吉翔さんのクチコミ全1件
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投稿日 2010年12月13日
総合評価:5.0
わたしが、京都にいた頃、毎日従業員と一緒に通っていた店です。
わたしが、地元に戻ってから日替わり定食の値段も上がったそうですが、以前が安すぎた…というのが、わたしの本音です。
まず、メインの料理、大食漢のわたしでちょうどいいくらいの量です。
付け合せに、煮物等の一品、小の蕎麦かうどん、ご飯(ご飯の量は減らしてももらえます、常連になれば、大盛りにしてくださいます)、香の物(つけもの)栄養バランスもバッチリ!
ちなみに、京料理萬重の社長以下従業員も利用されています。(内緒ですが、昼時を過ぎてからわたしは行っていたので、無料でコーヒーをご馳走になっていました〈常連ゆえの特権〉)
年長者が女将さん、店内を切り盛りしているのは長女、厨房を動き回っているのが次女、配達を任されているのが(ぼーっとした無愛想に見える)**君(根はいい男性です)
もし、これを見て行かれたら、吉翔(きっしょう)がよろしくと言っていましたとお伝えください…(忙しくなければ、コーヒーをサービス…期待はしないでくださいね)
三時頃、大原女(おはらめ)風の姿で現れるのが、野菜を卸している水沢さん、残っていれば、鷹峯葱(たかがみねねぎ)・とまと・イチゴ等何でもおいしいです。
特に葱は、熱を入れるとめちゃくちゃ甘いです(わたしは、九条葱より上だと思います)。(個人情報保護のため水沢さん以外の個人名は記載しませんでした)
そうだ、とんかつ定食もお勧め、うどんまたは蕎麦とどんぶり等の格安セットもありますよ。
まったくの余談ですが、隣(店に向かって右側だから南側)に若竹荘がありますが、お笑いタレントの和泉修(赤井英和の2度目の世界タイトルを目指そうとした前哨戦で(たしか)セコンドについていた彼は、赤井が倒され急性硬膜下血腫、脳挫傷になったことが悲しくて、今はなくなりましたが、ゑびやさん近くにあった喫茶アミーゴに泣いて飛び込んできたそうです)が大学時代住んでいました。
公園の桜が散り始める頃、近くのお寺(雨宝院、別名は聖天さん 詳しくはゑびやさんに訊(き)いてください、忙しくない時に…)、花びらが薄緑色の桜が咲き出します。桜の名前は御衣黄(ぎょいこう)です。わたしは、初めてそれを見て感動しました。
京都でも数本しかありません。大阪の造幣局にもあるそうですが、たぶん、桜と気がつかないで通り過ぎていると思います。
若竹荘のすぐ近くに民家がありますが、そこは、昔から由緒があり格も高かった家で西陣の八百屋のお玉さんを気に入られた徳川五代将軍綱吉は、そこにお玉を養女にだし、そこから、お玉を輿(こし)に乗せ江戸に…
それで生まれたことわざが「玉の輿」です。
これも本当の話なので(そのおかげか芝大宮町の鉾だけ菊の紋〈天皇家〉が入っています)みなさんも人に話してもらっても、恥をかきません!お玉さんが養女に入った家に大きな蔵がありました。その蔵を買われたのが、先代の京料理萬重社長です。
当時、歴史的なものに興味が無かった彼は、蔵の梁(はり)壁土(今では手に入らないほど良い土だそうです)等を使い萬重向かいの建物を建てられました。(蔵の中の書物は寄贈、そのほかの物は解体業者に…)後になって悔やまれていましたが、今、萬重向かいの建物は京都市の記念物に指定されているはずです。
萬重さんの入り口に灯篭(とうろう)があります。
これは、キリシタン灯篭といって貴重なものです…十字架がありますから、一見の価値ありのものです…
長々と読んでくださりありがとうございました…
らぶです♥…- 旅行時期
- 2010年12月
- 利用した際の同行者
- その他
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- 自動車の方は、今出川大宮(角に交番があります)から北行きの一方通行です
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- 12時頃は、バタバタしていますが、昼時が済めばゆっくり食べることができますよ♥
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 観光客向け度:
- 5.0