危険な絨毯屋　FineArt - イスタンブールのクチコミ

イスタンブールのアヤソフィアやブルーモスクあたりで、やたらと日本語で話しかけてくるトルコ人には注意です！！親切な感じを装い、そしてかならず、「日本に前住んでいた」「友だちに日本人がいる」「昔、日本人と付き合っていた」…など、安心させようと言葉巧みに近寄ってきます。

とくに、注意なのは、ブルーモスクからもほど近いマクドナルドの隣にある『FineArt』という絨毯屋です。日本人の従業員さんも働いているのですが、要注意です！

ブルーモスクで、ここの絨毯屋の仲間（日本語が上手なトルコ人）に声をかけられ、お店に行ったのですが、するとそこにはもう一人日本語が上手なトルコ人が待ちかまえていました（どうやらこちらがボスっぽい）。

絨毯屋には地下室があり、チャイを出してくれたり、一見親切な感じだったのですが…。私達が、あと数週間滞在することを知ると、どこにどのぐらい滞在したいのかを教えてくれたらプランをたててあげるよと言ってきました。私が、トルコの行きたい都市を何箇所か告げると、いきなり旅行会社に電話。数分後には、プランがFAXされてきました。その額、なんと一人1300ユーロ。
ツアーではなく、カッパドキアやパムッカレなどのバスと宿泊先だけでいいと告げると、「ツアーのほうが安いし、今はハイシーズンだから、自分達ではホテルがなかなかとれないよ」とボスに言われました。

次の日に違う旅行会社で聞くと、やはりこの値段はおかしいと言われました。どのホテルに滞在するかも書いていないし、ホテルはハイシーズンでも自分達で全然予約できると。FAXしてきた旅行会社ともグルだったんだと思います。

結局、きっぱり断り、それ以降の連絡には一切応じなかったので、被害にはあわずにすみました。まあ、前日一緒にしたバーベキューではかなりぼったくられましたが…。疑わなかった私達も迂闊でした。

後から知ったのですが、この『FineArt』という絨毯屋はかなり評判が悪いらしいです。私達はたまたま、ボスの彼女（行きの飛行機が一緒だった日本人女性）などが居たのでよかったのですが、女性一人で行った人などは、レイプされたという噂も耳にしました。

もちろん、親切なトルコの方にもたくさん旅の最中に出会いました。なので、すべてのトルコ人を悪くいうつもりはありません。ただ、観光名所でやたらと話しかけてくる人には気をつけてください！