ガイドブックに載っている事が漏れなく起こりそうになって感動すら覚える - バンコクのクチコミ
- K子さん
- 女性 / バンコクのクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2011/11(約15年前)
空港のタクシー乗り場近辺
2011年11月にスリランカへのトランジットで約半日観光等で街へ出ました。
洪水騒ぎがまだ収まっていなかったので観光客も少なく向こうも必死だったのかも知れませんが、ガイドブックにこんなことが起こるから気を付けようね!と書いてある事がすべて起こりそうになって逆に感心してしまいました。身に危険が及ぶところまではいきませんが、ぼんやりしていたらぼったくりまくられるか、それを避けようとするといちいち労力と時間がかかって手間のかかる場所だなあ……と思いました。
交渉事も旅の愉しみと思えるような方ならいいのでしょうが、そういうの苦手だったり時間の惜しい短期旅行者はメジャーな観光地はツアーとかで巡った方が精神的にラクなんじゃなかろうかと思います。私は次に行くとしたら二度目ですけど、二度目にも拘わらずツアー利用するかも知れません(笑)。
・空港から乗ったタクシー
空港から乗るタクシーは社名やドライバー名・乗車降車場所・利用時刻などが書かれた紙を空港から渡され身元が割れています。にも拘わらず、ワットプラケオに行ってくれと言うとまずは挨拶のように「ワットプラケオ、ホリデー」と言う。……これが王宮は休みだとか言ってぼったくりお土産屋とかに連れて行こうとする手口か!もちろん王宮は休みなどではありません。続いて乗車すると、空港係員から渡されたタクシー情報の紙をちょっと見せてと言うので渡したら何気にそのまましまおうとする。……これが身元を隠すために空港で渡された紙を取り上げようとすると言うやつか!
ここで、私が返せーと怒ったせいか、その他のイベント「高速料金をよぶんに取ろうとする」は起こりませんでした。高速料金の領収書は自発的に渡してくれました。メーターも普通でした。中にはメーターでちゃんと走ってくれてる☆と思ったら異常なスピードでメーターが上がるハイパーメーターなるものが存在するそうです。
これらがあまりにもさりげなく行われるので予備知識がないと漏れなくすべて引っかかりそうです。
何とかすべてかわしきったかに思えましたが、降りるときになって「お釣りがない」をやられました。ひとりだったら徹底抗戦するところですが父母が同行しており時間もない事だったので、洪水で客も減って大変だろうしお見舞い代わりだ!と思う事にして数十バーツ泣きました。
・ワットプラケオの入り口にボートの客引き
……がいました。早朝便到着後そのままタクシーで移動したので本当にワットプラケオの開場時間まで1時間弱あったのですが、その間にボートに乗らないか?と。
話を聞いたらそう悪い値段ではなかったのでじゃいいよーと言う事でそのおっちゃんの呼んだトゥクトゥクで船着き場へ。……なんか正規の船着き場じゃなかったです。
しかも客引きのおっちゃんの言った値段と違い過ぎます。フリではなく本当に腹立ったので帰ろうとしたら追いすがってきてそこから交渉。もうなんだかよく分かんないけど一応安くなったのとボートには乗ってみたかったのと船体に元締めと思しき会社の名前と電話番号がきれいに入っていたので大丈夫かと判断して手を打ちました。
あとで値段調べたら三人でボートの貸し切りとしては相場くらいでしたが、元の値段は五倍くらいふっかけてました。でも日本国内の感覚だとまあなくはないかなと言う値段なので払ってしまう人もいると思います(1時間の貸し切り遊覧船でひとり3,000円弱とか払う人は払っちゃいそう)。内容自体は悪くなかったです。見どころではきちんと止めてこっちが写真撮るの待ってから動き出したりとか、シャッター押してくれたりとか。あと観光地も何もない水路に入っていって、洪水で家が浸かっているところとか排水ポンプから水がばんばん出ているところとかで止めてくれるので、わざわざそういうの見られる場所に連れて行ってくれたんだと思うんですが、商魂逞しいな……と思いました。
帰りはレストランと市場のあるきちんとした船着き場につけてくれました。
途中でやはり少人数でボート貸しきっている人とぽつりぽつりとすれ違い、あのひとたちは幾らで手を打ったのだろうかと気になってみたり。
・観光地にはあやしい客引きがたくさん
ワットプラケオからワットポーに徒歩で移動する間、五メートルおきくらいにマッダームマッダームとか声を掛けられました。私は無視しようとしていたのですが、同行の父や母がうっかり立ち止まってしまったりして大変だったです。
試しに1回だけ話を聞いてみるとやはり俺のトゥクトゥクでフリーで見られるブッダのところを回ったりしないかとか言うやつで……これが適当で大したことないお寺とかを回らされたのちぼったくりお土産屋に連れて行かれるというアレか!この期に及んでワットポーはホリデーとか言うやつもいました。息をするように或いは挨拶のように嘘をつきますね!
本当に鬱陶しかったのでツアーできた方がラクかもしれない……と思ったのはこのときです。
・ワットポーでひろったタクシー、基本ぼってくる
中年の父母もおり暑さで参り気味だったのと時間も惜しいのでマーブンクロンへタクシーで移動をこころみ、客待ちしていたタクシーに声を掛ける。なんかメーターが使われた痕跡の無いような代物だったので、「メーター?」と指さして尋ねると「200バーツ」とか言ってくる。空港からここらまで250バーツくらいだったのにありえない価格です。話になんない!と怒ると特に向こうも客に困っていなかったのか行ってしまいました。次のタクシーに声を掛けると「150バーツ」。やっぱりメーターは壊れててと言うか最初から動かした事無くない?と言う感じ。150でも高いのはバンコク初めての私でも分かりましたが父が体調を崩しかけていたのでもうそれで手を打ちました。
このドライバーは「これからどうするの?」とかきくので「買い物」とか適当に答えてから、しまった買い物とか言ったら別の店に連れて行くとか営業かけられるかも……とか思ったらそんなことはなかったです。一通だから回るけど遠回りしているわけではないから、とかちょいちょい道程の説明もしてくれたし。変な場所にも行かず最初に決めた値段をガタガタ言う事もなくマーブンクロンのまんまえに降ろしてくれました。
たった半日の滞在でしたが気の短い私はかなーり心が荒みました(笑)。癒しをもとめてバンコクに行く事はないと思います。嫌いな街にはならなかったけど、バンコク行くときは心に余裕があるときにしようと思ってます。
たった半日だけでこれだけのボッタクリ・ボッタクリ未遂に出会えます。
きっとその他の「こんな場所ではこんな事があるかも?」もかなりの確率で起こるのでしょう。
しかし最後のタクシーの運転手さんについて、「最初に約束した通りの値段で約束通りの場所に遠回りもせずウザい営業もせず連れて行ってくれた」と言うだけで「いいひとだ!」と思えてしまう……それがバンコクと言う場所です。
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