カッカモ城　Castello di Caccamoは素晴らしい - パレルモのクチコミ

2019年6月にカッカモに行きました♪

カッカモは保存状態良好な古城が有名。
標高550メートルでパレルモ県に入る。
断崖上にそびえ立つ古城は本当に素晴らしい。
カッカモ城Castello di Caccamoは12世紀にノルマン王朝時代に築城。
それより以前はアラブ時代の見張りの塔があったという。
その後、スペインのアラゴン家の命により大改装されて現在に至る。
岩山の上に立つ古城は複雑な構造をしており、見応えがある。
美しい城門を抜けると中世時代の景観が広がる。
いくつかの城門を抜けるとパテオに出る。
周囲は当時のままの建物で、美しい石造り。
居住ゾーンで代々城主が住んでいたところ。
当時の生活が展示されていて、優雅な生活であったことを想像できる。
居住のあちこちにバルコニーやテラスがあり、パノラマが素晴らしい。
古城の全容がわかる眺めもあったり、
旧市街や大聖堂のカンパニーレを見下ろす絶景だったりと、
見る角度によって全く違う。
最上階の展望テラスからは主に北から西方面のパノラマが広がる。
眼下に青い湖が広がり、周囲には緑濃いなだらかな山が続く。
湖はダムでせき止めた人工湖でロザマリナ湖。
遠くに青いティレニア海が見え、そこから敵の侵略が手に取るようにわかる。

入場は6ユーロ。
9時-13時　16時-20時が開館
城内はすべて撮影OK。
トイレは完備。
全体の観光時間は1時間以上を要します。

古城全体のパノラマは北側の駐車場からお勧めで、
岩山の上にそびえたつ景観が素晴らしいです。
なお、観光ポスターによく使われる古城の景観は古城と向き合う小高い山の上の新市街から、
および、南側の県道からの眺めがお勧めスポット。
旧市街の上に立つ古城の景観がおとぎの国のようです。