powaroさんのクチコミ全1件

有名なオランダ人画家レンブラントも風車小屋の管理人の息子でした。ここの風車小屋で風車が風に軋む音を聞きながら、幼少のレンブラントも風車小屋に住んで毎日この音を聞きながら育ったのかと思うと、偉大な画家が身近に感じられるようになりました。
風車の管理は風向きに合わせて向きを変えたり、風の強弱に合わせて帆を張ったり畳んだりと、大変な重労働であるばかりでなく、毎日の点検や保守、壊れた個所の修理等、高度な技術も必要とする仕事でもあります。そんな風車が500年以上（ガイドの青年によると約1000年前から）も前から湿地帯を町や畑に変え、かつて世界を席巻したオランダという国の礎になってきたことを改めて認識するとともに、人間の力のすばらしさを再認識させられました。