zoleさんのクチコミ全2件

事前にクチコミをチェックして迷った挙句、外湯めぐりに便利そうなこちらに決めました。
場所的には7つの外湯のだいたい中心（柳湯の前）にあり、どの外湯にも10分以内で行けたと思います。
交通費込みのセットになったプランでおまかせ会席だったと思いますが、茹でがに、焼きがに、かにすき（1人用）、刺身（甘エビ、鯛、イカ）、たらのフライ、牛肉の陶板焼き、かにめしなどがありました。
女性や年配の方ならこの内容で大満足だと思いますが、男性や若い方なら物足りないかもしれません。
建物は古く、昔の旅館そのものです。しかしながらお一人お一人の従業員の方が精一杯対応してくださっていたのが印象的です。
冬で寒い日でしたが、部屋も暖房がよく効いており、アメニティもきちんとそろっており、夜にはお水と氷までポットに入っていたのは気が利いていると思いました。もちろんポットのお湯やお茶セットなどもあります。
建物やサービス、料理の内容などは主観がありいろいろな意見もあると思いますが、総じて十分な内容だったと思います。

2012年3月1日～2日の1泊2日で7つの外湯すべて回ってきました。
城崎温泉の宿に宿泊されるとチェックインからチェックアウトまで外湯に何度でも入れるフリーパスがついています。これは1000円で誰でも購入出来るものです。
宿泊されるならこのパスで最大限まで外湯めぐりされるといいでしょう。
私の場合、15時～翌日10時までに6つ入り、チェックアウト後600円で残りの1つに入れました。
外湯の7つはそれぞれ風呂の種類や大きさに特徴がありますので事前に調べて効率よく回られることをお勧めします。
大きさなら「さとの湯」「御所の湯」「鴻の湯」です。いずれも露天風呂があります。
城崎温泉はどの外湯も温度が高めです。お子様は長風呂できないかもしれません。中でも「柳湯」はいちばん熱くなっています。
おすすめは、大きいお風呂で身体や髪を洗ってゆっくりと堪能し、小さめのお風呂では軽く楽しむ程度にされることです。
いずれの外湯も同じリンスインシャンプー、ボディーソープしかありませんので、女性の方はシャンプーやコンディショナー、洗顔フォームなどの持参をおすすめします。
また、ドライヤーは「御所の湯」以外は有料（100円）です。コンセントは使えませんので持参されても無駄です。
大きいお風呂では湯上りに休憩する椅子やマッサージチェアなどがありますが、「まんだら湯」や「柳湯」では飲料の販売などもありませんのでペットボトルなどを持参されるか、近くのお店が開いている時間帯に行かれる方がいいです。
私の場合はお店が閉まっている夜の10時以降に行ってしまい、自動販売機まで我慢する羽目になりました。
また、旅館に宿泊されると浴衣で外湯めぐりが出来ますが、旅館によって浴衣にも特徴がありますので、色浴衣などを希望される方は事前に調べられたほうがいいでしょう。
外湯めぐりは徒歩で回れる範囲内（おそらく2km程度）にまとまっていますが、道路は生活道路になっているため、のんびり歩いていても結構な速度で車が往来してますので気をつけて下さい。
私が行ったのが3月だったこともあり、学生さんの団体がたくさんいらっしゃいました。他の温泉街に比べ、年齢層が低いのも特徴かもしれません。お風呂などでは場合によってはにぎやかになってしまい「温泉でゆっくり」とはいきませんでした。
泉質はかけ流しではないため期待されると塩素系のにおいにがっかりされるかもしれません。温泉そのものより、外湯をめぐるというおもしろさや、町並みの雰囲気を楽しまれると良いです。
30年ぶりの城崎でしたが、古き良き時代が残るという表現がぴったりではないでしょうか。少しレトロな昭和感を堪能されるのがおすすめです。