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ミラノ〜ウィーンでロスバゲ - ミラノのクチコミ

夕焼番長さん 写真

夕焼番長さん
男性 / ミラノのクチコミ : 5件
旅行時期 : 2010/01(約15年前)

ロスバゲの現場、ウィーン国際空港

ロスバゲの現場、ウィーン国際空港

ミラノ・マルペンサ空港からウィーンに飛んだとき、見事に荷物が行方不明になりました。
いくら「国際線」とはいえ、たった2時間弱のフライトだからと高をくくっていましたが、まさかロスバゲになるとは(汗)

すぐさまオーストリア航空のバゲクレカウンターに行き、事情を説明すると「イタリアだから・・・」とひとこと。

・・・それで済ますんかい?!
(イタリア人ってよっぽど信用されてないのか、この話をドイツ系の人たちにしたら、みんな必ずひとこと目は「イタリアだから」でしたw)

いちおう、貴重品や最低限の身の回りのものは手荷物にしていたものの、着替えから洗面道具、友人へのお土産などすべては何処かへ。

「たいていは24時間以内に見つかりますので発見次第、お知らせします」と、宿泊先や連絡先を聞かれて終わり。

「着替えも洗面道具もないんですが」と言っても、「大丈夫です。24時間以内に見つかります」との一点張り。

しかし・・・ 夜になっても、翌日になっても荷物は見つからず。
仕方ないので、スーパーで着替えの下着や歯ブラシ、石鹸など最低限のものを買い込み、ほかは友だちから借りたり、洗濯して3日間を過ごしました。

結局は帰国まで見つかることはなく、帰国後すぐに成田の全日空カウンターへ。
手続きをしたあとに「現地でいろいろ買ったんですが、その費用って弁償してもらえるんですよね?」と聞くと、「それはオーストリア航空の規定によりますので、私どもにはわかりません」とのこと。
とりあえずレシートは捨てずに保管しておきました。

帰宅してから1週間後、荷物が見つかったとの電話が。
マルペンサ空港に『持ち主不明』として保管されていたとか。

・・・やっぱイタリアだ

送料はOS側負担で送ってくれるとのことでしたが、そのときに弁償のことを聞くと「申請書類を送りますので領収書類をつけて請求して下さい」と言われました。

申請書に添えられた文書には『社内規定で弁済範囲が決まっていますので、申請された費用の全額が弁済されるとは限りません』みたいなことが書かれてましたが、そんなことは気にせず、あるったけのレシートをくっつけて、さらに「せっかくの旅行が残念な結果になり、かなり大きな精神的ダメージ受けました」という感じの手紙を添えて送り返したところ、結果として申請した費用全額を支払ってもらえました!

実際にはお金では代えられないことですが、少しは気が楽になりました。
皆さんももし、ロスバゲにあったときには諦めず、レシートは捨てずに保管しておきましょう。
そしてロスバゲの9割以上は、必ず見つかるそうです。

達成感
5.0
結果としては満足しました

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