ナポリの路上でスマホひったくりに遭い、帰国後高額請求！ - ナポリのクチコミ

2019年10月ローマ2週間滞在中に1泊2日でナポリに出掛け、アマルフィ海岸への日帰りツアー集合場所までスマホを手にGoogleマップを見ながら歩いていたら、カプアーノ城近くの路上で、後ろから走ってきた若者にスマホをひったくられ逃げられた。iPhone11はストラップ穴付きのケースに入れ落とさないようにはしていたが、強くひっぱられたためストラップは切られた。一人旅でスマホはパスポートの次に大事なアイテムなので、それを一瞬にして失ったのはショックでしばし呆然、盗られたときには声も出なかった。気を取り直して予備のために持ってきていた古いiPhone8、ポケットWifiルータはリュックの中だったので、なんとか立ち直り、その日のツアーにも参加できその後の観光を続けられたが、盗られたiPhoneを悪用されてはまずいので、予備のiPhone8から「iPhoneを探す」でiPhone11を紛失モードに設定。ApplePay,Walletのカードを停止、アマルフィ海岸のバスツアー中は盗られたiPhoneが気になって旅行を十分に楽しめなかった。iPhone11は買ったばかりで、AppleCare+盗難・紛失プランに入っていたため、「iPhoneを探す」機能をONにしてあれば補償されるという。SIMの回線停止も宿泊するホテルに着いてからした。翌日ナポリ中央駅構内の警察で盗難証明ももらっておいた。旅行中に新しいiPhone11のカメラが使えないのは痛いが、金銭的な被害は無さそうだと考えていた。実際iPhoneの替わりも帰国後に届いたし。スマホで撮った写真も直前までGoogleフォトにバックアップしていたため残っていたし。
ところが帰国後1ヶ月ほどして、格安SIMの会社からクレジットカードの引き落としができないという連絡があり、連絡してみると今月16万円の請求があるという！(格安SIMなので通常は月\1700ほど)　通話記録を送ってもらうと、見に覚えのない、主としてローマ宛の国際電話の記録が100数十件も！　SIMのiPhoneはロックされており悪用されなかったが、SIMカードは抜かれて回線停止までの十数時間不正使用されていたようだ。携帯の回線業者では国際通話の上限料金を設定しているようだが、海外のローミング業者からの通話情報が遅れるため、上限設定を越えた分も全額ユーザーの負担になるという...。盗難に遭った場合でも減額など考慮されないので、盗難にあったら時を置かず回線停止を！ SIMのPINコードを設定しておけば、SIMを抜かれても被害に遭うことは無かったはずと深く反省。 スマホを起動するたびPINコード入力するのは面倒だが。eSIMなら抜かれないかと検討中。