nepal 2

2004/04/04 - 2004/06/18

のどかなポカラに1ヶ月以上もいた後戻ったカトマンズ・タメルはやたらに騒々しく感じ、５日間でギブアップ。夜はバーの音楽とダンシングレストランの騒音に悩まされ、部屋を変えてほしいと頼むと「あさってなら」と言うので一泊二日パタン逃亡を決意。

（余談：ホテルのオーナーに誘われ、そのダンシングレストランへも行くチャンスに恵まれた。お酒を飲み、モモなどつまみを食べながらステージで踊る女の子たちを眺めるというもの。日本やほかの国の同じようなものと比べればどうってことはないのかもしれないけど、露出度の少ないネパールにしばらくいた後だったので、ミニスカートから下着丸出しで踊るのを目の当たりにするとドギマギしてしまった。曲によってはサリー姿だったり、チューブトップだったり。女の子も色々いて面白かったけど、音が割れるほどの大音量でうるさかった。）

エリア ネパール

Mahabuddha Guest House
ダルバール広場から少し離れているけど、150ルピーにしてくれたし、簡素だけど清潔で気持ちのいいところだった。
ただし、トイレットペーパーが有料で20ルピーも取られた。
１階には日本語OKのインターネットも。

カトマンズで泊まったところでは、シャワーの水があっちこっちに飛んでしまい、肝心な自分にはなかなか当たらず、そしてソーラーパワーなのでタイミングが合わないと熱いお湯で浴びれなかったけれど、ここでは思う存分浴びれた。しばし放心状態。

名もないネワール料理屋
ウォーを食べる。ジャガイモのタルカリはとても辛かった。辛いのだけが飛び出したような味。嫌いではなかった。

ダルバールスクエア
タメルから逃げてきたのに、バイク・車はうるさいし、テンプーから降りたとたんに日本語でしつこく声をかけられてうんざり。でも適当にあしらって観光する。

ここで後に出てくるUddabに出会う（nepal 3）。クリシュナ寺院を眺めていたら話しかけてきた。正直うっとうしいと思ってまた適当に受け答えしてたんだけど、中に入れるのか尋ねたら「聞いてくるから待ってて！」と。さっと戻ってきて、入っていいとのこと。ガイドじゃないし、お金も取らないというので一緒にまわったら色々教えてくれた。とはいえ、こっちが無知すぎてついていけない部分もあったのだけど。

ポカラに長く滞在してたことを話したら、自分の家の近くにも湖があるし、ここから近いし、きっと気に入るから遊びに来い、母親とおばあちゃんも一緒だから泊まっても平気と。
いきなり泊まりはないだろうと、翌日の昼間ご飯を食べに行く約束をする。

ストリートガイドの男の子たち。
はじめは身構えておく。
どこの国に行っても感じることだけど、すべての物売りやガイドがしつこい悪人ではない。当然お金を稼ぎたいので、なんだかんだと話しかけてくるし、ふっかけてきたり詐欺まがいのことをしたりするのもたくさんいるけど、こっちがどういう人間かわかるとそれなりに対応してくる。

一人でのんびりしたいときに話しかけられたので、聞き流していたらそのうち去って行った。が、後でまた出会ったらニヤニヤしてたのでパシャリ。
後日、Uddabとの待ち合わせに遅れてすれ違ってしまったときに一緒に探してくれたり、お茶を飲みに行ったら当然のようにおごってくれたり、なんだかんだで世話になっちゃった。

マチェンドラナート
雨季をひかえての雨乞いの祭り。
カトマンズやパタンを練り歩くという山車にラッキーなことに出くわす。
後日読んだ本によると、「台車に取り付けられた山鉾の先が、電線をのきなみ引っかけていくので、この期間はよく停電になる」のだそう。
祭りなどなくても年がら年中停電してるけど。
この夜も例外なく停電に。そこらじゅうでローソクを灯し、道端はにぎわっていた。
GHに戻ってから屋上に上がり、遠くの山々や家屋の小さな明かりなど見ていたら、酔っ払った男たちの大合唱が聞こえてきた。

おじゃましたPremの部屋の一角、台所コーナー。
チヤをごちそうになる。
人んちの台所を覗いたり、店のキッチンに忍び込むのが好き。