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海螺溝、秘湯めぐり

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2004/09/03 - 2004/09/13

698位(同エリア775件中)

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チャウ

チャウさん

成都 海累溝 康定 碧峰峡 温泉一人旅
旅行日程: 2004年
 9月 3日金沢ー関空発ー上海経由(2時間待ち)ー成都着(交通飯店泊)
 9月 4日成都9:00発ー二郎山トンネル(3時間待ち)ー海累溝着(磨西)19:00着
 9月 5日海累溝(氷河観光)−2営地温泉(コンカ山氷川温泉)泊
 9月 6日コンカ薬王神泉ー1営地温泉(拒否される)−燕子溝(薬王堂遭難慰霊碑参拝)ー磨西(工作員宿舎泊)
 9月 7日磨西ー炉定ー康定(康定賓館泊) 包馬山策道 楡林温泉(龍頭温泉)
 9月 8日二道橋温泉 木格錯 薬池温泉 康定賓館泊
 9月 9日潅頂温泉 折多山温泉 康定ー二郎山トンネル(1時間待ち)−雅安21:15招待所泊
 9月10日李唄温泉(天府温泉)−碧峰峡、パンダ園ー成都(現華青年旅舎泊)
 9月11日成都ー大邑ー西怜雪山ー花水湾温泉ー成都
 9月12日成都発ー北京経由(2時間待ち)−関空着(20:10)リムジンバスー大阪発11:00
 9月13日金沢着3:19
 今回の旅は季節を選ばずに来たものだから、天候に恵まれず温泉めぐりになってしまいましたが、非常に楽しい旅行になりました。碧峰峡のお寺でいただいた、粗末なとうもろこしの団子汁、農家で分けてもらった胡桃をほじくりながら歩いたりしました。湖のきれいな木格錯では、重慶の人に拾われて夕食をご馳走になったりしました。
 全行程公共機関とタクシーで一人で気ままに行ってまいりました。成都ー海累溝間(8から9時間)のバス代は102元、タクシーでも大邑ー成都約50キロ1時間強走っても100元す。
四川省 揚子江に注ぐ四つの川を意味し、眠江、陀江、潜江、嘉陵江、中国最大の省
成都  マルコポーロはシンドゥフ(成都府)と呼んでいた。天府
天全  全くの天国という意味の街
海累溝 今回の旅行のメインです。詳しいことはほかのHPで見てください。お勧め度4 氷河の上を歩いて、入場券の写真(氷瀑)のところまで行ってきた。あまり危険ではないが、串焼き屋のおじさんに案内してもらう往復1時間半ほどかかり、100元は高いか安いか
燕子溝 ミニヤコンカで遭難した2グループの慰霊碑があり旅前に読んだ ミニヤコンカ奇跡の生還(松田宏也)生と死のミニヤコンガ(阿部幹雄)の本が妙にひっかかり、どうしても行きたかった。碑のある薬王堂まではバイクに乗せてもらいました立派な道路だが、がけ崩れでランクルでやっとという道です。  薬王堂は半分以上崩れかかった小さなお堂で、民族衣装の帽子の上に工事用のヘルメットの中身をおさえにかぶって、おばあさんが畑仕事をしていました。もっと奥の倒裁沖まで行きたかったのですが、バイクのおじさんは行こうとせず、通行止めの遮断機も下りていたためあきらめる。四川省は全部開放区になったと聞いていたが、まだ未開放地区なのだといっていた。
1営温泉 中遊有窟坪温泉 標高1900m 50℃ 4升/秒 海累溝2日目にバイクタクシー行ったが、入場関門のあんちゃんが、関門のすぐすぐ上にある1営温泉には、50元の入場券を買わなければ入れてくれない。温泉に入るだけだからとか、せめて温泉のパンフレットをもらいたいからと頼んだが、言葉の問題だろうが頑として50元払えの一点張り、馬鹿らしいのであきらめる。帰りは通りかかったダンプに、道路工夫と一緒に載せてもらう
2営温泉 上有熱水泡温泉 標高2580m53〜60℃ 103升/秒 お勧め度4 全国十大温泉之一とある。多人房150元を120元にまけてもらう。入湯料が80元もするので妥当かもしれない。2段ベッドが3台の6人部屋だが、閑季なので独り占め。ロッジ風のコテージホテル温水プールや、温泉池の上にすのこでふたをし上に小屋を建てた蒸し風呂ピュアサウナ、昔トルコ風呂に必ずあって使ったことのなかった箱型の蒸し風呂(実際は木桶に入り、首かせと手を出すための2つの穴の開いた板を自分でふさぐ。底から湯気が出ている。ボクシングタイプの海パンをはいて行くと、だめで普通の海パンに変えてくれと頼まれる。底はぬるぬるですべる。係りの人がスリッパを履いて入れといわれたのが理解できた。
包馬山索道 康定の町を眺めるだけで、お金の無駄でした。お勧め度 1
楡林温泉(龍頭温泉)大きな温泉プールと沐浴場のあるのが、国道の下にある古い楡林温泉。上にあるのがまだ建築中だが、リゾート風のホテルが龍頭温泉。山の中腹に源泉があり、お湯が直接溝を伝って落ちていくので、溝の周りは石膏が白くたまっている入るのなら上の龍頭温泉 お勧め度3
二道橋温泉 木格錯へ行く途中にあるので、タクシーで8元。立派なお寺風のホテルで、室内温泉プールがある。湯温と部屋の大きさにより値段が違う。一番高いのはプールで35元     39.5度(8元)と40度(15元)の差はどれだけあるだろうか。お勧め度3
木格錯 きれいな湖と山が見れるとのことで行ったが、あまりたいしたことはなかった。雪山行きの乗馬コース(80元)に乗ったが非常に大不満。天気も悪いが、馬子も悪い。筆談で説明してくれて、OKを出したのだが、1回り10元で9回雪だるまほどのゴンパを回っただけで90元。納得できるはずもなく、理解できていた10元だけを支払う。帰る途中で馬を降り、右側の小高い山を登る。馬のコースでは谷底を通るので、見晴らしは利かないが、10分も登れば、見晴らしが利き、おそらく折多山の山並みが見える。馬で寄り道してもらえばよい。二道橋温泉より乗せてもらったミニバスのおじさんは湖の売店で串焼きを売っていた。お勧め度3(薬池温泉を含めて)

薬池温泉 木格錯の帰り道沿いにある温泉で足浴専門。明目泉とあり、8元払うと紙コップと小さなハンカチをくれる。ハンカチを源泉でぬらし目を拭けと言う。底よりぷくぷくと泡が出てきており、源泉より遠くなればぬるくなる。温泉卵2個2元で幸せ感いっぱい。お勧め度3

康定 昔あった西康省の省都。打箭炉 昔北京とラサを結んだ飛脚のルートのちょうど真ん中に当たり、どちらの都にも19日で届けられた。ミニャグ王国の首都

横断山脈 インド大陸がユーラシア大陸にぶち当たったときに、間の浅い海が盛り上がり、ヒマラヤ山脈ができ、そのひずみが縦の方向になり、横断山脈になった。巨大な侵蝕の土地といわれ、僅か幅80キロの帯の中を210キロもの間並行して、山脈とサルウィン河、メコン河、揚子江の3本が南に流れている。

雅安から康定までアメリカ隊が初登頂した時には8日要した。220キロ
潅頂温泉 ホテルのおねちゃんに聞いても知らなかった温泉。フロントに聞いて確かにあることがわかった。タクシーの運転手はすぐに向かったが、入り口が解らず地元民に何度も聞いている。解らぬはずで畑と畑の間のコンクリートの段を3,4段あるだけのあぜ道を通り、山道を下り川へ出なければ行けない。川原に石積みの浴槽を積み、川の水で湯温を調節する。4畳半ほどの浴槽はミズゴケがついており、前の人は何日前に入ったのだろうと思う。千坪ほどの川原には噴泉塔もあり、潅頂と書いてある大きな石以外は牛が1頭いるばかり。小屋でも建てるのか12畳ほどの水槽か基礎に日本、金沢と恥さらしの落書きをしてきた。楡林温泉の先3キロほど。部落名は老楡村四道橋。部落を過ぎると小さな沢があり、その先のあぜ道をたどる。5,6分 お勧め度5プラス2
折多山温泉 康定より楡林温泉の方と反対側にタクシーで10分ほど。グリーン色の屋根の国道沿いの建物は、消毒槽のような味気ない浴槽でよくないが、眼泉(源泉)はどこかと聞くと、今女性が入っているからだめと言われた。ということは待てば入れるというので、連れて行ってもらう。タルチョ旗がはためいており、5,6分で着いた。沢の横に大きな石があり、下から源泉が湧き出ている。上からの水流を小石で調節して、1m四方の小さな浴槽に入る。山と山との間から岩山が見え、晴れていればこんな山容が見えていたのかと思う。下には6畳ほどの浴槽もあるが、若い女性が下着姿で洗濯しており、あんちゃんに写真を撮って良いかと聞くと、殴られるからだめと言われた。お勧め度5プラス2

二郎山トンネル トンネル自体は立派に完成しているが、成都側の道が道路拡幅、かさ上げ工事をしており、20キロにわたり片側一方通行規制を行なっている。私のとき行きは3時間、帰りは1時間待ち合わせた。対向車が通り初めてからでも、行きは30分(下りだから早い)帰りは1時間(のろい大型貨物があえぎながら登ってくる)かかる。焼きとうもろこし売りや焼き串やがちゃんと売りに来る。

李唄温泉 雅安より南に17,5キロタクシー35元とあるが、メーター20,1キロ33元 周公山のふもとにあり、ミルクココア色の川をさかのぼる。天府温泉の看板がよく見る。天府温泉、焚温泉、南水閣温泉は旅館の名前である。周公山温泉とも言う。天府温泉はリゾートホテルで、まだまだ建て増しを繰り返している。緑色した塩泉で、ひょうたん型のプールや、温度の違う大小の風呂があり、いかにも高級リゾートホテル然としている。日本人も沢山来ているそうだ。帰りはホテルの車でただで雅安まで送ってくれた。チップを払うべきだったか。お勧め度 2

碧峰峡 パンダが40頭ばかりが、柵のない深い溝で隔てられているので、非常に見やすくほんの2メートルの所から見れる。係りの人が口笛と名前を呼ぶと、のそのそと超内股で出てくる。高い木のうえで昼寝をしているのが何匹かいた。幼稚園では赤ちゃんパンダを抱ける。接している小西天より、本来の碧峰峡を下る。ものすごい滝の連続で、せせらぎあり、泳げるほどの滝つぼありで、高級カメラの出番である。最後は99mの電悌(エレベーター)お寺で子供にチョロQをあげたら、とうもろこしの団子汁を昼飯にくれた。はじめの2,3口は非常においしいが、何せどんぶりにいっぱいなので残してしまった。バンジージャンプ台や逆バンジー80元もある。今度再来するときには、碧峰峡をさかのぼったほうが、自然にたどりつき解りやすく、滝は下るより登ったほうが迫力がありますよね。帰りはミニバスで5,5元 お勧め度 5

古玩店 碧峰峡の帰り、高速の乗り場か降り場で見かけたので、バイクタクシーに乗り覗いてみる。小さな店が2軒並んでおり、壷や今掘り出したばかりの泥のついた出土品様が並んでいる。娘にいくらだと聞くと300元、母親に200元にならないかと聞くと、親父に電話でよいかときいている。OKが出て買い求める。木彫りの熊よりはよいだろう。1000元も出せば、非常によいものが買えそうだ。今度来るときには予算を取っておこう。
現華青年旅舎 2004年1月に開店したばかりのゲストハウス(ドミ25元)で、シンガポール人華橋の旦那さんと、日本人のマキさんが2歳くらいのお子さんとがんばっている。     文殊院の近くで西珠市街42号電話862886914422、Http://www.gogosc.comバックパッカーのたまり場になりつつある。 お勧め度3 ナサ行きの許可証を取るために外国人もよく利用しているようだ。

西怜雪山 スキー場で有名らしいが、雪のない頃に行っても意味がない。ハイキングコースはあるようだ。大邑でミニバスに乗り換えて西怜に着くが何にもない。運転手が上まで行けばよいところがあるというので、公共バスがタクシーになる。程なく入場料一人20元40元を支払って着いたところが、スキー場でホテルばかりで何もない。運転手によいところだとお前が言ったから、60元の支払いをOKしたので、こんな景色の悪いところでは支払えないと、日本人には珍しく言い張る。運転手は半分納得したが、車掌が集まってきた群集にアピールして、何とか賛同を得ようとしている。こちらは払いたくないだけで、楽しいんでいるだけだから、人が悪い。結局引き返し入場料40元を事情を話しお金にしていた。お金にしたとたん降りてくれとなり、山中に放り出される羽目になる。どうせ歩いてもたいしたことはないと歩き始める。農家の軒先でマージャンをしており、傍らで胡桃を割っていたので、40個ばかりを袋にいれ1元渡す。金槌で全部割り、針金で穿り出して歩きながら食べる。町のは大きくてまずいものだが、これは日本のと同じものでうまかった。お勧め度 1

花水湾温泉 西怜雪山に行く途中で見つけた温泉街で大きなホテルが10軒ばかりあるようだ。成都より大邑汽車坦までバス8,5元ミニバスに乗り換える。大邑より30キロ 天府奇湯、珍稀薬泉、とあり、古海水らしくしょっぱく苦い。一人48元なのだが、小1時間しかいないからと値切ると、フロントの姉さんが35元にしてくれたが、支配人に日中いや中日友好的価格を頼むと、2人で50元になった。海水パンツがないので、普通のパンツのままではいる。目立たなかったためか何にも言われなかった。帰りはGパンの下はふりチン。ここもリゾートホテルで、プールといくつかの風呂が、半露天になっている。日本人には一番熱い湯がちょうどよい。プールは水で冬でも泳いでいる私は気持ちよく泳げた。小2時間ほどゆったりしていたら、大邑の汽車坦に着くと7時を回っており、運転手の言うとうりバスがなくなっていた。タクシーに120元を100元にしてもらう。50キロ以上もあり、1時間はたっぷりかかった。二人で行動すると安くなる。成都の市内には入れないようで金沙汽車坦までしか行けない様だ。お勧め度3

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