yanyanさんのクチコミ全5件

県外の人はビックリのようですが、鹿児島人には当たり前の「テーブル上で回転するそうめん流し」です。

キンキンに冷たい水の中グルグル回るそうめんは、子供も大喜びでした。
（普通の割った竹に水道水の流しそうめんより、冷たくて美味しかったです）
味自体は九州らしい甘めのツユに冷たい麺で、渓谷の雰囲気も合わさって家で食べるよりも美味しく感じました。そうめんのみなら550円、マスの焼き魚やおにぎり付きの定食で1300円でしたが、子供はもっぱらグルグル回るそうめんに夢中なので、魚は大人だけ食べました。
グルグル回っているので、子供も慌てず取り損ないの心配もなくゆっくり食べられました。

他の食べ終わったテーブルを見ていると、そうめんが流れている枠の内側の枠が外れるんですね。内側の枠をパカッと外して、蛇口をひねって水の勢いを多くして、グルグルしていた水も残ったそうめんも、ザーッとテーブル中心の排水溝に入っていって、あっという間に綺麗になってしまいました。その後、また内側の枠をはめて、水の勢いを調節して、、、あっという間の片づけを見ているだけでも面白かったです。

無料駐車場も台数はたくさんありますが、お昼時は混むようです。時間をずらすと安心です。（渓谷にあるので、長い階段を下りていくのですが、脇にエレベーターもあるので高齢の方やベビーカーも安心です。）

駅舎もないしホームがポツンとあるだけかと思っていましたが、意外といろいろありました。

駅のホームから見る開聞岳が素晴らしくきれいなのはもちろんですが、駅前に「幸せを届ける黄色いポスト」や「幸せの鐘」があったり、駅の目の前のお店には頑張ってる感のお店があります。
お店にはポストに投函するためのハガキや「最南端の駅到着証明書」（100円）が売っていたり、写真を撮るときに無料で使える面白グッズがいろいろ置いてあったりします。トイレも綺麗で、店員さんの愛想も良く（かつ無理なセールスなどはありませんでした）、すごく頑張ってるな～と思いました。

駅で写真を撮って終わりでなく、ぜひ駅前のお店にも寄ってみてください。

お隣の市営のそうめん流しには以前行ったことがあったので、今回はこちらに来てみました。

お値段は、市営のそうめん流しと同じでした。
違いは、こちらは有料ですがマス釣りのできる釣り堀があることです。万が一釣れなくても1匹は頂けますので、そうめんと一緒に食べられます。（竿も餌も貸してくれます）

釣り堀の水も湧き水なのかとても綺麗で魚がうようよ見えたのですが、、、20分粘りましたがピクリともせずお腹もすいたので、お店の焼き魚でお願いしました。
でも、周りの小さい子なども釣っていたので、もう少し粘れば釣れたかもしれません。
子供に負けた・・・

そうめん流しは市営と同じテーブルでグルグル回転する方式です。食事をする場所は、渓谷ではないので雰囲気は無いかもしれないですが、屋内で屋根もクーラーも付いているので暑い夏場はいいかもしれません。（市営は屋外と屋内と両方あります）

味も値段も同じ感じでしたので、「釣り堀」なら鱒乃家、「渓谷の雰囲気・川のせせらぎ」なら市営の唐船峡でしょうか。

バスでも近くまで行けるようですが、砂蒸し温泉が丘を降りた海岸にあり、歩いて往復するのは大変なので、車で行くのが楽ちんです。

砂蒸し温泉は他の土地にもありますが、ここはずばりお値段が2分の1程度です。（その後の値段の上昇があったらスミマセン：入浴料+貸浴衣820円、タオル（頭を砂から防ぐ用）は今回持参しましたが無い人は+100円）
その分、ゴージャス感やリゾート感はありませんが、砂蒸しのポカポカ体験が主なら十分です。脱衣所に無料の鍵付きロッカーもあり、砂蒸し後のシャワーと湯船もあります（石鹸・シャンプーは禁止なので、入りたい人は「たまて箱温泉セット券1130円」がいいと思います：砂蒸しから歩いて5分）

天気と引き潮のタイミングによっては、青空のもと開聞岳を見ながら砂蒸し出来るようですが、行った時は満ちていて砂浜が小さく、屋根付きの塀で囲まれた砂蒸し場でした。
でも、波の音を聞きながら砂の重みを感じながらポカポカ暖かい砂蒸しで、気持ちが良くて眠くなりました。
暑くなったらモジモジして自分で手足を出して、、、寒くなったら砂かけさんに声掛けすれば砂を上から足してくれます。
また、カメラを持参すると、砂に埋もれているところを砂かけさんがシャッター押してくれるので、思い出深い写真も撮れます。

砂蒸し温泉、病みつきになりそうです。

城山展望台への途中にあるので、歩いて行くより車かバスで行くと簡単です。

洞窟は、有名な西郷さんが西南戦争の最後の5日間を過ごした場所にしては、小さな洞窟に感じました。

でも、自然にできた洞窟ではないことから察するに、「士官たちが『敬愛する西郷さんを夜露に濡らしてはいけない』と手彫りで作ったのかな」とか、「戦争も終盤に西郷さんはこの小さな洞窟で何を考えて最後の決断をしたのだろう」とか考えているうちに、洞窟の小ささが逆に胸にこみ上げてきました。。。

夜が明け、小さな洞窟を出て自刃をする場所までの数メートル、、、思いをはせると、苦しくなりました。思わず、洞窟に向かって手を合わせてしまいました。