アレア・サクラはローマの聖域 - ローマのクチコミ

『ガイウス=ユリウス=カエサル、英語読みでジュリアス=シーザーは、紀元前100年ローマの貴族の家に生まれました。信長のカリスマと秀吉の人望、家康の組織力を兼ね備え、しかもその上Gacktの色気とガンジーの慈悲さえもともに授かるという、歴史上稀有な魅力を持つ人物で、民衆からも絶対的な支持を得て・・。
その彼がエジプトの美女クレオパトラと恋に落ちたのは有名な話。
敵対するポンペイウスの軍を破り、王の座につくという審議を元老院でする前44年３月15日、そこで彼を待ちうけていたものは彼を王に推戴する人々の歓喜の声ではなく、十数本のきらめく刃だったのです。
その暗殺者の中に一人の若者の姿を見た時、彼はすべての抵抗をあきらめその場に倒れこんだのです。
「ブルータス、お前もか･･･。」
息子のように愛したブルータス、彼さえもが自分を殺そうというのか･･･。その場はくしくも、元老院議場入り口ポンペイウス像の足元であったという。』

そんな舞台のアレア・サクラはトッレ・アルジェンティーナ広場にあります。