コンテストテーマ「旅に出たくなる写真」
10,000枚を超えるご応募ありがとうございました!
選考の結果、受賞作品が決定しましたので発表いたします。
トラッキー☆さん
ゴールデンロックを見た後、乗り合いトラックで麓の村へ。
トラックが着くと、人が殺到!!
バックパック持ってるから、トラックによじ登るなんてムリ!
「10倍のお金を払ってもいいから、トラック乗せて」って本気で思ってしまった。
まるで、ゾンビみたい・・・
審査員コメント
旅のハードさ、楽しさ、土ぼこり、汗の匂い、人々の声、すべてが伝わる写真。画面に収まり切らない人の多さも傾いたバスもいい。見れば見るほど面白いところが見えてくる、写真ならではの瞬間表現が素晴らしい。これからも驚きのある瞬間を捉えて下さい。文句なしで今回のグランプリです。
ほいみさん
前出の写真と同じアングルだが、山道を通過したクルマの明かりがアクセントになったかも。こんな自然豊かな場所は大切にしていきたい。
審査員コメント
非常にやる気を感じる星空写真です。計算通りにいかないのが写真の面白いところなのですが、星たちの軌跡に予測不可能な蛍の軌跡を重ねるなんて、とてもロマンティックですね。絶妙なバランスで画面が構成されています。この一枚を撮る為に、ほいみさん、どれだけ粘られたことでしょう。素晴らしいです。
裏山秀人さん
京都・保津峡に広がる気持ちのいい新緑風景を満喫することが出来ました
審査員コメント
緑のトーンの画面に赤い列車が引き立ちます。乗り物を上手く捉える為には、十分な下調べから場所取りまで、いろいろと準備が必要なので、渾身の一枚が撮れた時の嬉しさはひとしおですね。手前の緑のぼけ味によって立体感が生まれ、動きがあり、かつ整った表現になっています。
旅人隊長さん
北海道美瑛
青い池のライトアップ
めっちゃドカ雪の夜、木々も霞むほどでしたが雪降る感じが撮れました
審査員コメント
自然は粘り強さを要求される被写体ですが、この写真には旅人隊長さんの現場の理解の深さ、経験値の高さを感じます。応募された他の写真も素晴らしかったのですが、この一枚はシャープでクールな美しさが際立っています。
oyukiさん
部屋から見えないかもと思っていましたが、しっかり見えました。
ホテルの窓にも写りこみとても綺麗でした。
審査員コメント
この日この場所からしか撮れないゴージャスな写真ですね。都会的な風景の中に打ち上げ花火が咲き乱れている、非現実的な印象も面白いです。
YUKAさん
ダサネチ族の女性。ヘッドアクセサリーはビール瓶のふたやネジ。
すごく美しくてしばらく見とれてしまった。
審査員コメント
女性のポーズもいいし、少し脱力した表情があやうげで、インパクトのあるヘッドアクセサリーやネックレスと上手く調和しています。それにしてもなんと素晴らしいファッションセンス!良い被写体との出合いを逃さずしっかり受け止めていますね。
アップルさん
8月お盆休みを利用して、フランス、アヌシーを旅した時の写真です。アヌシー湖の湖畔、ボート置き場の風景です。
水の透明度が高いため、空の景色が湖面にすべて写り混み、とっても美しい写真が撮れました。
お天気に恵まれ、素晴らしい景色にも出会うことができ、思い出に残る旅となりました。
審査員コメント
爽やかな夏の光がたっぷりと表現されています。ヨーロッパで過ごすヴァカンスも素敵、この湖畔を散歩したくなるような美しい一枚です。
今の時代、携帯電話さえ持っていれば写真を撮ることができてしまうのですが、折角の公募展ですから、撮る気で撮った写真を選ばせて頂きました。
美しいオーロラの写真、まるで彫刻のようなキャニオンの写真、面白い表情を捉えた人物のスナップ、、、本当は選びたかった写真がたくさんありますが、加工技術や完成度の高さよりも「この時のこの人しか撮れなかっただろう」という点を最後の基準にしました。
グランプリに選んだ写真には、観光地が具体的に写っていません。それがかえってよかったといいますか、写真らしい勢いに満ちた、最高の瞬間を捉えた作品でした。写っている人みんなが必死!そんななか一人冷静な表情で人を引き上げる人の淡々とした表情がよい。こういう写真は狙って撮れるものではありません。バックパックを背負いながら旅の途上であの写真を撮った撮影者のことを想像すると、益々面白いワンシーンです。
在本彌生(ありもとやよい)
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