって結構高い。それにしても砂漠の砂の細かいこと！歩くとホントに埋まっていく。

天気はあまり良くなかったけど、それがまた幻想的な景色を生み出していた。どこまでも果てしなく続く砂の海。世界にはまだ見たことのない景色がたくさんあることを実感。そして、こうして目にすることが出来るという自分の恵まれた環境に感謝。

砂漠に点在するホテルのテント。私たちはここには泊まらなかったが、風の強い日は大変そう。

カスバ街道の風景。映画に出てきそうな迫力満点の景色。

トドラ渓谷の切り立った断崖を見上げると、クライミングしている人も。横を流れる小川のせせらぎが心地よかった。

モロッコの50DH札に描かれている古いカスバに行った。乾いた土でひび割れもしているけど、外面の彫り物は細かい部分まで残っている。このカスバはいつまでここにあり続けるのだろうとふと思った。