チベット「天の湖ナムツォ」標高5000メートルで生活する人々

2003/09 - 2003/09

中国人は、西蔵（シーザン）、その他の国の人はTIBET（チベット）と呼ぶ。どっちでも良いですが、とても中国の一部とは思えない地域なので、ここではチベットと呼ばせていただきます。恐らく多くの日本人が持つイメージ通りの国ですので、是非訪れることをお勧めします。

エリア 中国

日本からチベットに行く方法の中で私が選んだルートは、成都（四川省）を経由した空路での入境方法だ。限られた時間を考慮し、飛行機で確実に行けるルートを選んだ。特に単独でチベットを旅行する者には、非常に冷たい中国規制があり、どこかで同行者を探す必要があった経緯を考えると、成都という街は最もチベットに入り易い中国都市であるといえる。他の都市からも行けるし、最も風味深いバスでの入境を選びたかったことは言うまでもない。確か25時間のバス旅行だと聞いている。

チベットの魅力の一つは、信仰深い人々とのふれあいである。街を歩いているだけでも楽しい。

私が選んだ地域は、ナムツォ（納木錯）というエリア、天の湖を意味する。標高は5000メートル、夏場（6月から9月）は、遊牧民族の避暑地と化す湖畔エリアだ。ラサからは、車で４−５時間程度かかるし、バスはない。彼らがランドクルーザーと呼ぶ四輪駆動車をチャーターしたが、トヨタのランドクルーザーである保証はない。ラサでは四輪駆動車を全てランドクルーザーと呼ぶらしい。非常に強いブランド力である。

子供はどこに行っても子供。こんな過酷な自然環境でもゼンゼン平気みたい。

一番景色の良いトイレはここだと思う。トイレでしゃがんでいる時に撮った写真です。