中欧鉄道事情 - ポーランドのクチコミ
- アーサーさん
- 男性 / ポーランドのクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2010/10(約15年前)
2010年ハンガリー、ポーランド、チェコの旅をした。いつものとおり、航空機、現地移動手段(この旅では鉄道)、ホテルは、すべて個別にインターネットで自分で手配した。中欧の国で鉄道を利用するのは今回が初めてだ。海外で鉄道を利用する際は、すべて1等車を利用する。これまで、英国、ドイツ、オランダ、北欧、カナダ、米国で鉄道を利用した。中欧では、安全上の理由からもあって、鍵がかかる個室の1等車を予約した。利用した区間は、ブタペストークラクフ、クラクフープラハの2区間だ。ホテル費用を節約するため、列車は夜行寝台とした。ちなみに、他の国では、ロンドンー湖水地方、インスブルックーミュンヘン、フランクフルトーハイデルベルク、スキポール空港ーアムステルダム、エドモントンーバンクーバー、サンフランシスコーサンディェゴ、発駅を失念したが、着駅ストックホルムの区間などで利用している。英国及びドイツでは何度も利用している。
少ない経験だが、安心して利用できる鉄道は、西欧及び米国の鉄道だ。ただし、安心に「定時」の要素が入った場合は、カナダの鉄道は除外される。「定時」から除外されるのは、数時間単位の遅延が発生する場合があり得、飛行機への乗り継ぎが懸念されるケースだ。米国は、まあまあの範囲だ。中欧でのクラクフで夜11時の夜行1等寝台を待っていたら、来た列車に私が乗る1等寝台が連結されていなかった。車両がハンガリー、ポーランド及びチェコの国際編成の列車のようで、車掌が何人もいたが、私が乗車する車両の車掌を見つけるのが一苦労、見つけて交渉すると、とりあえず3等寝台に乗れという。けしからんと文句を言ったが、中欧などは、もともとサービス精神がない国柄、謝るでもなし、結局、満員の3等寝台に押し込まれた。割戻しを受けるため、乗車券に裏書してもらい、プラハの駅で返金窓口を探したが、他へ行けといわれ、帰国して予約代理店に返金を申し入れてもなしのつぶて、中欧の列車の旅の実情を知る良い経験になった。ただし、私の旅行哲学は、ハプニングも危険(あわないことにこしたことはないが)も旅の良い思い出と思っているので、2度と中欧で列車を使わないとは思っていない。かなり昔に搭乗機がハイジャックされ、欧州ー中東ーアフリカに引き回され、最終的にはアフリカで機体爆破全焼、緊急脱出で死ぬ思いを経験しているが、飛行機の利用をやめようと思ったこともないし、その時も、帰国後特別休暇とお見舞金ですぐにハワイ旅行をした位だ。ハイジャッカーに旅券も没収されて機体とともに燃え、旅券なしで帰国したので、私が本当に日本国籍の者か誰も知らない(?)
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス
- 3.5
- 利便性
- 1.5
- 安全性
- 1.0
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