アジアハイウェー・・・NHKの紹介が無ければ殆んどの人が気が付かずに通り過ぎてしまう場所・・2 - チェンマイのクチコミ

言葉が通じるならまだしも、タイ人は北部タイ語を話、英語は殆んど通じてなかっただろう・・ジェスチャーで説明できる範囲は狭い・・憤りとの戦いは人間の信頼関係以上に人間の心を壊してしまう・・その時の藤田さんの出現は恐らく救世主以外に表現出来なかっただろう・・戦後残留兵士としてタイに残りまさかこんなところで日本人とタイ人との間で橋渡しが出来るとは・・本人も思いもよらないことだっただろう・しかし、そのお陰で言葉の不便から解消されてからの作業は急ピッチで進み遂に完成する。・・・・確かに救世主であっただろう・・藤田さん自信もまさか戦後2つの国の橋渡し（本物と言葉の面等）が出来るとは思いも寄らないことだったと後に、語られている。でもこれでやっと少し肩の荷が下りたと言う藤田さんの思いも痛いほど感じるだけに、戦争と言う歴史の中の汚点が消え去るまでには本当に長い年月が必要だと言う事が良く分ったのではないだろうか？？
見た目は小さな橋だ・何気なく通り過ぎてしまいそうなそんな橋だ・・こんなドラマが過去にあった橋だと記憶に留めて旅を楽しんで頂たい物ですね。

でもデスね・・気をつけないと通り過ぎてしまいますから注意して下さい。

心なしかメロデーが・・中島みゆきさんの歌声が・・聞こえる・・