2004/09/03 - 2004/09/03
171位(同エリア192件中)
黒田夫妻さん
アムステルダム郊外のザーンセスカンスまで行ってきました。風車の並ぶ田園風景に浸っていたのですが・・・・
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●ザーンセスカンスで木靴づくりを見学
まずは、バスで風車の村、ザーンセスカンスへむかう。アムステルダムからは約15キロ。9時すぎに現地に到着、バスを降りると、風車が見える田園風景がどーんとひろがっている。池には、カモやアヒルが浮かんでいて、のどかな景色と草いきれのむっとするにおいがひろがり、いかにも田舎に来たという雰囲気だ。巨大な草刈り機が、川べりの雑草をごっそりと刈り取っていく。
はじめに、ビジターセンターでオランダの木靴製作の実演を見る。昔は、木を削ったりくり抜いたりの手作業が丸2日かかっていたそうだが、今はたったの2分半でできるのだと、加工用の機械を巧みにあやつりながら男性が解説してくれた。削り出す前のポプラの木は、加工しやすいように水で湿らせてあって、削った後は3週間かけて乾燥させるそうである。作業をしていた男性が、その場でくり抜かれたばかりの木靴に息を吹き込むと、つま先のあたりから水がにじみ出てきて、滴になって地面に落ちた。
そこにはさまざまな形をした木靴が置いてあり、即売をしていた。もちろん実用品である。サイズも、子ども用からキングサイズまで取りそろえてある。木靴風のサンダルもあって、軽くてとても履きやすそうだったが、普通のものにくらべると多少値が張っていたので、買う気にはなれなかった。結局、みやげ用の木靴のミニチュアを3つ買って外に出た。 -
●マナーを知らない中国人観光客に雰囲気は台無し
ザーンセスカンスには4台の風車があり、すべて現役だそうである。内部も見学させてくれる。風車をバックにして写真を撮りながら、ゆっくりと付近を散策する。ここには、チーズ工場もあって、オランダの伝統的なチーズづくりを見せてくれるらしい。ザーンセスカンスは、酪農の国オランダを味わう、小さなテーマパークといったところだ。
そんなのびのびとした雰囲気に浸っていたら、いきなり中国人の団体が次々と押し寄せてきた。我々のツアーのすぐあとに到着したらしく、老若男女の中国人が100人以上いて、大声で話しながらどやどやと歩いている。タバコを吸いながら歩いている礼儀のない中国人もいた。その人たちのマナーの悪さに、雰囲気は台無しになった。
一昔前の日本人団体観光客も、おそらくこんなふうだったのだろうと、反省したり腹を立てたりで、そそくさとバスまで引き返した。
http://www.kuroda-home.net をご覧ください。
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