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きょうは、アンコール遺跡大回りコースを見学し、その後、空路でホーチミン・シティーへ移動することになっていました。<br />ところがここで、すべての予定が狂うことになるハプニングが。<br />日の出のオプションから帰る時、なんだか、いやに村の人々が出ていると思ったら、中国の江沢民主席がこの地を訪問することになっているのだとか。<br />どうりで、街のいたるところに中国の国旗がひらめいていたわけです。<br />先日、アンコール・トムで聞いた外国の要人とは、このことだったのか。<br />聞けば、各家からひとりずつ、主席の出迎えのために召集されているそうです。<br />ほんとうに、制服の中学生らしい男女から老人まで、手に手に江沢民主席ご夫妻とシアヌーク国王ご夫妻の肖像画を描いたプラカードを持って、ぞろぞろ道をやって来ます。<br />あまりの群集の数に、われわれの乗ったバスは立ち往生。<br />クラクションを鳴らしたくらいでは、どくわけもなく、中には、バスの窓枠に手をかけて、私たちを見物する輩も。<br />主要な道路も閉鎖されているようです。<br />回り道をしようとしたところが、途中の橋がバスでは通行不能ということで、結局見学コースへの道は閉ざされた形。<br />かわりにトンレサップ湖へでも、という案も、帰りが遅れてホーチミンへの航空機に乗り遅れるリスクを考えると、無理。<br />バスが動けそうもないので、私たちは降りて、手持ち無沙汰に村の様子を見て歩きました。<br />特別に見るものはありませんが、村の人々の生活をかいま見たり、野菜を売っている露店や子どもたちにカメラを向けたり(もちろん、ちゃんと了承を得てから)していました。<br />どうせ身動きができないのだから、この際、江沢民主席を歓迎してあげようということになり、問題の車が通ることになっている道路脇に陣取りました。<br />そこはもう村の人々で埋め尽くされていましたが、カメラを手にして割り込んできた異邦人たちをとがめるでもなく、場所を空けてくれます。<br />VIPご一行が通るのは9時半頃とのことですが、彼らはもう何時間も前から、辛抱強く待っているのです。<br />江沢民主席ご夫妻は、まずプノンペンで国王ご夫妻の出迎えを受け、それから、名高いアンコール遺跡を訪れるために、わざわざ飛んでくるというスケジュールらしい。<br />一応、警備の警官も動員されていましたが、さして緊張感が漂っているわけでもありません。<br />予定時間を少し過ぎた頃、SPの車に先導されて、いよいよ主席の車が・・・と思ったら、あっという間に通り過ぎ、私の目に入ったのは、それらしい旗を立てた黒塗りの大型車、ということだけ。<br />あとで聞いたら、グループの人たちも「手だけ。」などと、私とたいして変わらなかったようです。<br />むしろ、少し離れて立っていた添乗員のM嬢のほうが、ちゃんと車内の顔まで見えた由。<br />ホテルへ戻って早めの昼食をとり、まだ道が混んでいるかも・・・ということで、そのままシエム・リアップの空港へ。<br />その心配は杞憂に終わり、かなり余裕をもって空港へ着きました。<br />ポーターなどいないので、各自で荷物を持って構内へ。<br />でも、小さな空港ですから、たいした距離ではありません。         <br />13時15分出発のヴェトナム航空ホーチミン・シティー行きに乗るので、まだ時間があります。<br />小さな搭乗待合室へ移動しましたが、全体がひと目で見渡せます。<br />これなら、乗り遅れる心配はありません。<br />待っている間に、何か賑やかなバンド演奏が聞こえてきたと思ったら、またまた・・・。<br />これが、江沢民主席夫妻の帰国の見送りでした。<br />正面に駐機していたのが、問題の特別便だったのです。<br />それにしては警備も厳重ではないし、まったく普通と変わらない感じです。<br />これが日本なら、われわれは空港内にも入れなかったのでは?<br />やがて、VIPの乗り込んだ機は、無事に飛び立って行きました。<br />江沢民主席の滞在時間は、約半日。<br />これから帰国の途に着くのか、別の国を訪問するのか知りませんが、一国の代表者も、楽じゃないですね〜。<br />おかげで、私たちの本日の日程はつぶれてしまいましたが。<br />一番見たかったところは見たから、まあ仕方ないか。     

ハプニング発生!

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2000/11/14 - 2000/11/14

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にゃんこ姫

にゃんこ姫さん

きょうは、アンコール遺跡大回りコースを見学し、その後、空路でホーチミン・シティーへ移動することになっていました。
ところがここで、すべての予定が狂うことになるハプニングが。
日の出のオプションから帰る時、なんだか、いやに村の人々が出ていると思ったら、中国の江沢民主席がこの地を訪問することになっているのだとか。
どうりで、街のいたるところに中国の国旗がひらめいていたわけです。
先日、アンコール・トムで聞いた外国の要人とは、このことだったのか。
聞けば、各家からひとりずつ、主席の出迎えのために召集されているそうです。
ほんとうに、制服の中学生らしい男女から老人まで、手に手に江沢民主席ご夫妻とシアヌーク国王ご夫妻の肖像画を描いたプラカードを持って、ぞろぞろ道をやって来ます。
あまりの群集の数に、われわれの乗ったバスは立ち往生。
クラクションを鳴らしたくらいでは、どくわけもなく、中には、バスの窓枠に手をかけて、私たちを見物する輩も。
主要な道路も閉鎖されているようです。
回り道をしようとしたところが、途中の橋がバスでは通行不能ということで、結局見学コースへの道は閉ざされた形。
かわりにトンレサップ湖へでも、という案も、帰りが遅れてホーチミンへの航空機に乗り遅れるリスクを考えると、無理。
バスが動けそうもないので、私たちは降りて、手持ち無沙汰に村の様子を見て歩きました。
特別に見るものはありませんが、村の人々の生活をかいま見たり、野菜を売っている露店や子どもたちにカメラを向けたり(もちろん、ちゃんと了承を得てから)していました。
どうせ身動きができないのだから、この際、江沢民主席を歓迎してあげようということになり、問題の車が通ることになっている道路脇に陣取りました。
そこはもう村の人々で埋め尽くされていましたが、カメラを手にして割り込んできた異邦人たちをとがめるでもなく、場所を空けてくれます。
VIPご一行が通るのは9時半頃とのことですが、彼らはもう何時間も前から、辛抱強く待っているのです。
江沢民主席ご夫妻は、まずプノンペンで国王ご夫妻の出迎えを受け、それから、名高いアンコール遺跡を訪れるために、わざわざ飛んでくるというスケジュールらしい。
一応、警備の警官も動員されていましたが、さして緊張感が漂っているわけでもありません。
予定時間を少し過ぎた頃、SPの車に先導されて、いよいよ主席の車が・・・と思ったら、あっという間に通り過ぎ、私の目に入ったのは、それらしい旗を立てた黒塗りの大型車、ということだけ。
あとで聞いたら、グループの人たちも「手だけ。」などと、私とたいして変わらなかったようです。
むしろ、少し離れて立っていた添乗員のM嬢のほうが、ちゃんと車内の顔まで見えた由。
ホテルへ戻って早めの昼食をとり、まだ道が混んでいるかも・・・ということで、そのままシエム・リアップの空港へ。
その心配は杞憂に終わり、かなり余裕をもって空港へ着きました。
ポーターなどいないので、各自で荷物を持って構内へ。
でも、小さな空港ですから、たいした距離ではありません。         
13時15分出発のヴェトナム航空ホーチミン・シティー行きに乗るので、まだ時間があります。
小さな搭乗待合室へ移動しましたが、全体がひと目で見渡せます。
これなら、乗り遅れる心配はありません。
待っている間に、何か賑やかなバンド演奏が聞こえてきたと思ったら、またまた・・・。
これが、江沢民主席夫妻の帰国の見送りでした。
正面に駐機していたのが、問題の特別便だったのです。
それにしては警備も厳重ではないし、まったく普通と変わらない感じです。
これが日本なら、われわれは空港内にも入れなかったのでは?
やがて、VIPの乗り込んだ機は、無事に飛び立って行きました。
江沢民主席の滞在時間は、約半日。
これから帰国の途に着くのか、別の国を訪問するのか知りませんが、一国の代表者も、楽じゃないですね〜。
おかげで、私たちの本日の日程はつぶれてしまいましたが。
一番見たかったところは見たから、まあ仕方ないか。     

  • シエム・リアップの村で。<br />これでも、れっきとした商店。

    シエム・リアップの村で。
    これでも、れっきとした商店。

  • 村のこどもたち。<br />こちらのこどもは、じつによく弟妹の<br />面倒を見ます。

    村のこどもたち。
    こちらのこどもは、じつによく弟妹の
    面倒を見ます。

  • 中国の要人を、沿道で出迎える人々。

    中国の要人を、沿道で出迎える人々。

  • 我々の乗る、ホーチミン・シティ(ヴェトナム)行きの<br />直行便。<br />(ヴェトナム航空)

    我々の乗る、ホーチミン・シティ(ヴェトナム)行きの
    直行便。
    (ヴェトナム航空)

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