あんこちゃんさんのクチコミ全4件

奈良市街からは外れますが、一見の価値があります。駅から歩くと、趣のある参道を通ります。寺全体が山寺の雰囲気に包まれ、四季おりおりの花々が美しく、別名、「花の寺」とも呼ばれています。回廊の階段が、高齢者にはややきついかも知れませんが、特に、ボタンが有名。他にも桜が見事。貴重な文化財も数あり、本当に素敵な寺です。京都の酒っ気がなく、関西在住の方には、むしろ花を見るためには、こちらが穴場かもしれません。ただし、帰りの駅前の階段は、ちょっときついかも。観光シーズンには、室生寺まで直通バスが出ます。

公共の宿ですが、一般でもOKです。とにかくツインルームが広くてきれい。運がいいと、猿沢の池に面した部屋に泊まれます。ユニットバスも付いています。洋室だけに限っていえば、奈良ホテルの新館よりいいぐらいです。しかも駅から近く、アクセスは最高。食事もおいしいですし、朝は茶がゆがセルフサービスでつきます。穴場としてお勧めします。
わたしも含め、常宿にしているひとも多いです。これで１泊２食で１万円とは驚きです。
と、書きましたが、２０１３年８月いっぱいで廃業。一等地だけに、おしまれます。

意外にも見落とされがちな寺ですが、世界遺産です。国宝３つを有し、境内はきれいに整備されています。昔は宿坊もあり、奈良に来る度に宿泊させていただいたこともあって、
思い出深い寺でもあります。資料館も一見の価値ありです。意外と駅から近いので、是非訪れてください。近鉄奈良駅から徒歩１０分ぐらいです。

秋の正倉院展が有名ですが、人が多すぎるので、最近は観光地化し、ろくに見ていられません。むしろ、その他の時期の特別展が、比較的すいていて、穴場です。春の特別展なども、国宝が目白押しになるし、見ごたえあっておすすめです。なら仏像館や青銅器館（坂本コレクション）も必見です。仏像館はもともと旧館といわれていて、建物が重要文化財なのだそうです。無料ゾーンもゆったりしていて、売店は一見の価値あり。ここでしか売っていないカタログやオリジナルグッズもお勧めです。カタログはここにあるだけ、なのだそうです。欲しいと思ったら即買い！なのですが、専門家向けも結構あります。レストランは程々の量と味で、ゆったりと食べられます。飲み物の自販機があります。新館と本館は、地下を通って移動できます。トイレもきれい。仏教美術に興味がある人はもちろん、奈良に行ったら必ず見ておきたいところです。正倉院展は、夕方が、比較的見やすいという話です。とにかくすばらしい博物館です。