2004/08/16 - 2004/08/20
7536位(同エリア7839件中)
たまさん
今度の出張は九州。最初は鹿児島だけだったのが、鹿児島がなくなって熊本、大分になり、さらに途中に鹿児島が復活。5日間であちこち行くことになりそう。乗り物好きな私はちょっと楽しみ。
今回はインターネットが使えるホテルをチョイスしているので目指せ、リアルタイム更新!
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16:10発のJL1811便、熊本行で出発。機材はJA8234・JAL旧塗装のB767-300である。幹線ではないのでバスゲートなのは覚悟していたが思いっきり外れまで連れていかされた。
最終のバスだったのでGHさんと同乗だったが、持っていたリストをちょっと覗いてみると、今日の乗客数はクラスJ16/普通席99だそうだ。B767-300の座席数は270人だから4割しか乗っていない。世間はまだお盆のはずなのに。今年のJAL/ANAは繁忙期の割引をほぼ無くしてしまっているが、乗客減はかなり深刻なような気がする。かく言う私も出張じゃなければまず乗らないな。 -
今日はやっとクラスJのクーポンを使ってアップグレード。旧スーパーシートなので座席は良いが、満席なので息苦しいし、通路側なのでつまらない。これならよっぽど普通席の方がよかったかも。
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熊本空港は夕立だった。降り立つとものすごく湿気が高い。不快指数120%である。
バスで市内へ向かい、荷物を置いて市外に出る。今回は駅前ホテルなので市電で向かうが、熊本駅前が中心地にないことは知っていたがここまで何も無いとは知らず、ちょっと後悔する。
夜の熊本市内を散策。熊本城前の加藤清正公のライトアップを見るが、とにかく暑いので帰ることにした。 -
今日の夕食は熊本ラーメンである。今回選択した「味千ラーメン」は実は先日の上海で食べたばかり。上海でブレイクし今や日本よりも中国のほうがメジャーらしい。立ち寄った店は上海よりもはるかに小さく、食券方式であった。でもラーメンの味はどっちもほとんど同じで、麺のこしが強くおいしかった。
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翌日、早起きして三角線に乗り三角まで往復してみた。単なる近郊ローカル線だと思っていたが、途中肥後長浜付近では島原湾を望み、なかなか美しい景色であった。対岸には雲仙普賢岳が見えていた。噴火後相当経つのに、荒れた地肌がよく見える。
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市電で目的地へ向かう。今回は某システムの立ち上げに各拠点を回ることが目的である。切替には細心の注意を要するが作業内容はあまり重くはない。
特に問題なく作業も終わったので、散策をしてから早くも次の目的地、鹿児島へ向かうことにする。 -
熊本といえば熊本城。ということで熊本城へ向かった。昨日も思ったが石垣の頑丈さは圧巻である。これぞ城!という存在感を十分に味わうことができる。特にゆるやかな傾斜は敵が昇りやすそうに見えて昇れないように計算尽くされたものだが、それが逆に美意識を感じさせる。
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相変わらず今日も暑く、はあはあ言いながら天守閣前にやってきた。昭和34年に再建されたものだが、さすが堂々としている。
中は熊本城の歴史が展示されていた。日本史オンチな私は加藤氏は改易されて細川氏の天下となったことも知らず、よい勉強になった。 -
天守閣の最上階からの眺め。阿蘇の山並みがきれいに見えた。さすがにくたびれたが、ここまで来ると風が多少はここちよい。
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市内で小憩した後、17:52発のリレーつばめで鹿児島へ向かう。リレーつばめは787系の7両編成である。基本的にJR九州の車両は奇抜すぎて嫌いなのだが、この列車はまだ古い(1992年導入)だけあって車内はあっさりとしたデザインで良かった。
といっても熊本からだとわずか20分で乗り換えである。 -
18:12に新八代へ着き、わずか3分の待ち合わせでつばめ53号に乗り継ぐ。乗客は車両の前半分に固められ後半分は誰も乗っていなかった。4人がけなので快適であるが、このデザインは私は好きじゃないな。
列車は出発後すぐにトンネルに入り、連続でほとんど景色が見られない。まあ覚悟はしていたが予想以上である。でも新水俣-出水間で不知火湾の夕日を見ることができ、良かった。 -
19:02に鹿児島中央着。わずか1時間ちょっとで鹿児島だからさすがに便利だ。
今日の宿は天文館通に近いビジネスホテルである。ここ鹿児島も市電が活躍している。市電に乗ってホテルへ向かう。 -
鹿児島といえば黒豚。ということでとんかつを食べようと思い、鹿児島県民交流センターにある「華蓮Jr」に向かう。華蓮はJA直営のお店で、おいしい鹿児島牛・豚を食べさせてくれる店であるが、夜は高い。Jrだととんかつが手頃な価格で食べられるので行ってみた。
公共施設のレストランなので、人がいないだろうと思って行ってみたが、時間が遅かったこともあるが案の定私1人。「黒豚ひれかつ御膳(1700円)」はとにかく味が濃く、美味であったが、なんとなく落ち着かなかった。せっかくのお店がもったいない。潰れないようてこ入れされることを期待するばかりである。 -
鹿児島での仕事は順調に終わったが、東京から仕事の電話がありその対応に時間がかかってしまった。国内出張はこれだから大変である。
というわけであまり時間がなくなってしまったのだが、さっと名所を回ることにした。15:30過ぎに天文館を出発し、まずは西郷隆盛像を訪れる。上野の像とはまた違い、陸軍姿のりりしい像であった。
このあたりは島津の城跡や洋館が並び、歴史ある街並みを形作っていた。 -
市内を周遊するカゴシマシティビュー号で城山へ向かう。市営バスなので180円均一。車内は観光客で混んでいた。
城山は標高わずか107mであるが、かなりきつい上り坂を登っていく。ヘアピンカーブの連続は座れなかった身にはちょっとつらかった。 -
城山からの桜島の眺めである。あいにく台風の影響で頂上付近が雲に覆われてしまったが、街のすぐ近くに横たわる大きな山はまさに圧巻であり、鹿児島を見守る街のシンボルである。月並みな眺めではあると思うが、来てよかったとおもう。
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あまりに暑かったので鹿児島名物「白熊カキ氷」を食べる。といっても時間がなかったので土産物屋の市販品であるが。
ものすごく甘いミルク氷に最初は辟易したが、慣れてくると果物や小豆との相性もよく、そして何より冷え度合いが最高である。おいしくいただき、汗もすっと引いた。 -
今度は市電に乗り、再び鹿児島中央駅の方へ向かう。鹿児島市電も低床車の導入が進んでおり、新車も数多く見ることができた。頼もしい限りであるがプリペイドカードがないのは痛い。しかも160円均一は一番両替頻度の高い運賃ではないかと思う。短期者は一日乗車券を買うか微妙なことも多く、ぜひカードの導入を望むところだ。
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最後は駅近くの「維新ふるさと館」を訪れた。ここで薩摩の歴史を学ぼうと思ったのだが、目玉のロボット演出による体感ゾーンが時間の関係で見れなかったこともあるが、どうもいまいちで、時代の流れもあまり整理されておらずわかりにくかった。
目の前には甲突川が流れていた。かつては見事な石橋で有名だったが、10年前の豪雨で石橋は壊され、一部は移築されてしまったそうである。今日は水量も少なくそんなことがあったとは思えない眺めだが、もっと早く来ればよかったと思った。 -
ふるさと館を出たらすでに17:30。今日はこれから大分へ大移動である。18:10発のバスで空港へ向かった。高速に乗るまで時間がかなりかかったが19:00過ぎには空港に着いた。鹿児島空港は県全体で見ると真ん中の良い位置にあるが市内から遠すぎるのが難点である。
鹿児島空港にはクレジットカードラウンジがある。ここでジュースを飲みメールチェックをし一息ついた。 -
天文館付近で鹿児島ラーメンを食べようと思ったのだが時間がなかったので、せめてと思い空港でとんこつラーメンを注文。鹿児島では有名な山形屋デパートのお店なので、多少はおいしいだろうと思ったが…まあ、それなりであった。少なくともこれが本当の鹿児島ラーメンなのかも、よくわからない。
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19:55発のJL3664便、福岡行に乗る。この時間だと福岡経由でないと大分には行けない。本当は列車で行くのが時間もお金もかからないのだが、同じ経路を途中まで戻るのがいやだったのと、ステップアップマイルボーナスキャンペーンのために(笑)飛行機にした。
今日の機材はMD-81・JA8374号機、初めての機種である。 -
JL便であるが、運行はHLQである。さすが旧JAS系だけあってJALとは雰囲気が違う。よく言われるが、何かフレンドリーなのである。私は元々JAL派であったが、統合でJASに乗り始めてからそうでもなくなってきている。
新幹線開業後苦戦が伝えられるこの路線であるが、夜だけあってそこそこ乗っていた。ただし後ろはほとんどいなかった。
私は思いっきり後ろの33Eを選択。MD-81は最後尾の窓際にエンジンがある。この写真の右隅がそうである。こんな飛行機に乗ることもめったにないので、あえてこんな席を取ってみた。でも本当は33Aが非常口席でよかったのだが、空いているのに取れなかった。JGC以上じゃないとダメなのかな…。 -
飛行機はわずか40分で福岡空港に着いた。ここから地下鉄に乗り、博多で新幹線ホームに向かう。大分行の特急は博多から出ているが、小倉乗継にすると乗継割引で特急券が半額になるのである。
21:08発ののぞみ502号に間に合い、飛び乗る。小倉まではわずか18分。私は新神戸以西の新幹線には乗ったことがなく発乗車であるが、夜で何も見えないし、さすがにくたびれてきた。 -
小倉に着くと、ホームが人であふれていた。どうやら人身事故で遅れているようだ。1時間前の大分行特急も来ていないがそろそろ来るという。せっかく指定券を買ったところだが、早く行きたかったので自由席に乗っていくことにした。
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大分行ソニック53号は883系での運転である。遅れた割には自由席にも空席が多かった。
中央には4人がけのテーブル席があり、なかなか凝った仕組みになっているが、どきつい原色のヘッドセットや、鉄道には無意味なハットラックなど、機能性を重視していないインテリアは私は好きではない車両である。
ともあれ50分遅れて23時過ぎに大分駅着。いやー仕事してたわけではないけど、疲れた。 -
大分での仕事も順調に進むが、さすがに会社を空けて4日も経つと電話や仕事がひっきりなしにやってきて、段々終わる時間が延びていく。昼過ぎには終わったのだが結局夕方まで仕事をしていた(当たり前といえば当たり前だが)。しかも仕事中にデジカメを壊してしまった…。ということで今日はFOMAのカメラである。
仕事場のラウンジから国東半島を眺める。海に近いはずだが内湾なので水平線がほとんど見えず、ちょっと驚く。台風一過で今日は天気も良い。 -
大分はあまり観光スポットもなく、ガイドによっては全く載っていないものもある。とりあえず中心部の府内城の前を通ってみる。お堀と城壁がなかなか美しいが、内部の建物に現存するものはない。
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時間もなくなってしまったが、大分17:38発の柳ヶ浦行で別府に向かう。列車は2両で夕方ということもあり混んでいた。最新の817系電車はJR九州にしては珍しくコーポーレートカラーの赤ではない電車で、なかなかシックなデザインである。
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10分ちょっとで別府駅着。駅名標はかわいい温泉マークがあってなかなか風情がある。
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別府に来るのは三度目。とりあえずぶらぶらと歩き海を眺める。猿で有名な高崎山の緑が夕陽を浴びていた。しかし空の黄色は何だろう…。
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別府といえばもちろん温泉である。今日は有名な竹瓦温泉の砂風呂に入ろうと思い向かったが、なんと砂風呂は7/21-9/30まで改装中であった。まったくついていない。竹瓦温泉は6年前に来たことがあり、別のところへ行こうかしばし思案するが、結局100円と安いこともありここで一風呂浴びることにした。
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温泉の休憩所は6年前と変わらず風情あるものであった。若い旅行者と地元の客が半分といった感じであった。
この温泉はとても暑く、入るまでが一苦労である。しかし体の芯まで温まり、かつ外に出でも不思議と汗が出なかった。疲れもだいぶ取れた。
しかしそれにしてもこの温泉は風俗街のど真ん中であり、行くまでがまた一苦労である。6年前はこんな記憶はなかったのだが。これが観光地というのはちょっとなあ。 -
最終日。朝一番の稼動確認で現地対応が必要なくなったので実質フリーである。といっても大分市内は見るべきところも特になく、仕事もいっぱい残っていたので飛行機を1便前に変更し、お昼だけ食べて帰ることにした。
喫茶店で仕事をした後、県庁近くの「こつこつ庵」を訪れる。ノスタルジックな看板が並んだこのお店は郷土料理の店として有名である。 -
大分の有名な料理といえば「関アジ・関サバ」。早速「関サバ寿司」(2100円)を注文する。透き通るようなサバ寿司はちょっと高いが濃厚で新鮮な味がとてもおいしい。
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大分空港を利用するのは2度目。前回は別府からバスだったので、今回はここでしか乗れないホーバークラフトに乗ってみた。湾内を突っ切るのでなかなか速いが、海の上を滑るように進むので独特な縦揺れが心地悪い。今日は台風の影響もなく穏やかだったのがせめてもの救いだ。
そしてホーバー最大の見所は空港で陸に上がりS字クランクを陸上走行する所である。さぞかし素晴らしいドリフト走行かと思いきやエアホッケーかのごとく惰性で滑り、右へ左へぶつかりながら曲がっていくのである。これは楽しい。 -
13:55発の羽田行JL1790便はA300-600R・JA8562号機。JAL新塗装機であるが旧JAS機である。A300-B4なら乗ったことがあるがA3Rは初めてである。
大分はさすがに列車などで東京に行くには遠すぎるのか、飛行機は結構混んでいて満席であった。機内は家族連れも多く、普段の静かな機内とはえらい違いである。
飛び立ってしまえばわずか1時間半で羽田着。インターネットコーナーで仕事をして、浜松町のデジカメ修理センターに立ち寄り無事デジカメも直し、帰途に着いた。
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