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シュロス・ブランディス (Schloss Brandis) - マイエンフェルトのクチコミ

MKさん 写真

MKさん
男性 / マイエンフェルトのクチコミ : 5件
旅行時期 : 2005/04(約19年前)

昔のお城の塔がレストランになったもので、このレストランはミシュラン・ガイド (Michelin Guide) にも載っていました。

お城の塔が建っているすこし高台になったところまで行き、お城の塔のドアを開けて入り、奥の階段を上がるとレストランがある階に着きました。レストランは、高級なほうと、カジュアルなほうに分かれていました。私は高級なほうに入りました。高級なほうでも普段着で入ることができました。

そこは、お城のホールの1つで、テーブルがたくさん並んでいました。料理のアレンジなどをするテーブルもあり、食器などが置いてあり、ウェイトレスが、調理場でできた料理を、そこでお皿にアレンジしたりしていました。赤レンガ・タイルの床で、白い壁で、木を張った天井からは幾つか古風なシャンデリアがぶら下がっていたと思いました。ただ、日が長いので、ホールにある幾つかの窓から、明るい夕方の光が差し込んでいました。

メニューは、レギュラーのメニューのほうは英語とドイツ語がありましたが、季節もののスペシャルのメニューはドイツ語だけしかありませんでした。英語を話すウェイトレスが、スペシャルのメニューに載っているものが全てあるわけではないので、それについては、質問してほしいと言っていました。昔のお城ということもあったものと思いますが、料理の種類は、地元の食材を使ったクラシック・フレンチ風が中心のようでした。

マイエンフェルト (Maienfeld) の地元のワインを試したいと思い、ウェイトレスに尋ねて、地元の赤ワイン (Maienfelder Rot) を注文しました。注文は、確か、グラス、2デシ・リットル、3デシ・リットル、ボトルとなっていたと思いました。さっぱりしていて、あまり癖がなく、口当たりが良かったと思いました。

季節もののスペシャルのメニューにあった、ガーリックの芽のスープを注文しました。ウェイトレスは、その季節にそこの周りによく生えいるようなガーリックの芽から作ったスープと言っていました。スープは少し熱めで出てきて、確かにガーリックの芽をすりつぶしたと思われる緑色で、その香りと味がして、オイルが多く使われていて、量も多いほうでした。ただ、それほどしつこくなく美味しかったので、全部いただくことができました。

スペシャル・メニューには、その時には実際にはないものも多く、食べたいと思うものが見つからなかったので、レギュラーのメニューからポークのフィレのカルバドス・ソース (Calvados sauce) 仕立てを注文しました。ウェイトレスは、それは2皿出てくると言っていました。レギュラーのメニューのそのページにあるメイン・ディッシュは2皿出てくるものが多いと言っていました。

注文してしばらくすると、ウェイトレスが、たぶん調理の途中と思われる、アップルとチェリーの片を乗せたポークのフィレが3切れ入って、カルバドス (アップル・ブランディ) やクリームなどをベースにしたカルバドス・ソースが入った銅製の鍋を持ってきて見せてくれました。それから、しばらくすると調理が完了したらしく、ウェイトレスが、最初に2切れ、ソースといっしょにお皿にアレンジしてきました。見た目は小さく見えましたが、食べてみるとそれなりに量がありました。ポークとアップルとカルバドス・ソースがよく合っていて、比較的美味しいほうでした。それが食べ終わると、ウェイトレスが、残りの1切れを、お皿にアレンジして持ってきました。

それだけで、食べ過ぎになりましたので、後はコーヒーだけ注文しました。

ワイン2デシ・リットル、スープ、メイン・ディッシュ、コーヒー、ミネラル・ウォーターを入れて、80スイス・フランくらいでした。

このレストランのホームページは

http://www.schlossbrandis.ch/

にありましたが、ドイツ語だけのようでした。

その他、マイエンフェルトのレストランの情報は、日本語の「マイエンフェルトへのご案内」のホームページの下の

http://www.heidi-heidi.ch/heidiweb/eat.htm

にもありました。

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