現金を多めにもっていくこと - ウズベキスタンのクチコミ
- ぱんスキュさん
- 女性 / ウズベキスタンのクチコミ : 48件
- 旅行時期 : 2015/08(約11年前)
旧ソ連のCIS国、ウズベキスタン。
近年ウズベキスタン航空が日本〜首都タシケント便を飛ばすようになり、また中央アジアの国の中でも観光都市が点在しており、徐々に知名度が上がっているように思えます。
ただ旧共産国家ということでいわゆる先進国とは違った法律や風習などが多々見受けられ、それなりの準備が必要だったりもします。
そのうちの1つが通貨の準備。
ウズベキスタンの通貨単位は『スム』ですが、これはあまり信用度に薄れるようで、米ドルも非常によく流通しています。
現地での細かい買い物はスムを使いますが、その際も最も両替しやすいのは米ドル→スム(ちなみにその逆はほぼ受け付け不可)。
ちなみにスムは最大で5000スム札までしかなく、札束が大変かさ張ります。
計算と持ち歩きがとても面倒です...。
そのため現地ウズ人は買い物等ではプリペイドカードを利用しています。
またクレジットカードの流通率が大変悪く、キャッシングもクレジットもほぼ全滅に近いです。そのため米ドルの現金を大量に持っていく必要があります。
唯一、クレジットカードのキャッシングができるのは、キャピタルバンク=国営銀行のATMのみ。しかしそれも数が少なく、やっと見つけても機械に現金が入っていないこともあるみたいです。
また入国時に税関で所持金の申告があるので正直に申告しましょう。
運が悪いと出国時に係員に現金を確認され、入国時より増えていると別室行きだそうです。
そしてこの国の最大の風習は、闇レートが依然として存在しているということ。
いわゆる二重レート式。
庶民はもちろん闇レートの方で通貨計算をしています。
公定レートは銀行・空港・大規模ホテルなどの公的機関に両替所があり、
闇レートでの両替は市場や小ホテルなどでしてもらえます。
ちなみに2015年夏のレートでは、
公定レート:1ドル=2800スムでしたが、
闇レート: 1ドル=最大4500スムでした。
最大で2倍弱ほどの開きがあるので、闇レートでの両替を強くオススメします。
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