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ウィーン工房の設立者、ヨーゼフ・ホフマン建築 @WIEN - ウィーンのクチコミ

wiz さん 写真

wiz さん
非公開 / ウィーンのクチコミ : 65件
旅行時期 : 2008/12(約18年前)

建築家、工芸家、照明デザイナー、陶芸家、皮革職人、
ガラス細工師、装幀家etcであったヨーゼフ・ホフマン
(Josef Franz Maria Hoffmann/1870?1956)。 
彼は、現チェコ・ピルニッツ出身。 ブリューンの工芸学校を終え、
ウィーンに出てきて美術学校で建築を学んだ。
師は、カール・フォン・ハーゼナウアーやオットー・ヴァーグナー。

ウィーン分離派の中心メンバーの1人であり、1903年には 
コーロ・モーザーと「ウィーン工房」(Wiener Werkstaette/WW)を設立。

ホフマンの作品は、イギリスのモダン・デザイン
「アート・アンド・クラフツ」の芸術活動と密接な関係を持っている。
1900年の第8回分離派展ではグラスゴーからマッキントッシュが
出品のためウィーンを訪れ、1902年彼もグラスゴーに彼を訪ねている。

また、画家グスタフ・クリムトのベートーヴェン・フリーズのお披露目があり、
会場全体がベートーヴェンに捧げられた1902年第14回分離派展は
(数多くの分離派展のなかで)有名ですが、
この会場設営を担当し、壁面のわりふりから会場の色調、
照明の一切をとりしきったのがヨーゼフ・ホフマンでした。

さらに、クリムトの絵で有名なエミーリエ・フレーゲが
マリアヒルフ通りに開いたモード・サロン「カーサ・ピッコラ」も、
ウィーン工房(ホフマンとモーザー)のデザイン。

MAK国立応用美術館でも彼の工芸品などたくさん見れますが、
・・・・・ ウィーン内では、彼の 建築 も見ることが出来ます!


【19区、ホーエ・ヴァルテ住宅街の家屋群 Hohe Warte Artists’ Colony 】
★ヘンネベルク邸(写真家)
Henneberg double house(1900/01) Wollergasse 8 ,Wien19
★シュピッツァー邸(写真家)
Spitzer House(1901/02) Steinfeldgasse 4 ,Wien19
★モーザー=モル邸(デザイナー/画家)
Double House for Moser and Moll (1900/01) Steinfeldgasse 8 ,Wien19
★モル邸?(画家)
Moll House?(1906/07) Wollergasse 10 ,Wien19
★アスト邸(鋼業家)
Ast House(1909-1911) Steinfeldgasse 2 (=Wollergasse 12) ,Wien19

【※プルカースドルフ(ウィーン郊外)】
★プルカースドルフのサナトリウム
Sanatorium Purkersdorf(1904) Wiener Strasse 74 ,Purkersdorf

【13区、ヒーツィング】
★スキューヴァ=プリマヴェーシ邸(ホフマンの同じモラヴィア出身の実業家)
Villa Skywa Primavesi(1913-1915) Gloriettegasse 14-16 ,Wien13

【19区、デーブリング】
★クニップス邸(金属工業や金融機関と関係の深い大富豪)
Knip's House(1924/25) Nusswaldgasse 22 ,Wien19


?「ホフマンほど作品において饒舌であったいっぽう、
言葉において寡黙であった芸術家も珍しい。
工房を主宰するかたわら37年間にわたって
ウィーン工芸学校の教授であったにもかかわらず、
一冊の著書も残していないのである。
この点、彼がベルギーの工業家アドルフ・ストックレーと
出くわしたのは幸運だった。(→ストックレー邸 @ブリュッセル ※)
この出会いがなければ、ヨーゼフ・ホフマンは
多芸多才な芸術家肌の職人として、
芸術史のささやかなエピソードにとどまっていたかもしれない。」
(世紀末ウィーンを歩く/池内紀、南川三治郎著/新潮社)

【 追記 】
※2009年6月27日、なんとストックレー邸
 Stoclet House は、世界遺産に登録されました!
 お め で と う ? Mr. ホフマン!!
 これを機会に是非とも内部公開をして欲しいと切に願います♪
 http://whc.unesco.org/en/list/1298

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