旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

勤労トラベラーの二者択一〜雨季・乾季のどちらのシーズンを選ぶ?〜コスタリカへの旅 - サンホセのクチコミ

ウェンディさん 写真

ウェンディさん
女性 / サンホセのクチコミ : 8件
旅行時期 : 2014/08(約12年前)

コスタリカでであった生き物たち

コスタリカでであった生き物たち

  • コスタリカでであった生き物たち
  • リスザル
  • 黒コンドル
  • バク
  • ハキリアリ
  • コンゴウインコ
  • 親子鯨のジャンプ
  • アマケモノ
  • ノドジロオマキサル

コスタリカへの前に集めた情報と実際に旅をして得られた情報を、雨季・乾季別にまとめてみました。

【雨季の旅】
・雨季と云うと1日中雨のイメージだが、雨が降るのは15時〜夕方の2時間位が多い。
 8日間の旅でカサが必要な雨は3日間で、あとは霧雨程度。
 天気は予想以上に良かった。
・雨季はジャングルの木々も元気で、鬱蒼と植物が繁茂する密林を見ることが出来るが、 逆に葉が繁茂している故に、小型の鳥類は見つけるのが難しい。
特にケツァールは尾羽の短い時期でもあり、見ることは難しい。
・観光客の数は少なく、国立公園や保護区の中はゆっくりと散策できる。
 マヌエル・アントニオの現地ガイドの方は、乾季のピーク時はヒトが多すぎて、動物も昆虫もトレック道の傍には出てこないため、雨季の方がお勧めだと言っていた。
 ホテルも空いているので閑散期割引で宿泊できるところが多い。
・日本からの航空券の代金
 お盆と年末を比較する場合だが、お盆の時期は16万〜35万円位、年末は25万円〜35万円位で、チケットの種類にもよるが、お盆:雨季の方が安かった。
・ジャングルの中の蚊等の刺す虫。
 雨季の旅での一番の心配は刺す虫だったが、現地購入の虫よけスプレーの効果もあり、殆ど虫には刺されなかった。
・コルコバード(カーニョ島沖)で鯨を見たいならば、雨季の8月が親子鯨の姿が見られるのでお勧め。
・トルトゥゲーロでの亀の産卵を見たい場合も産卵期は雨季。
・気温
海岸部(コルコバードやマヌエル・アントニオ)の日中の気温は体感で30℃〜33℃位だが、朝・晩は涼しい風が吹き、気持ちよく過ごせる。
 関東地方の夜も蒸し暑い夏よりもコスタリカの方が過ごしやすい。
 モンテベルデの雨季は半袖でも過ごせるが、朝晩は長袖が必要。
・一般道の状況
 雨季には、一般道が雨季の大雨で冠水し通行止めになる可能性もある。
 個人で旅する場合は、最悪の事態を想定したバックアップのプランが必要。


【乾季の旅】
・意外なことに快晴の日と云うのは少ないそうだ。(マヌエル・アントニオのガイドによる)。
・ジャングルの川の水量も減り、木々の葉は元気がなくなるが、実はそこがポイント。
 小さな鳥を探すには鬱蒼と繁る木々の葉は邪魔なので、鳥を目的でジャングルに行くならば乾季がお勧め。
・ホテル代金は、乾季は高値で、特に年末は最低宿泊日数を設定している宿も多い。
 また、人気の宿は1年前に予約しないと半年前ではもう満室…と云う場合もある。
・気温は、乾季が若干、寒い。
 特に標高の高いモンテベルデでは、薄手の防寒具がある方が良い。
・長靴の必要性
 乾季の旅の場合は長靴が不要と思われるが、コルコバードへ行く場合は長靴必須。
・国外からの観光客の数は、乾季>>>雨季となる。
 特に野生動物などは人が多いと森の奥からは出てこなくなるので、朝一番に自然の中に足を踏み入れるのがよいかもしれない。

コスタリカの旅、一般的なベストシーズンは、ケツァールの尾羽が長くなる乾季の1月中旬以降だと思われがちですが、コスタリカで何をしたいか如何により、旅のシーズンは変わってきます。

私のコスタリカ旅の目的は【野生動物や昆虫にたくさん出会い、鬱蒼とした木々の生い茂るジャングルを味わう】であったため、雨季を旅のシーズンとして選びました。
また、雨季の航空運賃の安さも家族旅行には魅力的でもありました…。


〜実際に雨季を旅してみて感じたこと〜
現地の虫よけ剤さえ塗布すれば蚊に刺される心配は殆ど必要なく、レンジャーステーションで野性的な日々を過ごしたコルコバード、バク等の野生動物に出会えた森、鳥人間となり・王蟲の森を歩いたモンテベルデのジャングル、イギリス海岸の岩畳が紅に染まる夕陽、カーニョ島での親子鯨のランデヴー等、日本を飛び立つ前に考えていた以上のワイルドなコスタリカの自然を味わうことができました。

そして、ジャングルでの雨。
一度大雨が降り始めると、ジャングルのトレックはあっという間に水が足首よりも上まで上がり、どこが道だか分からなくなります。そして、木々もシェルターの役割を果たさず、樹に落ちた雨粒は滝の様に頭の上へ降り注ぎ、下着までびっしょりに濡れてしまいました。

雨季に旅したコスタリカは、様々な経験が出来た旅となりました。
雨季だからって、楽しめない…と考えるのは少し違うかもしれません。
雨季には雨季なりの楽しみ方があり、そして、乾季には乾季の楽しみ方がありそうです。


どちらの時期を選ぶかは目的により様々なので、コスタリカを旅先に選ぶ場合は、いつもの旅以上にじっくりと目的とシーズンを考えて、旅の時期の選択と宿泊施設の早めの予約がお勧め♪です。

関連旅行記
気分はターザン♪それとも森林学者? 鳥人間になって森を飛ぼう!/ジップ ライン☆アドベンチャー【2014夏 コスタリカ冒険譚 6/モンテベルデ編】

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP