台湾料理を食べるなら歴史を感じながら、女娘的店 - 台北のクチコミ
- 瑞樹さん
- 女性 / 台北のクチコミ : 46件
- 旅行時期 : 2007/03(約19年前)
静かで綺麗な町並みの天母にある台湾料理店。金城武やビビアン・スーもお気に入りのお店です。
提灯が下がった入り口の向こうは、煉瓦造りの古い建物。外でにぎやかに御飯を食べている人も居ました。
店内に入ってみると、木のぬくもりが暖かなテーブルと椅子が並んでいて、台湾語が飛び交う一卓もありました。レジの付近には駄菓子や人形が飾られていて、何だか懐かしい雰囲気。内装は、店主さんの実家である宜蘭という地方のイメージで統一しているそうです。
お客さんに、家庭的な雰囲気を味わって欲しいとの願いで作られたそうで、所謂台湾の”おふくろの味”が楽しめる店といったところ。
まず「古早味肉」 (写真右上奥)は必食!豚の角煮なんですが、すご〜く柔らかくて、とろっとろ、プルップル。3時間以上煮ているそうです。
同じ写真に写っているのが「猪油飯」で、肉の代わりに豚の油と醤油をご飯の上に掛けて、おかずの代わりにしたもの。昔の貧しい時代の台湾を代表する料理。
太い竹に入っているのは「竹筒君子蝦」で、生きている蝦に様々な漢方薬を混ぜて作ったスープ。蝦のうまみに漢方薬のエキスが染み渡って、あっさりしていながらもコクが有って美味しいです。が、漢方薬独特の味…健康になりそうな味がちょっとするから、苦手な人は気をつけたほうが良いかも。
同じ写真の右に写っているのが「菜月甫煎蛋」、台湾版オムレツ。こちらもやはり苦しい時代に考えられた料理で、卵と塩辛い漬け物をかき混ぜて油で焼いたもの。ふっくらとして美味しいです。
写真左下は「地瓜葉炒菜」、その名の通りサツマイモの葉炒めです。
大陸から来た料理を食べるのも良いですが、やはり台湾に来たのなら台湾料理を食べてみてはいかがでしょうか。
- 予算(一人):
- 2,000円未満
- 料理・味
- 4.0
- サービス
- 4.0
- 雰囲気
- 5.0
- コストパフォーマンス
- 3.0
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

