春の欧州 - フランスのクチコミ

今年の5月GWの翌週に、スイス経由でドイツへ出張して、仕事を済ませてからフランスボルドー市から車で3時間程走った村に住む親友夫妻（英国人）をたずね数日を過ごしました。ボルドー空港に降りたらもう夏。友人夫妻は、昔からの計画通り、昨年引退して（欧米では年齢に関係なくリタイアする）ローマ時代の遺跡が残る古い村に移住しました。古い農家を改造して素敵な家に作り、母国で苦労した隣人トラブル（どこでも同じですね）を避けるため周辺の農地も買い取りました。イギリスより物価は高いそうですが、スーパーで見る日本では考えられないほどの食品の豊かさと安いこと（ワイン１本３００円ぐらいから）にびっくりしました。但しビールは高い。おいしいフランスパンやチーズ、彼女が作ってくれたシンプルなマッシュルームオムレツさえ何とも言えないおいしさでした。ダンナは、エンジニアで家関係のことは何でもできるので、村の人々のお役に立っています。彼女は、幸いイギリス人でなく（と語弊を招くとは承知の上ですが）ポルトガル出身で料理上手ですし、フランス語も不自由ありません。したがって、フランスに移住する多くのイギリス人がイギリス人コミュニティを作って土地の人達と交わらない傾向があることに比べると彼らは短期間で見事に土地になじんで楽しそうでした。人生の越し方について考えました。今回は、日本からチューリッヒまでスイス航空ビジネスの快適な旅で、現地でネットでボルドー行きのチケットを手配しました。（往復５万円弱）久しぶりにKLMに乗りました。行きは無事に着きましたが、帰りのボルドー空港ではトラブル発生。出発時間を大幅に遅れたため日本への乗りつきにあやうく遅れるところでした。やはり奮発してもルフトハンザにすればよかった、とこの点は少々悔やみました。