2003/09/21 - 2003/10/06
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いくきーとさん
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苦節!エクアドル新婚旅行記第3弾。
ここは待ちに待った我が両親の帰国時の話。
日常のサバイバルストーリーが知りたい方は、あわせて
http://plaza.rakuten.co.jp/piccolaitalia/
もよろしく!
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ちょっとぶれてるけど、おっとのイヌ、オダちゃん。
この日は待ち遠しかった両親の帰国日。
わたしはぶーぶー文句ばっかり言っている母のお供はいい加減、切れかけていたのである。
(しかも我が母が「うちの娘はエクアドル人なんかと結婚させるためにイタリアに出したんじゃないわよ!」と声を大に日本語でぼやけば(でもニュアンスでわかるっていうの)、義母が「うちの息子は勝手に家を飛び出してイタリアに行ったと思ったら、ガイジン女と結婚して帰ってくるしっ!」でバチバチと火花を散らすシーンなんかもあったし。本当にあった恐い余談)
朝、両親はホテルをチェックアウトしておっとの実家にはじめての挨拶に来る。
わたしたちは家を慌てて大掃除、新しいお皿を買いに走ったり、同居犬オダちゃんをお風呂に入れたり、昼ごはんに近所のおいしいセビチェ屋に仕出しを注文したり、バタバタである。
実は義父(彼は我が母VS義母戦争を知らないので友好的)のアイデアでわたしたちは昼食時にあることを考えていて、次男がそのために外に出かけた。
昼の12時ちょっと前に我が両親がやってきた。日本人は時間に正確である。
しかし、まだ次男は帰ってこない(セビチェも奴が持ってくる)。
それを待つために私たちはおっとの小さい頃のアルバムなどを引っ張り出し、我が両親にみせて時間稼ぎ。
いい加減、話題もつき、テーブルの上の空のテーブルセッティングをうらめしそうに見ながら母が「ねえ、もう早いけど空港に行きましょう。」と言ったとたん、外で騒々しい音楽が鳴った。 -
そう、次男がマリアッチの楽隊を家まで連れてきたのである(セビチェも)。
マリアッチとは中南米の楽隊でメキシカンハットをかぶってギターやトランペットで曲を演奏する。
目をまんまるにして、固まる我が両親。
母はびっくりしてぽかんとしたまま眉をしかめて演奏を聞き、父は楽しそうに体を揺らしはじめた。
それをみて義父が父を招いて音楽にあわせて踊りだし、ふたりが踊り終わったところで演奏は終わり、マリアッチは退場して、すっかり今までの緊張が解けて場がなごんだのであった(ああ、最後の最後にだよ。。。)。
そこからやっと昼食会。
すっかり仲良くなった父同士はテキーラに似たエクアドルの強いお酒で乾杯。
妹が飲み方を教えるなど楽しい昼食会になって、やれやれ。。。。 -
全然関係ないけど、どこかの教会の天井画。
しかし昼食後、別れを惜しむ暇もなくすぐさま皆で空港へ。
涙もろい義母は泣いている。
そして私に「なんで泣かないの?あんたの両親が帰っちゃうのよ?」と聞いた。
そんなことで、泣かないよっていうか、お義母さん、よく泣けるねえ?わたしはかえってうれしいんだけど(ぼそっ)。
そして両親が帰るとわたしは急に緊張の糸がほどけ、その夜、高熱を出したにもかかわらず、おっとの友達たちとのカラオケに行った先で具合が悪くなって、タクシーで帰り、すぐに寝込んだのだった。 -
次の日 9月26日。
うるさい我が両親も帰ったのでこの日はおっとは安心して朝から歯医者。
兄弟たちは学校、仕事へと出かけて行き、家の中は私と義父母の3人となった。義母が熱が下がった私に「鶏とオレガノのスープはどう?」と聞いてきたがていねいに断った。(ガイジンの病人食にはこりているわたし。)
そのままベッドに戻りたかったが、義父母が何か言いたそうだったので、紅茶だけお願いしてテーブルを囲んだ。
そしてはじめて彼らは待っていました、とばかり顔を見合わせて、おっとの通訳なしでいろいろと聞いてきたのである。
歳はいくつか、日本のどこから来て何をしてるか、など。
???普通、結婚する前に息子はどんな嫁だか語ったり、両親は嫁にたいして質問攻めにしないんだろうか?
おっと、わたしについて何も話してないのか?
質問はイタリア語に似てるからだいたいわかるのだが、スペイン語で答えれない。
英語で答えると、彼らはまったく英語がわからない(このときは緊張していて「わたしがスペイン語がわかるんだから、彼らにもイタリア語で答えればちょっとはわかる。」ということも考え付かなかったのである)。
困ってしまった。まるではじめての語学留学でホストファミリーと会話してるみたいだな、と思いつつやっとイタリア語をスペイン語なまりで話すことでなんとか通じたのだ。
義父は「1つわかるのに3時間かかるな。」と言いながらも会話がとりあえずは成立することにちょっとうれしそうである。
そのうち、おっとが帰ってきたので、ガラパゴスに行くツアーを探すため、2人で中心街へと出た。 -
その前におっとが「みせたいものがあるから。」というので歯医者へ。
「これ、日本の雑誌でしょ?」と待合室にあった雑誌を取り上げてみせる。
「週間新潮」
やや?なんでこんなところに?
すっかり黄ばんで古そうだ。日付をみると、昭和52年。
いったいいつからここにあるの?(そういえば今年は平成何年だっけ?)
誰が持ってきたの??
謎は解明されないまま、そこから中心街へ行き、さっそく旅行代理店を廻った。
国内なのにどこの代理店も海外旅行並みのお値段にびっくり。
お金も時間もない私たちは学生向けのツアー会社で3泊4日の一番安いツアーを選んだ。
正確な値段は忘れたけどエクアドル人価格と外国人価格があってなんと120ドルも差がある。
おっと「僕たちは夫婦なんだけどどうにかならないかなあ?」と窓口のお姉さんに聞くと「結婚の証明書を提示してくださればいいですよ。」というではないか!?
しかしそんなもの、エクアドルにまで持ってきていない。
お姉さん「市役所にいけば、お急ぎなら1日で式が挙げられて、証明書も発行してくれますよ。」と教えてくれた。 -
ああ、エクアドルでも、もういちど結婚式?!
一瞬にして世界はバラ色になった。これで、イタリアの結婚式に来れなかった義父母にも結婚式がみせられて一石二鳥ではないか!
さっそく市役所に電話して問い合わせる。「出来ますよ、日本領事館指定の書類を持ってきてください。」
そして日本領事館。
「えーとですねえ、あれとこれと、あの書類を日本にいるご家族にでも揃えてもらって。。。」
うぐ。これではまさにイタリアの挙式の前の地獄の書類揃え公式と一緒である。
全部揃えるまで、どれだけの血を吐くような時間と苦労を要したことか。(でも、今考えてみたら日本のは早かったんだよねぇ。でも、そんな短い時間も待ってられなかった。)
やはり、そう簡単に結婚式とは挙げられないということ。
私たちはあきらめてしぶしぶ120ドル余計に払ったのだった。
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