観光客向けと侮るなかれ　アルゼンチン・タンゴ・ショー - ブエノスアイレスのクチコミ

現地旅行会社に手配を委託したもの。
いかにも観光客向けのところなのですが、それでもやはり本場なので、楽しめると思います。
ホテルからの送迎付きなのは安心。これにショーと、ディナーがつきます。
残念ながら、ショーの様子は写真撮影等不可。

お客さんは殆どが男女のカップルで、ほかに家族連れ、地元の人もちらほら居るようでした。
フリードリンクで、私は赤ワインをがぶ飲み。空くと注いでくれるので、ついつい…。
ディナーはメニューの中から前菜、メイン、デザートを選びます。それにパンがつきます。
私はモッツァレラチーズとハモンセラーノの前菜。バジルソース。おいし〜なんて思って食べていたら、三切れもあったので、これだけでお腹いっぱいになってしまいそうだった。日本人なら、一個で充分な大きさ。
メインに、トマトソースの平べったいパスタ。チーズもちゃんと削りたてのものを掛けてくれました。味付けは良かったです。パスタも思ったほどのガッカリ度じゃありませんでした。

最後にデザート。レモンアイスと、チョコレートケーキ。かわいい盛り付け。

22:00になると客席のライトが消され、いよいよショーが始まりました。ドキドキ！
最初に出てきたバンドはバンドネオン2、ヴァイオリン２、コントラバス、ピアノ、という編成。その後、女性だけのグループが出てきて、バンドネオン、フルート、コントラバス、ピアノという編成でした。

勿論ダンサーも何組か、男女のペアだけじゃなくて、ステージいっぱいに何人かが出てきた踊ることもありました。
曲は「ラ・クンパルシータ」「バンドネオンの嘆き」など、よく知られた曲が殆どで、割と若そうな女性の歌手も出てきました。寸劇のような、タンゴの歌に合わせた様なものもあり、とっても楽しめました。最後、「ブエノスアイレスの冬」で終幕。客の写真をそれぞれにと撮影してくれました。３５$でした。プロが撮った写真だから、綺麗です。
観光客向けだろうから…とそれほどの期待はしていなかったのですが、なんのなんの！やはり凄い！もうちょっと実験的な、というか新しい感じのものも観たいかな、と思いましたが、音楽もダンスも凄く懐が深くて良かったです。なにより、ブエノスアイレスでタンゴを聴いている、見ている自分にも感動してしまい(笑)ちょっと泣けてきました。嬉しいよー！！！